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第9話 問われた覚悟

 



 巨大な炎弾が【荒野】に降り注ぐ。


「たまらないな、これは」


 ジグザグに変則的に大地を駆け、閃太郎は炎の弾をことごとく避けていく。

 地面に着弾した炎によって地面が液状化し、マグマと化している事から見ても、どれほどの火力かがうかがい知れるというもの。


(避けるだけでは勝てませんよ)

 

 炎の威力に恐れおののく閃太郎に、サイファーの氷を思わせる檄が飛ぶ。

 わかっている。だが、制空権は向こうのもの。加えてこのまま避け続ければ【荒野】一帯がマグマと化す。そうなっては足の踏み場もなくなってしまうだろう。

 故に、


「仕掛ける」


(いつでも)


 これと決めた炎弾を大きくステップを踏んで避けると、こちらへ身体を向けるフェニックスを閃太郎は見据えた。

 

 そして、


「跳ぶぞ」


 足に力を入れ、助走を三歩。錬気法により強化された脚力が、一気に閃太郎の速度を最高到達点へ持っていく。


「おおっ!!」


 閃太郎が跳躍した。

 

(角度、速度。オール・パーフェクト。貫いてください、マス……閃太郎さん)


 人間大の砲弾が、フェニックスに向かって一直線。 

 フェニックスがその速度におののき、翼をはためかせて、炎のつぶてを無数に放った。

 閃太郎の身体にいくつも当たるが、

 

(その程度、熱量も大きさも今の閃太郎さんを止めるには値しません)


 神速で突貫する閃太郎には、小さな炎などでは皮膚を焦がすことも出来ない。

 閃太郎は空中で体の向きを変え、右の剛脚をフェニックスへと向けた。

 ただの剛脚ではない。錬気法による錬気を纏わせた魔力体にも届く脚だ。


「チェイサアアアアアアア!!」


 閃太郎の蹴りが、フェニックスの胴体を捉えた。


――ドンッ!!!

 

 インパクトの瞬間、閃太郎の錬気がフェニックスの体に浸透し、破裂した!


「GYAAAAAAA!?」


 胴体に巨大な風穴が開き、フェニックスはもがき苦しむ鳴き声を挙げて、魔力体を保てずに消滅した。




***




「い、一撃だと……!」


 上位召喚獣のフェニックスが霧散した光景に、ゲンジュウロウは戦慄を覚えた。

 本来、フェニックスは肉弾戦でどうにかなるような相手ではない。

 カラテやサムライならば遠当て、オンミョウマジックでの迎撃、いずれにせよ砲撃の類で打ち落とすのが定石だ。

 それをこの閃太郎は、刹那の打撃の一撃で勝負を決めたのだ。


「ふっ」


 地面に着地し、立ち上がった閃太郎は、特に消耗した様子もない。

 極めて平静で、自然体の立ち姿。


「化けたな……」


 目を焼くほどの錬気を内に秘めた正体不明の男が、とうとう真価を発揮した。

 秘めたポテンシャルは相当なものだとわかっていた。

 ところがまったくセンスの欠片も無かったから、今までただの愚図でしかなかったが、動きが洗練され、力の扱いを覚えると……こうなるのか。

 思わず、その立ち姿に畏怖を覚えてしまいそうになる――


「チェストっ!!」


「なっ!!」


 ゲンジュウロウが呆けたほんの一瞬の間に、閃太郎がゲンジュウロウに肉薄していた。


「ぐがっ……!」


「……僕の勝ちです」 


 閃太郎の掌底がゲンジュウロウ捉えた瞬間、ゲンジュウロウの意識は痛みを感じる間もなく途絶えた。



  


***





(流石です、閃太郎さん。その容赦のなさ、見た目どおりじゃないですか)


「……勝負は相手の意識を奪うまでだ。フェニックスを倒すことじゃない。それに……隙だらけだったから。あと見た目は関係ない」


 閃太郎はのびているゲンジュウロウを背負うと、里に向かって駆け出した。


(ともあれ、これでお礼参りは済んだのではないですか)


 サイファーが脳内で閃太郎に問いかけた。


「いや、80敗している今迄からすると、まだ足りないな。もっと圧倒できるようにしないと」


 閃太郎は意気込みを新たにした。

 特にニンジャマスター・クノイチのエリナリーゼとゲンジュウロウの召喚獣。

 まだまだ手札は残っているだろう。

 それにタキジやミハイルもクリーンな立会いでの勝利。

 彼らの手札を使い果たさせた上で尚、圧倒するぐらいでなければ、話にもならない。


(つまり閃太郎さんは、彼らのプライドを叩き折って、どん底に落とさないと気がすまないと?)


