第10話:騎士道の頂点⑩
「ひぇえええええ!!!」
「デュラハン……!!」
「こいつ……!!」
「攻撃しながら隙を見て、私の鎧をゆっくり脱がしている!!」
「こんな攻撃は初めてだ……!!騎士として、感情が高まる……!!」
「つまり攻撃の強度が上がる……!!!」
「시발!!!!」
「なんだこのクソみたいな展開は!!!」
「火力付きの変態は攻撃力まで上がるのかよ!!!」
「はあああああ!!!」
「お前から、私と同じ気配を感じる……!!」
「最高の相手だ!!!来い!!!」
「望むところだ……!!」
「騎士として、騎士道の模範を見せてやろう!!!」
「何言ってんだよ!!!」
「どこが騎士道なんだよ!!!」
「ミンゴニング!!」
「お前大丈――」
「カズキ」
「え?」
「これは騎士の戦いです」
「私たちが割って入る余地はありません……!!」
「見てください、あの姿勢を!!」
「完璧な角度……!!」
「完璧なフォーム……!!」
「そして……」
「熱さまで……!!」
「何言ってんだよ!!!」
「ただの!!!」
「ドS変態同士の戦いじゃねぇか!!!」
「ルナ……!!」
「頼むから何かしてくれ……!!」
「ん?」
「なんで?」
「別にやる必要ないと思うけど……」
「マジかよ……」
「いや本当に言ってる?デリニスがほぼ制圧してるぞ」
「!!!」
「フフ……どうだ……」
「ルーンナイトとして魔力は使えないが……これは私だけのオリジナル技だ……!!」
「……素晴らしい……!!!」
「デュラハンになってから……いや……」
「私の人生で最高の技だ……!!」
「満足だ……!!」
「満たされた……!!」
「시발!!!なんだこの展開は!!!」
ドサッ。
「マジかよ……」
「倒したわけでもねぇのに……」
「ただのフェチバトルじゃねぇか!!!」
その時――背後から歓声が響いた。
「うおおおおお!!!」
「村の英雄だ!!!」
「デリニス!!!信じてたぞ!!!」
「変態無能女だと思ってたけど実力あったんだな!!!」
「お前はこの村の英雄だ!!!」
「な、なんだ……この感情の高まりは……!!」
「ひぇええええ!!!」
「시발!!止まれ!!どこまで盛り上がる気だ!!」
「15禁だぞコラ!!!」
「……」
「え?」
「デリニス?」
「……マジかよ」
「気絶してるのか?」
「ルナ、なんとかしてくれ」
「うん!」
「……」
「いや!」
「幸せすぎて倒れただけだよ!」
「今ヤバいこと言おうとしただろ」
「違うって!!」
「お前本当に女神か?」
「そうだよ!」
「시발!!!!」
「マジかよ!!!」




