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<47>主人公の恋を応援します。レベル∞
魔王からのお中元からしばらくたった頃、ルシアは思った。全てのキャラクターはセリーが攻略し、出揃った。しかし、セリーは誰も選ぼうとしない。セリーは一体誰と結ばれるのだろう?
「セリー、セリーは好きな人いないの?」
「ルシア様です!」
即答するセリーに、これで良いのか?とルシアは少しあきれた。
まさか、私ルートで終わり?みたいな?感じなのかしら?過去の自分が処刑されないならそれでも構わないが……。
教室の席に二人はつく。横に過去のルシアが強引に座り込み、セリーと過去のルシアに挟まれる。
「セリー!ルシアは私の下僕なのよ?少しは離れなさい!」
これである。過去のルシアにも気に入られているようで、セリーと争っているのだ。このままでは処刑されないとも限らないのでは?と不安しかない。
「「ルシア」様」はどちらを選ぶの?!」
言い争いが絶えない。先行きが不安でしかないのだ。更に不安と、言えば、
「ルシア様!私の方が好きに決まってますわよね?」
「ルシアは私の妻です。」
マリアにリルムもやってくる。
えと、これどういうルートなの?!
ルシアの頭が混乱に満ちた時、地響きがなる。魔王が到来したのだ。
「行くわよっ!皆!」
ルシアの苦難は続く……。




