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早くスローライフを始めたい
けどまだまだっぽいです
ミリア「ルールは一撃有効打を当てたら勝ちねぇ。掠りは無効とするわ 一つ警告しておきますよ ステラさん 可愛いカルフォンちゃんは本調子ではないの だから手加減してあげてね」
ミリアさん威圧が怖いっす
ステラ「わわわ分かっている 多分できるはず多分」
多分じゃなくてさ???手加減してな??
ステラ「ふぅ、、、 フォンはいつもの武器でいいわね? 投げるわよ」
フォンに記憶から分かるこいつは顔面目掛けて投げてくる 目で追ってしっかり取る
ステラ「覚えててくれたのね。これで当たったらどうしようかと思っていましたわ」
カルフォン「そりゃどうも」
タイムリミットは勇者が来るまで
俺は中段に構えて彼女は下段に構える
目線を交わす 静寂が続く
、、、、、、、、、
ミリア「始め!」
ミリアは速攻がメインだ まずは剣で受ける
ん!!重っも
カルフォンの記憶より重く感じる
これはこれが衰えてるのかステラが強くなったのか
いや両方だな
本来のカルフォンならば
片手でこの攻撃を軽々しくいなしていた
それにカルフォンの頃のステラならばこの程度の力で良かったはず
これが手加減と考えると、、、怖いな
ステラ「うーん。今の攻撃弾くのかぁ。私も強くなったはずなのになぁ。、、やっぱりフォンはやっぱり変わった戦術だね。なんていうかさ『受けて耐えて狙うって感じで。先にこっちが当てたら勝ちなのに』」
ステラはこのことをよく言っていた
俺はカウンター型。ステラは速攻型。
対照的な考えが理解できない、、、いや好まないのかもしれない
またも静寂が続く
こういう時は一瞬剣を握る手を緩めて誘う
ステラ「もう一発っ!!」
先に駆けたのはステラ
俺はカルフォンでもあり遥でもある。
いつまでもカウンターだと思うなよ!
「変形」
力を入れやすい形に腕を組み替える
剣を折れにくいように密度を高める
そして突撃してきたステラに踏み込み一撃に剣を被せる
ガキィンとけたたましい音が響く
ステラ「なッ。相殺!」
力も上 剣の硬さも上そうするとどうなるのか分かるよな
剣が折れる
ステラの剣が折れた。ステラの手の中にある剣はショートソードいやそれ以下の短剣のサイズに見える
これでは不利すぎる
武器も本来の得物とは違う
リーチも短い
カルフォン「良い運動になったか?ステラ?」
ステラ「、、、、、」
返答はない
有効打を当てるため一歩近づく
一歩
一歩
一歩
、、、
残り数歩となった時ステラは大振りに剣を振った
ステラ「ハッ まだ有効打は当てられてない まだ私は負けてない!!」
、、、、、
チッ気づいていたか まだ終わらせてくれないのか
ステラ「私は負けてない!!負けてない!!負けてない!!」
あれ?これやばくね??魔力が練り上げられている気がする。おいあの大技打つつもりか?
下手したら俺死ぬぞ
ステラ「ッッ!」
足の裏に魔法を出して発動した!あいつの戦闘用の靴じゃねぇから痛いだろ
だがその加速は絶大
カルフォンはこの技をギリギリいなしていたが強化されたステラを俺にいなせるわけないので
「変体」
空気の密度を上げてかつ耐えられるように体を組み替える
カルフォン「クッ!!!」
ギリギリ受け止められた
これでも後ろに大きく下がる
だが これからが本題だ
体を大きく捻り美しく跳ぶ
バク宙
その道筋が光輝く
この世界にはオリジナルという魔法が存在する
先天性の物から自らの力で編み出したものまで
そしてあれはあいつの先天性の儀式系オリジナル
導きの流星
あいつの光る道筋は全てが光弾
着地の後の絶大な加速
その後光弾が拡散し着弾と同タイミングで斬撃が飛んでくる
今の俺後ろに下がり体勢を崩した俺にこれをいなす方法はない
一つ以外
「鑑定」
「条件変更」
これならいける
剣同士がぶつかり合う
光弾は飛んで、、、こない
そうあいつの儀式系の条件を書き換えたのだ
あいつの条件は「任意のタイミングでバク宙をする」こと。これを「俺が許可したタイミング」に書き換えた
この条件を達成していないことになって光弾は効力を失ったのだろう
ステラ「、、、、は???」
ステラが思わず後ろを向いてしまっている
カルフォン「戦いの最中に背を向けるな っと」
ステラ「ッッ クッ!」
首元に剣を添える
カルフォン「、、、勝ちでいいか?」
ミリア「えっ えぇ」
母がいたことを忘れていた
あれ何か大事な事も忘れているような、、、
勇者「す すごい!! 君強いね! もしよければパーチィに入らないかい??やっぱり天啓は正しかったんだ!」
あ?!?!ゆゆゆ勇者!!
砂糖菓子ハチャメチャに眠いです
みんな体調にはお気をつけて
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