学園生活魔体祭編 ③
とりあえず1回戦は勝利した。出来たけど、1年生の時点でかなり強いプレイヤーもいた。あのガーディアンは最後の最後まで僕の魔法に抗っていたし、そのガーディアンの防御を上げるためにエンペラーも強化魔法をかけていた。僕たちはそれに全員で攻撃を仕掛けて何とか勝てたんだ。これ以上強い人が居るとなると圧倒的に火力が足りてない。なにか考えておかないと
「シエルくん。ちょっといいかな?」
「おっ? どうしたアルスくん」
「前回相手すごい強かったしガードがとても硬かったでしょ? 2年生はもっと強くなっていると思うんだ」
「そうだろうな」
「そこで次の作戦、僕に少し考えがあるんだけど」
「おっ? なんだ?」
「次のエンペラーをシエルくんにしてもいいかな? そしてナスメアにはマルキスを全力で守って貰いたいんだ」
「エンペラーの防御を捨てるってことか」
「シエルくんなら必要最低限防御もできるでしょ?」
「まぁな?」
「だからペテンのマルキスを本物に見せた上で1度僕がエンペラーを騙る。その上でマルキスか僕に攻撃を集中させることが出来たら多分相手に手薄なところが出ると思うんだよね。そこをシエルくんの高火力魔法で狙い撃って欲しい」
「なるほどなぁ。失敗した時のリスクはデカイぞ?」
「その時は僕が何がなんでもカバーするよ。任せて」
アルスがそこまで言うなら従ってみるか。2年生相手にそれが通じるかどうかだけどね
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結論から言うと余裕だった。てか下手したら1年生の方がよっぽど強かったよ。なんか2年生の方は確かに魔法の技術は高かった。異常なまでに。でもお互いに最強を譲ることが出来なくてそのまま自滅したようなものだ。魔法の才能があるもの達が集まるのも考えものなんだな。確かにトリグス兄様もそういうところあったしね。
「2年生以外と足したこと無かったね〜」
「いや……シエルくんの火力がなかったら勝ててなかったよ?」
「シエルの魔法はちょっと異常な気がしてきてるよ」
「いやでもほら! アルスの指示も的確だったしさ?」
「それもシエルくんの魔法がなかったら成り立たないからね?」
「そっかぁ」
「それで? 次はどうするわけ? 次の対戦相手は例の3年S組でしょ?」
「そうだなぁ……勝ち上がってくるとは思ってたけど兄様こそ異常な強さだからなぁ」
「トリグスさんよね? シエルの強さも大概だけどトリグスさんは学園で聞いたことない人がいないぐらい凄い人らしいじゃない」
「そうなんだよねぇ。兄様本っ当に凄い人なんだよね。実際僕に魔法を教えてくれていたのも兄様だし」
「今のシエルを作りあげた人物って事だねぇ? 勝てるの?」
「勝つよ。僕は兄様を超えるために頑張ってるんだからね! でも1人じゃ無理だと思うんだ。だからみんな!」
「みなまで言うなよシエル。僕たちは仲間だろ?」
「そうね、私達がいるんだから負けないわよ」
「僕も精一杯頑張るよ! シエルくん」
「ありがとうみんな!」
「それじゃあ対3年生戦に向けて気合を入れるわよー!」
「「「おぉー!」」」
そうして僕たちは3年生との戦いに向かう。この戦い必ず勝って兄様を超えるんだ!
昨日は思いのほかすごい伸び方して行って驚いています。本当に感謝しかありません!
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