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気象魔法士、ただいま参上 !  作者: 十二支背虎
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とまどいの………。

なかなかダンジョンが進まなくて、何故かポーとしてたら出来ていたお話。

不思議です。

 一年くらい前にユメミとマナミと歩いていて奇妙な現象に出会った。あれは何だったんだろう。

 誰かに聞いてみたいが、誰も答えを持ち合わせていないようなそんな気がする。



 いや、一人だけ居る。



 二つ年下の彼が使う魔法?は、あまりにもわたしの家族や親戚達とは異質すぎる。

 異質というなら、弟のウェーキもだけど、でも、彼の使う魔法って本当に魔法なのかしら? 確かにこのあいだ、ウェーキの悪戯に対して、わたしも発動したよ?

 でも、あれから全然発動しない………。

 


 転移の方は魔法だと思う。「失伝」した魔法だって、彼のお父様がそう言っていたもの。


 でも彼は、いつも長いこと空を見上げている、そこに何かが、ううん……まるで誰かが居るかのように語りかけている。

 それでいて、不思議なのは、彼が火の魔法とか使っていないということ。


 使えないわけじゃ無いらしく、このあいだの生活魔法の講義の時、講師のジョナンさんに何か言われたときに、わたしも一緒に居たけど、いつもは使わない杖を颯爽と振り、小さな小さな風を発動した。


 わたしはまだ、なにも使えなかったんだけどセトラちゃんは「大丈夫だよ」って言ってくれたんだ。


 彼が言うと、わたしは安心できる。なんか……、不思議。

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