表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
気象魔法士、ただいま参上 !  作者: 十二支背虎
211/337

 嫁会議、勃発!

短いですが、海のあるじの裏では、こんなことに……。

「さて、嫁会議を始めますわ。セトラ様の一番は私ですから。」

 と、幼馴染みの強みを放つコヨミだが、それを受けて立った者が居た。


「一番最初の出会いはわたくしです。最初にお生まれになった時の可愛さ、ミルクをお飲みになる時の可愛さは格別の物がありましたわ。」

 とは、アトリ。


「ずっと見ていたというのなら我らでしょう? ねぇ、黒乃(くろの)。そうね、白乃(しろの)。」

 参戦するのは、最近加入した源のシロク。

 古今東西の美少女と美女と美人を網羅して、俺の好みを追及したとかって何で?……orz


「子供作るって言ったもん!」

 バロアの刺激的な反撃は、周りの女性陣の心に火を(おこ)させた。


 かっかと燃えるその熱量は(とど)まる所を知らない。


「あの方はわたくしの耳とシッポに非常に興味があるようで良くおさわりになりましたわ。猫ビト族の流儀に則った正式なものでしたわ……。ああ……思い出すだけでうっとりしますわ。」

 更なる爆弾が……、プ・リウスによって打ち込まれた。


「わたくしも耳とシッポを。特に耳の中を……きゃっ……。」

 とどめは、プ・リメラが……。



「「あなた方は知らないでしょうけど、ピーーーーーーーーーー」」

 お前たち………orz


 アトリとコヨミは俺の小さい頃を知っているために公開できないような事柄まで知っていたりする訳で………orz

 自主規制が入りました。


 火モグラに録らせていた音声の最初の方だけでも、丁々(ちょうちょう)発止(はっし)(つば)()()い。

 こんなにも危ない発言が飛び交う地獄絵図が容易に想像できる。


 いくら何でも、ゴーレムキューブを置いておけばいいかもとか思っていた、その時の俺を殴ってやりたいほどである。


 カチャカチャと響くガラスの器の音、「ああ、新作ですわ」とか言う声は入っているものの剣呑な雰囲気がダダ漏れで、何か非常に怖い。





 俺はこんな所に、召喚を掛けたというのか………orz

 そりゃ、ゲンコツ食らうはずだわ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