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私が政治家になって、改革してやる  作者: 美空


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20/29

世間が

国会での議論が終わったあと、私は正直落ち込んでいた。


結局、何も決まらなかった。


「この話はここまで」


その言葉が、頭の中で何度も繰り返されていた。


私は議員会館の部屋で、机に向かっていた。


そのとき、スマートフォンが震えた。


美奈子からのメッセージだった。


「優花!テレビ見た?」


(テレビ?)


私は急いでテレビをつけた。


そこには——


さっきの国会の議論が映っていた。


私がマイクを握って話している場面だった。


「AIにはできないことがあります。

子どもには、人の温かさが必要です。」


その言葉が、ニュース番組で流れていた。


画面の下には


『元幼稚園教師の議員、国会で訴え』


というテロップが出ていた。


さらにスマートフォンが鳴り続けた。


SNSの通知だった。


開いてみると、驚いた。


私の発言の動画が、何万回も再生されていた。


コメントが次々と流れてくる。


「よく言ってくれた」


「現場の声だ」


「この人を応援したい」


気づけば、その動画はどんどん広がっていた。


ニュースでも取り上げられ、

ネットでも話題になっていた。


私は画面を見ながら、呆然とした。


そして、ふっと笑った。


(届いたんだ)


国会では止められた話。


でも、今は——


日本中の人が聞いてくれている。


私は静かに思った。


(ここからだ)


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