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189 黄泉の女王 ③

到着すると既に門は閉まっていたけどそのまま壁を飛び越えて内部へと入って行く。

すると俺に気が付いた女中の1人がやって来てすぐに対応をしてくれた。


「ゲン様が言われていた通りにたくさん人を連れて来ましたね。」

「成り行きだけど爺さんには読まれてたか。後は任せても良いか?」

「お任せください。」


俺は6人をそのまま任せると次の用事を終わらせるために屋敷の庭へと向かって歩き出した。

すると後ろから感謝の声が聞こえて来たので歩きながら手を振るだけで返しておく。

恐らくは二度と深く関わる事は無いだろうし、それどころか今の俺と関わって良い事なんて何もない。


俺は庭に残りの3人分の骨を取り出すと先程回収した頭蓋骨と一緒に並べて準備を整える。

そして、もう一度蘇生薬を振り掛けるとなんとか蘇生に成功した。

後は包んである毛布と一緒に目の前の貸してもらった部屋に放り込んで今日は終了だ。

1日目からやる事が沢山あったけど、それも余計な事に首を突っ込んだ俺自身の自業自得と言って良い。

ただ今日は流石に疲れたので明日は少しのんびりとしておこうと思う。

イザナミもこんなに早くあの蜘蛛の糸からリボンは作れないだろうから最初に案内されていた部屋へと入ると準備してあった布団に潜り込んで眠りへと落ちて行った。

それにしても限界まで体力を消費したのは久しぶりなので良い夢が見られると良いな・・・。


しかし瞼を閉じて意識が闇へと落ちて行くと、まるで高層ビルから落下して行くような夢へと突入した。


「これはもしかして不安な時に見るって言う落下系の夢か?」


ただ、夢にしては空気が重苦しくて体に纏わり付くような不快感を感じる。

そのせいでいつもよりも落下に臨場感が生まれ夢のはずなのに現実よりもリアルに見える。

まさに異世界に転移する主人公の中にはこういう感覚を味わった者も居るのかもしれない。

そう考えていると次第に周りが見えるようになってきた。

地上が近づいている様で見える範囲の殆どを青々と葉を茂らせている木が等間隔に並んでいる。

そこにはまるで果汁園の様な道が碁盤の様に走り、ここが何者かによって管理されているのが分かる。


「それにしてもリアルな夢だな。」

「カ~カ~・・・。」


そして周囲を観察していると何処からともなくカラスの鳴き声が聞こえてくる。

この状況でカラスなら『アホ~』と鳴いていると思ったけど意外と俺の夢は現実的みたいだ。

しかし、迫って来る速度は現実から大きく逸脱しており、恐らくは新幹線を越えてジェット機くらいは出ているのではないだろうか。

すると迫って来た黒いカラスが3本足を使って俺を落下中に掴み取り、何処かへ向かって飛び始めた。

しかもカラスはカラスでも八咫烏とかいう奴らしいく、3本脚で翼を広げた大きさは5メートル以上ある。

俺を掴んで飛んでいるのに速度が落ちる気配が一向にないので流石にそろそろ夢では無いのではと思えて来た。


「ちょっと聞きたいんだけど今から何処に連れて行かれるのかな?」


まさか八咫烏が俺を空中で見事にキャッチして巣に居る雛鳥の餌にすると言う事は無いだろう。

もしそうならこれが再び夢である可能性を考慮する必要がある。

ただし、それもこの八咫烏が言葉を喋れればと言うのが前提だけど。


「あら。聞いていた通りこの状況でも動じないのね。どんな味がするか一口食べてみようかしら。」

「それならこれをどうぞ。」

「・・・。」


俺は指を1本千切ると八咫烏に差し出してみる。

しかし食べてみたいと言われたから指を千切って差し出しているのに呆れている様な視線が返された。


「食べないのか?」

「冗談のつもりだったのだけど・・・。」

「そうか。」


俺は軽く返して千切れた指を押し付けると再生を使って元通りに接合する。

初めて試したけけど明らかにレベルの壁を越える前よりも効果が上がっている。

違和感もないし速度も一瞬と言って良い程なのでスキルの効果も格段に上がっているようだ。

そうなると俺もアンドウさんと同じ様に飛べるようになるのも時間の問題かもしれない。


「こちらから振っておいて何だけど頭は大丈夫?」

「よく言われるな。でも今日はポーションをがぶ飲みしてるから確実に健康だぞ。」

