第9話:主力の核心を!!!⑨
城門の外。
……あれは……!?
……
俺の名前はベルニス。魔王軍第九幹部だ。
「だから何だよ、興味ねぇ」
「おい!!こういうのはテンプレ的にちゃんと聞けよ!!」
「用件だけ言えよ、デュラハン」
(……なんだこのドS変態女、今日はやけにまともだな……)
「……今すぐ爆裂魔法で――」
「おい、それパクリだろ」
「爆発魔法……」
「おい、それは普通すぎるだろ……」
「くっ……!!!」
ドォン!!!
「……マジかよ……」
「ツッコんだだけで先制攻撃とかありかよ!!!」
「はぁ……ナイス爆裂……」
「パクリだっつってんだろ 시발!!!」
「それよりお前どうやって起きるつもりだ!!!」
「先生……」
「助けてください〜!!」
(この野郎……!!)
「ルナ!お前ら――」
「どこ行ったあの女!!」
「どこだよ!!!」
「ひぇええええ!!!」
「デュラハン!!!」
「魔王軍の幹部……!!私の夢……!!」
「女騎士として……!!」
「魔王軍幹部に虐められるのは――」
「私の役目だ!!!」
「殺してやる!!!」
「おい!!시발止まれデリニス!!!」
「行ってきます!!!」
「くそがあああああ!!!」
……
「我が名はベルニス。騎士として先制攻撃を仕掛けた貴様らを許さない……!!」
「初心者の村だからと舐めていたが、本気で行く」
「貴様に死を宣告する」
「!!」
「逃げろデリニス!!」
「ぐあああああ!!!」
「デリニス!!!」
「貴様らのような冒険者は絆が強い……」
「それを壊してやろう」
「その女騎士は、五日後に死ぬ」
「呪いを解きたければ、爆裂魔法を放っていた我が城へ来い……」
「スティール」
「!!?」
閃光が走る。
「……!?」
「いつの間に!?」
「フフ……知らなかっただろう、愚か者め!!」
「透明魔法+スティールのコンボだ!!!」
「それより何を盗まれ――」
……
「カズキ!!大丈夫か!?」
「私は平気だ……騎士としてこの程度の呪いでは――(長いセリフ)」
「まさか魔王軍の趣味がこんなとは……!!かなりハードだな……!!」
「この野郎……!!俺を満たしやがった!!!」
「カズキ?」
「……カズキ?」
「……시발、なんだこれ……」
「デュラハン……パンツ履いてたのか……?」
「いやそれよりどうやってパンツだけ盗んでんだよ!!!」
「……!!」
「来るぞ!!構えろ!!」
「何があったの?カズキ?」
(この女……!!)
「ルナ……시발、今さら来るのかよ」
「ごめん!」
「ご飯食べてた!」
「それはデュラハンじゃ――」
「貴様ら!!!」
「よくも我がパンツを……!!」
「これは……いや、むしろご褒美か……!!!」
「は?」
「騎士として、この高揚感は久しぶりだ……!!!」
「今すぐ呪いを解いて、魔王軍幹部として――いや」
「騎士として相手してやる!!!」
「시발!!!どうなってんだよ!!!」
「この世界の騎士どうなってんだよ!!!」
「このクソみたいな世界に絶望を!!!」