「誰がそんなことを言った。妙な憶測を立てるな」


(さて? では、そのお心をお聞かせくださいませ)


 心の中に住んでいるんだ。本当ならサイファーは言わずとも理解しているはずだろうが、サイファーは対話インターフェイスにして支援ユニット。とにかく会話を要求し、その中で考えを昇華させようとする癖というか仕様があるらしい。 


「……ソレくらいして見せなきゃ、強さの証明にはならないだろう?」


 最終的には、里の住人を全員相手取って余裕で勝てるぐらいにならなければ。


(いやそれ……物理的にかなり無理が。それにこれ以上の精神世界での時間圧縮はもう殆ど効果ないでしょう。今の閃太郎さんは身体の動かし方を習得しましたからね。あとは、スペックの問題化と。そうなると、イメージトレーニングでは限界があります)


 まあ、そうなるか。

 そもそも体感時間で数十年。サイファーは平然としているとは言うが、閃太郎としても、この辺りが限界である。

 あくまで体感時間なので、精神的な成熟というものはないのだが、これ以上の現実との時間の乖離は色々と不味い気がするというのは、正直なところ。


(その認識で合っていますよ。そもそも時間圧縮の最大稼動なんて毎日使うようなものではありませんし、あんな圧縮率で使うと本来は精神に異常をきたすのは当然みたいなレベルですから)


「おい、ちょ、おま……」


(強くなりたいといったのは閃太郎さんです。私はそれを支援しただけです)


「……」


 そう言われては、サイファーを非難する気にはなれない。

 それに確かに閃太郎は強くなっている。明らかに3ヶ月前とは次元違いの強さなのだから、そこは感謝すべきところだ。




***




「あ、センタくんお帰り~」


「ただいま、モモ」


 昼時になり、センジュウロウを家に送り届けた閃太郎はモモの家に帰ってきた。


「どうだった?」


「ん」


 戦果を聞いてきたモモに対し、閃太郎はただVサインを自慢げに見せた。閃太郎なりのドヤ顔を添えて、である。それはドヤ顔というには迫力がありすぎたが――、


「そっか、やったね!」


「まだシンさんとの講義は残っているけどね。そっちは午後からにするよ」


 モモは満面の笑みを返してくれた。

 すでにモモの中には閃太郎に対する遠慮や恐怖などは存在しないのだろう。

 それはそれで年頃の男の前で無防備に過ぎると思うが、やっぱり警戒されたら傷つくと思うので閃太郎はそこは指摘しないようにしている。


「まだまだ、これからだ」


 閃太郎はこれからも訓練は続けるとモモに告げた。


「ええ~? だって、センタ君もう無傷で皆を倒せるくらいなんでしょ?」


「一対一の限定された状況、だから。本当に100%あの人たちに勝てるかと言ったら、正直わからん」


「う~ん……割と皆も本気なんじゃないかなと思うんだけど」


「そうでもない。厳しいけれど、あの人たち【指導】しようとしているから。本当に本気になった場合はまた別の結果になるだろう」


「そういうものなんだ? センタくんって結構妥協しないタイプ?」


「……そういう風に見える?」


「うん。ストイックっていうか」


「……お腹が空いたよ。ご飯にしよう、モモ」


「あ、うん。下ごしらえは済んでるから、すぐに準備するね」


 台所へたたっと向かうのを見送ると、閃太郎は居間の囲炉裏の前に腰かけた。

 

「……ふう」


(何、センチメンタル入ってるんです? 愚鈍な閃太郎さんには相応しくありませんよ?)


 ため息をついた閃太郎に、サイファーが軽く毒を吐いてきた。


「なに? お前は一々毒を吐かずにはいられないの?」

 

(声に出さないでいいですよ。傍から見てるとエアマブダチと会話している痛い奴に見えますよ)


(……お前、絶対サブカルに詳しいだろ)


(しかし、貴方に悩む姿が似合わないというのは本心からです。目標に向かって、ストイックにがむしゃらになれる人。どんな苦痛にも耐える人。それが貴方では?)


 サイファーが、珍しく閃太郎を評価するようなことを言った。

 常時そうやってデレていてくれよ。


(デレとか何言ってんですか、気持ち悪い)


 だから心を読んで何も発言していないのに、反応するのはやめてくれないか。


(ささ、悩みがあるなら私が聞きますよ。カウンセリングによるマインドセラピーも兼ね備えたこの装着者支援ユニットの私に)


 いささかカウンセラーにしては人格攻撃が多い気がするが、なんとなくモモにこの手の話をするのは憚られたので、閃太郎はサイファーに話すことにする。


(……今になって、僕は何者なのか、考えるんだ)


 人は、記憶の積み重ねで自己を形成するもの。けれど、自分にはその記憶が無い。ルーツが無い。

 今は、根拠の無い風間閃太郎という男はこういうものだという漠然とした認識だけで日々を過している。

 だから、ふと何かに打ち込んでいないときは考えてしまうのだ。

 自分と言うものが酷くあやふやになる。

 この先、鍛錬も無くなり、モモを守る理由を聞き出したとして……その後はどうする? 