「いえ、そう言う意味じゃあ・・・まあ良いわ。それよりもうじき到着するわよ。」


そう言われて視線を下げると遥か彼方に巨大な屋敷が見えて来る。

正確には分からないけど滞在している都よりも大きいんじゃないだろうか。


「ところで、もしかしてここは黄泉なのか?」

「そうよ。ここに普通は生身で来られないから魂だけを呼んであるの。それにここまで話せばあなたを誰が呼んだのかは分かるわね。」

「あ~イザナミ様だよね~。」

「その通りよ。アナタがあの方の依頼を達成したから報酬を渡すために招待されたの。」


まさか半日足らずで作ってくれるとは思わなかった。

良い物には時間が掛かると思ってしばらく待つ心算だったけど神にとっては朝飯前だったみたいだ。

これなら本当の朝食前に報酬を受け取る事も可能だろう。


そして次第に高度が下がり始め、屋敷の中央付近にある庭へと放り投げられた。

でも減速なんてしていないのでかなりの速度が出たまま庭に向かっている。

しかもそこには白い砂利が敷かれ綺麗な模様を描いて手入れも万全のようだ。

あそこに落下すれば修学旅行でヤンキーが有名な庭を踏み荒らした時のように大目玉をくらいうのは確実と言える。

ただ、以前にオーストラリアから日本に送ってもらった時の様に成層圏から落ちている訳では無い。

十分な余裕を持って停止すると問題の無さそうな庭の敷石の上に足を着けた。


「これなら怒られる事は無いだろうな。」


俺は敷石を踏んで屋敷に近づくと足を払って中に入った。

すると今度は黒い着物に身を包んだ黒髪の女性が姿を現し、俺に向かって廊下を歩いて来るので次の案内がやって来たみたいだ。


「我らが主がお待ちしていますのでこちらへどうぞ。」

「分かった。」


そして数分ほど進むと巨大な襖の前にやって来た。

ただ、案内の人も1歩で10メートル以上も進んでいるので縮地を使わないと付いて行くのが大変だった。

それにしても明らかに建物の高さよりも大きな襖なので空間が歪んでいて見た目通りの広さではないのだろう。

まあ、ここは現世ではなく黄泉の世界なので俺の常識が通用しない異世界と思っておこう。


そして女性はその華奢な腕で10メートルを超す襖を軽々と開けるとこちらへと視線を向けて来る。


「こちらへどうぞ。」

「ああ。」


そして中に入るとそこにも黒髪で美しい女性が玉座のような椅子に座っている。

てっきり周りの作りから時代劇などでお殿様が登場するような部屋を想像してたけど、予想に反してここは全体が石造りになっているので魔王城の玉座の間を連想させる。

そして女性の方は銀糸で編まれた白く輝くドレスで身を包み、妖艶な笑みをこちらに向けている。

かなり凄い変わり様だけど状況から考えてこの女性がイザナミで間違いなさそうだ。

そして見せつける様に足を組み替えると肩肘をついて声を掛けて来た。


「この姿の感想は?」

「すみませんが人の言葉では言い表せない美しさかと。(本音は何処の魔王ですかと問いたいけど。)」

「素直でよろしい。それではこの度の報酬を渡します。」


そう言って俺の横に居る女性に視線を向けると彼女はコマ落しの様に動いて俺に葛籠を持ってくる。

そして俺の前で蓋を開けると白い煙が・・・ではなく色とりどりのリボンが姿を現した。


「この中から好きな物を3つお選びください。その中から1つにイザナミ様が直接仕上げを施してくださります。」


どうやらベトベトで糸とは言えないような塊だった蜘蛛の糸が絹のような滑らかなリボンに化けたみたいだ。

これなら誰も蜘蛛から取れたとは思わないだろうけど、蚕も蛾の幼虫からなので実物を見ていないとどちらでも変わらないだろう。

俺は見せてくれたリボンからアケには赤を、ユウには紺色を、ミズメにはイザナミ様のドレスと似ている銀色に輝く白いリボンを選んだ。

俺はその白いリボンを女性に渡すと素早くイザナミ様の所へと持って行ってくれる。

するとイザナミ様は左手でリボンを受け取り、右手に俺が渡した真珠を取り出した。

そして真珠を握り締めるとサラサラの粉になり、それをリボンへと振り掛けている。

その途端にリボンの色が銀から淡い虹色に変化し、まるで天女の羽衣の様に変化した。

その見た目はとても美しくて素晴らしいのに作った本人であるイザナミ様の顔はあまりすぐれないようだ。

もしかして何か問題でも発生したのだろうか?


