表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/55

<1>2回目の転生は町娘でした。


誰が想像できただろう。15歳の誕生日の事である。突然屋敷に兵士達が訪れて、ルシアを引っ張り出してギロチンにかけるなんて誰が想像できただろうか?



公爵家令嬢ルシア・ルミナスは死んだ。それも呆気なく意味もなく死んだのだ。ルシアは一人思う。



何故自分は死んだのか?そう、それもこれも全部あの女のせいなのだ。王国の第一王子との婚約が決まり、ルシアは幸せの絶頂だった。それを何処からともなく現れた下級令嬢がかっさらっていったのである。



そして一度目の転生は最強の魔法使いだった。伝説の魔法使いと呼ばれた私ルシアは今世こそ生き延びようと思っていたのに、最強の魔法使いになったせいか前世の悪行のせいか魔王討伐を国王から言い渡され魔王と相討ちになり死亡してしまったのだ。



そして今世はただの町娘なのである。今世は穏やかに過ごせそうだと安堵していた。のだが……


「は、ははっ……」



ここは最初の乙女ゲームの世界だったのだ。私が処刑される世界。過去の私がいる世界である。ルシアはただ呆然として、その事実から目を背けたくなった。



偶然か、はたまた運命か同じルシア(光)の意味の名を付けられた町娘ルシア・テレス生まれてまもない0歳の年の事である。


評価、感想お待ちしてます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