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第2章 20

「はい、それではお題についてお話して頂きます、お願いします」

「名前、大庭興二。学校、嘉永会大学。アルバイト歴、大学入学時に始めたから…まぁそんなもんですね。」

アルコールの力は偉大だ。こんな適当な返答にも皆が笑う。

「前の人からの質問…ごめん、なんだっけ?」

「里奈さんからの質問で、『同期の印象は?』ですね」

「同期……茉子ちゃんは、しっかり者で頼りにしてるんですが、時々おっちょこちょいで可愛い同期ですね」

皆から歓声が上がるが、茉子ちゃんの様子を見る限り、あれは多分聞いていないだろう。

「…だそうです、茉子さん、如何ですか」

朝比奈が茉子ちゃんに話を振る。

「ごめん、本気で聞いてなかったわ。何?」

やっぱりなーと思いつつ、大げさにうなだれて見せた。

 それから二、三人が当たった後、

「ビンゴ!」

と言う声が隣から上がった。木賀だ。朝比奈から景品を貰って嬉しそうにしている。中身は店長の手作りクッキーの詰め合わせだそうだ。美味いに決まってるんだから、それは嬉しいだろう。

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