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神隠しによる放浪記  作者: レブラン
第二章
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閑話 レッドキャタピラーの生涯

この話はトレイ村にでてきたレッドキャタピラー事を書いています。


 我輩はレッドキャタピラーである。

 生まれは洞窟にて、この方一度も外に出た事がない。

 外に出ると襲われ殺されると仲間が言っていた。

 しかし外がどんなのか気になる。

 とある日にて洞窟に何人かの人間が現れたのだ。

 人間は仲間を襲い殺している。

 我輩は怒る。

 仲間の敵討ちをするために怒る。

 我輩の糸と牙で人間はやっつけたので死んでいない仲間と共に食べる。 

 何だか仲間から言われたのだが我輩はでかいらしいのだ。

 普通に動くと周りは置いてきぼりにしてしまう。

 仲間からは速すぎて追いつけないと言われる。

 我輩は何だか嬉しかった。

 しかし我輩が速くて食べ物でも我輩は1番先に到着するのだ。

 皆が遅いからだろうとそう思う事にした。

 仲間に言われた、外に出てもその速さなら生き残れると。

 仲間に言われ我輩は外に出る事を決意する。

 仲間とのお別れをした際に食べ物をくれた、優しい仲間であった。

 ある日我輩は炎を吐けるようになった。

 とても強く襲われそうになっても炎を吐いてやっつける。

 炎も気にいった。

 今日はある事を思いつきこの村にやってきた。

 村人は我輩に怯え震えている。

 楽しかった。

 我輩は口を開けると村人達が急に石を投げつけてきた。

 流石に我輩は怒る。

 石を投げた村人に対して怒るそして村人食べる。

 まあまあの旨さだったが腹は満たさない。

 村人達は震ていたが何かを差し出した。

 我輩はそれを食べる。

 人間と比べると微妙だったがまあ腹は膨れる。

 そして帰る。

 次の日もまた来きてそして帰るの繰り返しをする。

 そんなある日一人の子供が食べ物を持ってきた他と違って震えてはいない。

 何故子供だとわかるのか、それは村人達が呪い子が呪い子がと言っていたからだ。

 子なのだから子供だろうと我輩は直感した。

 我輩は賢いのだ。

 次の日も村に行くとあの子供が食べ物を持ってきていた。

 そして食べる我輩。

 他の村人とは違い堂々としていた。

 少しその子供に興味でた。

 そんな事を繰り返しているとある日あの子供が他の子供から石をぶつけられているのがわかる。

 我輩は怒りその子供を食う。

 我輩は石をぶつけられた子供を助けたのだえっへん。

 満足して帰る我輩。

 次の日も我輩は村へ行くと助けた子供が食べ物を持って待っていたのだ。

 我輩はよくわかってなかったが子供はありがとうと言ってきた。

 我輩はありがとうの意味がわからなかったが感謝されているのはわかった。

 その子供が我輩に怯えてないのがわかる。

 その日はその食べ物を食べ帰る。

 ある日の雨が降っていた。

 我輩はまだ早いとは感じるがあの村へ行く。

 我輩はあの子供を探したがいなかった。

 近くに村人がいたので近付いてみた。

 あの怯えない子供がどこにいるのかを知りたかった。

 村人はこちらに気づいてビビったのか物を投げて来た。

 我輩怒るそしてその村人を食べる。

 他にも村人達がいて逃げていたので追いかけて倒してみた。

 気分転換である。

 そんな事をしていると急に痛みが走る。

 とても痛かった思わず叫んでしまった。

 何が起きたのかわからなかったが生命の危機である。

 周りを見てみると子供が何かを被って立っていた。

 多分この子供が我輩を退治しにきたのだろうと我輩の賢い頭脳が言っている。

 子供から何か強い感じがする。

 さっき我輩を攻撃したのも魔法なんだろう。

 あの杖から魔法が出されていると我輩は気づく。

 我輩は糸を吐きあの子供を動けなくする。

 しかも杖も奪う我輩カッコイイ。

 こういう時はあれを言うべきだろうな。

「グハハハ、サッキハ痛カッタゾ! コレデモウ魔法ガ撃テナイダロウ! コレデ口カラ吐イテイル糸ヲ伝イ炎ヲ吐イテ燃ヤシ尽クシテクレルワ!」

 とてもカッコイイセリフだ。

 我輩の説明を全て凝縮したセリフだ。

 これであの子供は震えるだろう。

 しかし吾輩の言葉に震えていなかったのはショックだ。

 子供が何やら糸に炎を付けている。

 まずいと我輩は思った。

 あの糸は炎につければ糸を辿り我輩の口の中に入る消さなければ。

 あ、どう消せばいいのだろうかわからない。

 今まで我輩は糸で絡めて相手を焼き殺したことばかりで消すのはわからないのだ。

 しかし炎は糸に辿って我輩の口の中に入る。

 そうだ我輩思いついたのだ。

 炎を吐いても熱くないのだ今きている炎を口の中で閉じれば炎は消えるとても名案である。

 炎はくるそして閉じる。

 熱い。

「熱イイイイ! 何デ! 何デダアアア!」

 我輩体をくねらせて熱いのを表現する。

 そして炎を出した子供に怒る。

「ヨクモヤッテクレタナ人間!」

 子供と言いたかったが人間と言ってしまった怒りで忘れてた。

 子供が喋る。

『いやそんな可愛らしい瞳で言われてもさ』

 か、可愛らしい瞳だと?

 何だか馬鹿にされた気分だ。

 何だかムカつくから我輩の炎を吐いてやっつけよう。

「五月蠅イ! コレデモクラエ!」

 子供は余裕の表情をしている。

 何故だ今まで我輩の奴等はこの炎で怯えていたのにこの子供は余裕の表情だ嫌な予感がする。

『仕方がないな、ほいっと』

 炎は簡単に消されてしまったのにショックを受けた我輩。

「何故! 何故ダ!」

『炎を吐くのはいいが俺風魔法使えるし』

 風魔法?何だそれはわからないが卑怯である我輩は抗議をしたいのだ。

 だがこの子供には通じさそうだ。

「グヌヌヌヌヌ!」

 思わず声にだしてしまった。

『もう諦めろ』

 諦めろ?諦める?何を言っている我輩はまだ諦める事はできない。

 そうだ我輩は外に出て仲間から助けた足。

 仲間から褒めてもらった足。

 ピンチから逃げきれた足。

 獲物を追いかけて追いつけた足がある。

 我輩はまだ負けん!

「マダダ! マダ終ワラ……エ……」

 我輩の顔に穴が空いた?

 何故………

 我輩死ぬのか?

 死ぬのだろう………

 仲間ともう一度会いたかった。


ふとあの助けた子供の顔を思いだす。

 我輩に恐れなかったあの子供元気だろうか……


そしてレッドキャタピラーは絶命した。

ここまで読んで下さりありがとうございます。

ちなみにこの書き方は見ての通り仕様です。


思いついたので何となく書いてみました。

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