 閃太郎は、何か目標を見つけることが出来るのだろうか。


(ああ……アイデンティティクライシスですか。閃太郎さんの癖に生意気な。その図体で、思春期真っ盛りの中二病なんて流行りませんよ)


(……お前に話した僕が馬鹿だった)


(まあまあ、目標なんて、その場その場で変化していくものですよ。夢破れても、人が新たな夢を見つけるように。恋散っても、また違う恋が咲くように。別れがあっても、新しい出会いがあるように)


(……)


(とりあえず、モモさんをオトしてみるのはいかがです?)


「……WHY?」


 思わず閃太郎の口から言葉が漏れた。何故か英語で。


(だって、好きなんですよね? モモさんのことが無かったら、数十年分の訓練を耐え切るだけのモチベーションも無かったですもの)


(……んー?)


 正直、そういわれても、よくわからないが。


(え……? 閃太郎さん、ガチですか。マジですか。本気でそう思ってます?)


 ん? そりゃあモモはかわいいし、おっぱいすんごいし、気は利くし、癒されるし、かわいいし、守ってやりたくなるし、おっぱいすんごいし、かわいいし……だが、それだけだ。

 そんな好きとか、そういう次元の話ではないのだ。


(いや、いやいやいや。そこまで想ってて否定とかないですよ?)


「と、言われてもだな」


「何を言われたの?」


 突如降ってきたモモの声に、閃太郎は頭を上げた。

 そこには、両手で鍋を抱えているモモの姿が。


「……いや、ただの独り言だ」


「嘘。センタ君が時折、誰かと話してるの知ってるよ。誰と話しているかまでは見たことは無かったけど」


 バレているのか。ならば正直に話してもいいだろう。閃太郎はどの道、シンたちには話すつもりだったのだから。


(ストップ! ストップですよ! 私が原生生物殲滅兵器のインターフェイスだとばれたら……閃太郎さんもただではすみませんよ!?)


 サイファーがあーだこーだと言っているが、閃太郎の知ったことではない。


「……実は僕の頭の中に、妖精さんが住み着いているんだ」


「妖精……?」


 閃太郎は反芻するモモに頷いた。


「精霊とでも言うのか。気が付いたら僕の頭というか、心の中にいて、色々アドバイスをくれたりするんだ。最初は幻聴かと想ったんだけど、それにしては、ちゃんとした知性があるからさ」 


「…………」


 閃太郎はそれなりに言葉を選んでモモに説明した。実際妖精や精霊というのは、兵器の対話インターフェイスというよりもよっぽどしっくりくる。

 まあ、見た目は綺麗な女子でしかないわけで。


(……ほっ)


「へー……でもすぐには信じられないなあ」


「まあ、僕もそう思うよ。でも病とかじゃないんだ。確かに彼女は、僕の中にいる」


「……へえ、女の子、なんだ……」


「まあ、声の感じからしてそうだが」


 なぜだ、モモが若干沈んだ感じなっている。


「そうなんだ・・・ふーん」


 モモが何度かうんうんと唸ると、鍋を置いてから、閃太郎に迫ってきた。


「な、なに」


「……」


 がしっと、閃太郎の頭を掴んだものは、閃太郎の顔を覗き込んだ。


「センタ君、妖精さんに名前はあるの?」


「あ、ああ。サイファーって言うそうだ」


「サイファー……さんだね。えっとね、サイファーさん。もし、私の声が届いているなら……センタ君のこと、これからもよろしくお願いしますね。彼、すぐに無茶をするみたいなんで」


「えっ」


(えっ)


 呆気に取られた閃太郎とサイファーは、同じような反応をした。


「私も四六時中センタ君を見て上げられる訳じゃないし、でもいつも心配なんだ。このひとって、いつも生傷が絶えなかったし」


「モモ……」


(閃太郎さんには過ぎた、出来た人ですねえ)


(そんなことは、初めからわかっている)


 そう、この風間閃太郎が、モモとどうにかなるなどあり得ない。

 せいぜい目の保養にするのが関の山で、今以上を求める気など無いのだ。

 モモには、ただ健やかにあって欲しいと、閃太郎は願う。


(わかりましたとも、モモさん。この愚図マスター閃太郎さんは、私が導いて差し上げますのでご安心ください)


 余計な……お前は毒を吐かないと生きていけないの?


