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日常生活  作者: 臨玖
5/7

 2月14日

2月14日AM7:02


京「・・・いよいよか。」


俺は制服に着替えて、学校へ行く用意をする


AM7:40 登校


京「・・・」

隼人「京ー、やっぱり今年も早いな」

京「まぁな・・・今日、早く帰るからな」

隼人「おう!」


~靴箱~


カタン


中には上靴以外何も無い


京「ふぅ~」

隼人「お前、まだ引きずってんのかよ?」

京「まぁ、そりゃな」


俺は、小学4年生のバレンタインの日

何時もより遅く学校へ行くと・・・


「・・・」


パコッ ドサッ!!



靴箱の中にはどっさりとチョコが入っていたんだ。

また、次の年も

あれから俺はこの日だけは早く学校に行くようになった


隼人「この時間には誰もこねーよ」


~お昼休み~


隼人「京!急げ!捕まるぞ!」

京「ああ・・・双羽は?」

隼人「ああ、あいつなら・・・」

双羽「二人とも待ってよー」

双羽の後ろに人がたくさん・・・あれは女子だ!!

隼人「わっバカ!何で連れて来るんだよ」

双羽「知らないよ!二人だけ逃げるなんて・・・ずるいよ!!」


女子達「キャー不知火君と如月君もいるー」


京「ヤバイ見つかった」

隼人「と、とにかく屋上だ!急げ」

双羽「屋上なんか行ったら、蜂の巣に行くようなもんだよ~」

隼人「ハァ?お前知らねーの?」


バンッ


隼人「俺と京以外立ち入り禁止区域なんだぜ」

双羽「うわーすごい・・・天国みたい・・・」


今日は雲ひとつ無い快晴だった


京「今日はやけに晴れたなー」


俺達だけ立っていた。すると・・・


双羽「ねぇねぇ隼人。どうして女子はここまで追いかけてこないの??」

隼人「さっきも言ったろ?ここは俺ら以外立ち入り禁止!!」

双羽「何で?」

隼人「何でって・・・知るかよ俺が」

双羽「え~」

京「俺らが入学式をさぼってここに来たんだよ。そしたらあまりにも気持ちよすぎて寝ちゃってさ。此処に上って来た生徒を隼人が追払ってくれたんだ」

双羽「隼人優しー」

隼人「ばっばかかお前!俺も寝てたら邪魔が入ったんだよ!」

京「照れんな」

隼人「照れてない!!」

双羽「フフッ仲良いねー」


そして放課後


京「・・・よし!抜けるぞ!」

隼人「おう!」

双羽「ねぇ・・・本当にやるの??」

京「当たり前だ・・・よしっ行け双羽」

双羽「うぅ・・・」


何故双羽がこんなに嫌がるのかと言うと


作戦1↓


双羽・決死の囮作戦



女子A「あっ双羽君、発見!」

女子B「逃げられるよ!早く!!」


女子たちが一斉に双羽に向かう。


隼人「・・・よし、今だ!行くぞ京!」

京「おう」


タッタッタッタッ


双羽(上手く逃げ切れたかな?)

    ・

    ・

    ・

隼人(よしっ!双羽! 早く来い)

と手招く隼人

双羽(えっ今!? ・・・待って~)


 10分後・・・


隼人「おい!双羽まだかよ!」

京「もうちょっと待ってやれよ。俺らの囮役なんだし」

隼人「・・・」



双羽「ごめーん」

隼人「おせーよ・・・まあ、サンキューま」

京「俺からもthank you」


双羽「これくらい大丈夫だよ」

双羽は照れくさそうに言った。

双羽「そういえば・・・はい、どうぞ」

隼人&京「えっ?」

双羽「二人に渡してって、同じクラスの女子から」


それは手から今にも落ちそうな数のチョコだった


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