「なんだか私のドレスよりも良い出来ね。」


どうやら自身の着ている銀色のドレスよりも綺麗だから気に入らないらしい。

そして効果を鑑定して見ると殆どが文字化けいて読めず、その中で唯一読めるのが封印という効果だ。

どうやらミズメの持つ贄としての力を抑える効果があるようでアイツに送るには丁度良いプレゼントになった。

しかし問題なのはそのリボンを中々こちらに渡してくれないという事で、それどころかこちらを睨んでいる様な気さえしてくる。


「は~・・・。これで最後なんだけどな。」


俺はフルメルト王国で助けたアメフラシから貰った最後の真珠を取り出すと、一瞬で横に移動して着た女性へと渡す。

すると彼女はそれを受け取ると再びイザナミの元へと戻ったので、こうして見るとあの女性も大変そうなのであの能力も苦労の末に身に付けたものかもしれない。


「フフフ、今回のは本当に良く分かってるわね。」

「そう言えばさっきも言ってましたね。どういう意味ですか?」

「それは・・・・て事です。」


すると何やらイザナミ様は口パクで何かを話し始め、しばらくすると説明を終えた様な言葉で終わらせた。

もしかして俺の耳が一時的におかしくなったのだろうか?


「あの~・・・声が聞こえなかったのですが。」

「どうやらプロテクトが掛かってるから聞き取れないのね。・・・仕方ないからその時が来たら分かる様にあなたの頭に情報だけは入れておいてあげます。」


どうやら俺の知らない間に誰かに何かをされているみたいだ。

ただし、そんな事をする奴の見当は付いているので、もうじき目的を知る事は出来るだろう。

今はその遅れが致命的にならない事を祈るだけだ。


そして頭部に一瞬の痛みが走るとそれと同時にこちらに向かってリボンが飛んで来た。

これでようやくここから帰る事が出来そうだ。

あんまりここに長居してると自力で帰れなくなるような気がするのでお暇の許可を早く頂きたい。


「それでは報酬も貰ったので俺は帰りますね。」

「そうね。急いだ方が良さそうね。」


イザナミ様はそう言うとフィンガースナップで指を弾いた。

それと同時に俺に向かって衝撃波が襲い掛かり俺を風に乗せる様にして弾き飛ばされてしまう。

そして背後の襖が自動で開き俺はそのまま廊下を進んで空に彼方へと飛ばされてしまった。

帰りには黄泉平坂を登れるんじゃないかとちょっと期待していたのに残念だ。

それに急いだ方が良いと意味深な言葉も掛けられているので体勢を整えると自分でも加速して急いで現世へと戻っていく。

しかし、どうやら戻るまで背中を衝撃波が押してくれるみたいで次第に光に包まれ眩しさを感じると意識が体に戻って目を覚ました。

そして周りを見回してもまだ太陽も上がっていない様で、外も暗く朝までは時間がありそうだ。


しかし問題はそこではなくどうやらこの屋敷に侵入者が居るみたいだ。

それに気配を探るとここへと忍び寄っているのが分かり、こんな事になっているから俺を急いで戻したと言う事だろう。

ただ既に幾つかの気配が消え始めているのでこちらのメンバーも気付いて動き始めているようだ。

アンドウさんも居るので皆殺しと言う事は無いだろうから後で何者か聞いてみよう。


俺はさっき受け取ったリボンをミズメの手首に結んでやり静かに部屋を出て行った。


「さてと・・・狙いがミズメだとして俺が黙っていると思ってるのか。」


俺は次々に壁を越えて侵入してくる奴らの元へと向かって行くと、まるで黒尽くめの忍者みたいな奴等を発見した。

しかし、ここにはアンドウさんが居るので美しき翼の里の忍びではないだろう。

そうなると伊賀や甲賀の忍びである可能性が高い。

この時代に来たので会ってみたいとは思っていたけど、まさか敵として現れるとは思わなかった。


「本当に残念だ。敵対した以上は滅んでもらうしかなさそうだな。」


俺は最初に壁を超えて来た3人組の前に出ると有無を言わさず手首と膝を圧し折って庭に投げ捨てた。

そこも白い砂利で綺麗な模様が引かれているけど今はそんな事を気にしている気分ではない。

もし有用な情報を吐けば後で最低限の治療は行ってやろう。


それにしても今日は月も綺麗で良い夜なのに無粋な奴らだ。

きっと吸血鬼なら美女の血を吸いに現れることだろう。

そして虫の声が消えた静かな夜に骨の折れる音と短い悲鳴を残して夜は明けて行った。


「こんな物か。」


俺達は侵入者の撃退を終えると死体は収納し、生きている奴は庭へと運んで行った。

既に手足の節々は砕いているので身動きも取れない状況だ。

かなり手荒に扱っても悲鳴を上げないのはそれだけ厳しい訓練を受けていて耐性が備わっているからだろう。