「任せろ……そういっていたよ、モモ。だから、そろそろ離れてくれ、ち、近い」


「……うん、なら少しだけ安心した」


 モモは慌てるでもなく、穏やかな笑みを浮かべてゆっくりと閃太郎から離れた。

 少しだけ名残惜しそうに感じたのは、気のせいだろうか。


「さ、ご飯食べよう!」


 モモは朗らかに言った。




***




「モモは何者なんですか?」


「そっくりそのまま同じセリフを返すぞ、セン」


 シンとの訓練は唯一の座学。肉体的にはここで休むことが出来るのだが……


「お前さんの人柄はとりあえず、里の皆は理解した。だからもう邪険に扱うことはないだろう。だが、モモのことは話が別だ」


 赤い丸眼鏡をくいっと治しながら、シンは言った。


「でも、皆さんが僕を鍛えているのは、モモを守らせるためでは?」


「それは思いあがりだ、セン。どちらかといえば、足手まといにならないようにだ。素人が一人いるだけで、戦線が乱されてはたまらんからな」


「一体何を想定していればそんなセリフが出てくるんです」


 シンはしばし顎の髭を弄びながら思案して、


「……いいか、セン。近頃のお前さんは訓練の成果も著しく、人となりも真面目な奴とそこそこの評価だ。正式に里の一員になんて話もあるくらいだ」


「……えっと」


 それは非常に、閃太郎にとっては名誉なことだろう。そこまで態度が軟化するとは、意外でもある。


「だが、逆に、お前さんの人柄を信頼しているからこそ、お前さんを里から放逐しても大丈夫なのでは、という意見も出ておる。よそ者は所詮よそ者だとな」


「……まあそのとおりですね」


「わしは正直、お前さんには里の一員になって欲しいという思いの方が強いかのう。ワシの教練を真面目に聞いてくれるしの。それに何といっても、お前さんが来てからのモモは本当に楽しそうだからな」


「……そうですかね?」


「うむ。だがそれも、お前さんに覚悟があればの話。この先の一生を、モモのために費やせるのか、その覚悟があるか……事はそういう話になるのだ」


「一生を……ですか」


 予想外に重い言葉に閃太郎は少しだけ息を呑んだ。


「セン。これはハッタリではない。モモはそれだけの秘密を抱えているのだ。知ればお前さんは後には引けない。そして、無断で里を出ようものなら、ワシらは全力でお前さんを殺す。ワシも固有秩序の使用をためらうことはしない」


「……それでも、僕は――」


「待て」


 口火を切ろうとした閃太郎を、シンは手を前にかざして発言を止めた。


「セン。その先の言葉は、今日は帰ってよく考えろ。お前さんは若いからな。衝動で動くこともあるだろうが、ここは考えるんだ。いいな」




***




 シンの家を発った閃太郎は、里の結界ギリギリ内側の山まで来ていた。

 帰りに山菜でも摘んで帰ろうと思ったからだったが。


(よかったですね、閃太郎さん。閃太郎さんの無茶なプランを実行しなくても、モモさんの秘密は明らかになるみたいで)


 サイファーが、閃太郎に明るい声音で言った。


「ああ……そうだな」


 閃太郎はサイファーの言葉には気もそぞろに投げやりに応えた。


(迷っていますね、閃太郎さん。流石にこればかりは、私は口を出せませんから、存分に悩んでくださいね)


「……相変わらず、サイファーは僕に厳しいな」


(そういう問題ではありません。答えが決まっているのに勇気が無いというのなら背中を押すのが、支援ユニットの勤め。ですが、迷って何も決められていない人の答えを勝手に決めるような真似は致しません)


 この脳内の住人は、普段毒ばかり吐くくせに、肝心なところではまともなことを言う。

 対話インターフェイスとは言うが、幾らなんでも人格が発達しすぎだろう。


「まあ、じっくり考えるよ。たくさん悩んでもいいみたいだからな」



***



 そうして閃太郎は、山菜採りを再開したのだが。


「……なんかいるな」


(いますね。理力オーダーで、聴力と視力を強化してください。私がサポートします)


 閃太郎は言われたとおり、錬気法で錬気を放出。微調整をサイファーに任せ、耳と目に意識を集中する。


 強化された目は、普通では見えないものが見え、耳を強化すれば、遠くの音だけでなく人間の可聴域を超えた音も拾うことが出来る。


「うわ、あからさまにニンジャだ」


(ニンジャですね)


 黒装束を着た、それでいて足音を最小限に抑えた集団が、草葉に紛れて隠れていた。

 どうやら簡易的な光学迷彩も施されているようで、強化された目でなければ、きっと見つけることは出来なかったろう。


(どうします?)


「決まっている……無力化するぞ」


 閃太郎は、山菜摘み用のかごを置くと、ニンジャ集団レギオンに向かって走り出した。



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