第16話:このクソみたいな裁判に爆裂を!!⑯
(あの時は……いつだったっけ……)
ふざけんなァ!!!
捕まった時だろ!!!
あ、そうだ……
やり直し……
――時は、逮捕直後。
嫌だ!!!嫌だああああ!!!
拘束しろ!!!
嫌だ!!!
――尋問室。
サトウ・カズキ。
罪状は……言わなくても分かるよな?
はい……
いや待て!!
弁護士を呼ぶ!!
弁護士……?
それは何だ?
(そうだ!!!ここ異世界だ……시발 中世だぞ!!!)
コホン……
私の権利と人権を守る者のことです!!
目を覚ませ、サトウ・カズキ。
ここは尋問室だ。
裁判所じゃない!!!
ひぇっ……
では、始めよう。
机の上にある小さな魔道具……
これが――
お前の“弁護士”だ。
おい!!待て!!知らないって言ってただろ!!!
俺がいつ言った?
チーン!!!
……
さっきのは撤回しよう。
マジかよ……
第一問。サトウ・カズキ。
お前は普段から女性に対し
セクハラを常とし、品位を欠いた行動をしているという噂がある。
おい!!そんなこと……
最近、お前が何て呼ばれてるか知ってるか?
……まさか!!!
ついに俺の名声が――
はぁ……
困るな。
魔王軍第一幹部ベルニス、終末怪獣ナイトメア――
数々の試練を乗り越えたこの俺を……
何と呼ぶか――
人間のクズ。
クズキ。
ゲロ・クズキ。
人間獣。
おい!!!
誰だそんな名前つけたのは!!!
……
嘘ではないようですね。
ふざけんな!!!
これ嘘発見器だろ!?
嘘発見器とは?
……
チーン!!!
マジかよ……
全部バレてんじゃねぇか……
(中略テンポ 유지하면서 이어짐)
さあ!被告サトウ・カズキの裁判を開始します!
第一証人、前へ!
……
待て……お前……
カリアか?
あ……ごめん?
呼ばれたから仕方なく……
被告が透明魔法とスティールを使い、
パンツと……純潔を盗んだとの証言があります。
事実ですか!?
おい待て!!!パンツはいいとして純潔って何だ!!!
静粛に!!!
ドンッ!!!
ひぇっ……
あ……一度だけ……ありますね?
ありがとうございます!!!/待てェ!!!
第二証人、前へ。
名前は……ムネ・キョウゴツ?
ムダ・キョウゴツです。
……
なるほど。
あれ?なんでカリアの名前が混ざってる?
それはミスで……
ありがとうございます!!/시발 待て!!!
(휘적휘적)
(小声で)
(おい……!!ミンゴニング……頼む!!!)
異議あり!!/ミンゴニング!!!
被告……いや被害者サトウ・カズキは!
普段の素行は確かに問題があります!!!/おい待て!!
しかし!!!
やる時はやる男です!!!/この野郎ォ!!!
普段はセクハラや男女平等サッカーキックなど
問題行動もありますが!!!/殺せ!!!もう殺せ!!!
彼の言動は常に真実でした!!!/神様ァァァ!!!助けて!!!
異議あり!!/待て……ルナ!?
なんでお前まで!?
こうやるんじゃないの?/もう殺してくれ……
ドンッ!!!
静粛に。
これで十分だ。
被告サトウ・カズキは――
国家転覆罪には該当しない……
……はずだったが
……
ディジェル様?
何か問題が?
気に入らん。
あいつ、俺の家の近くで
爆裂魔法を連発しやがった!!!
おかげで睡眠リズムが崩壊した!!!
……
それは――
重罪ですね。
よって被告に死刑を――
は!?
시발!!!ふざけんな!!!
ミンゴニング!!!
このクソ裁判ごと吹き飛ばせ!!!
え!?本当ですか!?
裁判で爆裂魔法やりたかったんです!!!
待てバカ共!!!
ルナ!!!デリニス止めろ!!!
無詠唱!!!早く!!!
시발!!!止めろォ!!!
エクスプロージョン!!!
ドォォォォォン!!!
ひぇっ……いい火力ですね……
……皆さん?
生きてます?
あの……誰か……
私を背負ってください……
このクソみたいな裁判に――
災厄を。