それだけの訓練を受けて生き残っているのでアンドウさんが自分の里で人命の無駄使いを説いたのが分かると言うものだ。

ただしハッキリ言わせてもらえば、今のこの屋敷を襲撃するのは無謀としか言いようがない。

この戦国の世で伝説になりかけている爺さんに、現在では名を聞いただけで大名が震えあがるアンドウさん。

そして、今のところはモブ扱いの俺がいる屋敷だ。

今なら10万の兵力を連れて来ても撃退するのに1時間と掛からないだろう。


「それでアンドウさん。コイツ等は何者なんだ?」

「ああ、こいつらは伊賀の奴等だな。金を渡せば尋問の必要はないが・・・。」

「皆殺しにする。」


俺がそう言った瞬間に忍び達の口元に笑みが浮かぶ。

天皇が住むこの屋敷に攻め込んでくる時点で既に覚悟は出来ているのだろう。

それにここで死ねば拷問の苦痛を味わう事も情報を漏らす心配も無い。


「と、思ってたけどコイツ等をここで殺すのは勿体ないな。」

「どうするんだ?コイツ等には痛みや恐怖は通用しないぞ。」

「試してみるか。」


俺は男の1人の頭を掴むと目の前で視線を合わせる。

すると男はすかさず口を動かして唾を吐いて飛ばして来たのに対して軽く息を吹きかけて応戦してやる。


『ベチャ!』

「おっと、頭が粉砕したか。」


スキルを使うつもりは無かったけど咆哮が発動してしまったみたいだ。

完全に頭が消し飛んだので蘇生も出来ないかもしれない。

俺は男を横に投げ捨てると次の男の頭を掴む。

まだ30人以上は残っているし、半数以上は既に死んでいるので一人増えても問題ない。

もし足りない様なら他の死体を生き返らせて補充すれば良いだろう。


「どうだ。俺達に従う気はあるか?」

「ケッ!金を出せば考えてやるぜ。」


この状態でもコイツ等に恐怖を感じている気配はない。

しかし人間にとって恐怖とは本能の一つとして生まれた時から備わっているものだ。

それを感じないのは恐怖が無いのではなく、その感覚がマヒしているだけに過ぎない。

現に俺ですらイザナミ様と初めて対峙した時は体の底から恐怖が溢れ出していた。


「ならお前らが蓋をして押し込めている感情を呼び起こしてやろう。」


俺はステータスを開くとスキルを1つ取得する。

これを覚える必要は無いだろうと思っていたけど、今後も使う機会がありそうだ。

既に威圧は覚えているけどあれは体の動きを縛る効果が大きい。

しかし今回覚えたのは感情を縛る『恐怖』というスキルだ。

忘れる程の長い期間、恐怖を感じなかった心が急に感情を取り戻すとどうなるか・・・。


そして俺はスキルを発動すると男に視線を合わせた。

するとその効果は大きく体を震わせながら涙を吹き出し始める。


「ぎゃ・・・!」

「あまり騒ぐな。みんなが起きて来たらどうするんだ。」


俺は口を押えて悲鳴を止めると他の奴等へもスキルを使う。

すると残った奴等も顔を青褪めさせると全身を震わせ始めた。


「どうだ。俺達に従う気になったか?」

『コクコク!』

「最初からそう言えばこんな事にはならなかったんだよ。」


俺は男を投げ捨てると一人ずつ、確実に心を圧し折って後はアンドウさんに押してけておいた。

この人なら使える命を無駄に扱ったりはしないだろう。

ついでに死んだ奴らも1人ずつ生き返らせてアンドウさんの配下に加えさせていく。

ハッキリ言って敵として現れたけど、ここまで人を育てるにはお金だけではどうにもならない。

多くの犠牲と時間が必要になるので可能な限り無駄にしたくないのが本音だ。

なので下級ポーションと蘇生薬くらいは安い物だろう。


「アンドウさん後は任せたよ。もしかするとモモカさんも欲しがるかもしれないから確認しておいてくれ。」

「そうじゃな。アイツも支店を98店舗まで増やしたいそうじゃからな。」


モモカさんは本気でそんな事を考えているようだけど、商売が出来るのも平和な証拠だ。

今はこの周辺の平定が終わっていないので日本の至る所で多くの関所が分断しているけど、アンドウさんとツバサさん次第だから頑張ってもらおう。

遠くない内に平和になれば、それらも撤去されて物流が盛んになり物価も落ち着きを見せるだろう。


「それじゃあ俺はそろそろ寝るよ。」

「おい、ハルヤ狡いぞ!」

「悪いな。昨日は本当に色々あったんだ。雇った奴らの事は聞いといてくれ。」


流石に黄泉から帰ってすぐにこれは厳し過ぎる。

さっきまでは怒りが背中を後押ししてくれたから動けたけど、収まった今は体の芯から疲れを感じる。

きっと体よりも精神と魂の疲労が酷いのだろう。

俺は部屋に戻ると布団に潜り込み深い眠りへと落ちて行った。

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