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<21>運命の君



図書室で本を探すルシア、そんなルシアは本を見つける。上の段にあったその本を取ろうと脚立に乗った。本を掴んだルシアは安堵する。そして、降りようとした時、バランスを崩して脚立から落ちてしまった。


「きゃっ?!」


思わず眼を閉じたルシアは床へ叩き落とされた。


筈だったが、ルシアは床には落ちなかった。


「大丈夫?ルシアさん。」


「へ?」


ルシアはルチアによってお姫様抱っこされていた。


「あ、あのっ?!」


そして、優しく下ろしてもらう。ルシアは少し鼓動が高鳴った。


「あ、ありがとうございます。」


「いえ。」


ルチアは相変わらずのいい笑顔で微笑んでくれた。その笑顔をみて更に鼓動が早まる。そんな気まずさからルシアは、


「あ、貴方の事なんて、嫌い!です!からっ!!」


顔を赤らめながらルシアは叫んでさって行ってしまった。


「あっ……」


去っていくルシアを見ながらルチアはため息を吐いた。


「僕、嫌われちゃったかな?」

ルチアは始めてルシアと出会った時、ルシアに一目惚れしてしまっていた。そして、名前の意味が一緒である事に運命を感じていた。

だから、ルシアを助けたいと思っていたのだ。だが、先程のルシアの反応を見て、鈍感なルチアは嫌われたと思ってしまった。運命の君が去った図書室には再び静けさが広がるのだった。


ルシアの苦難は続く…

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