うわさ
”2月1日”
京「・・・」
隼人「いよいよ、だぞ・・・京」
京「ああ・・・」
隼人「今年はいくつもらえるんだろ~な」
京「・・・」
隼人「コラコラ!そんな暗い顔しない!」
京「お前は気楽でいーよな・・・10個くらいだろ??」
隼人「お前には負けるよ。毎年毎年何個もらうんだよ」
京「俺が聞きてーよ!・・・今年、抜け出すか・・・」
隼人「学校をか?・・・いいな!面白そうじゃん!!」
京「よしっ!じゃあ、決定な!」
隼人「おう!」
実は2月14日に仕事が入ったから、早く帰らないと間に合わないんだけど・・・ね。
~放課後~
女子A「ねぇねぇどうする×2??」
女子B「私は勿論隼人くん」
女子C「私も×2」
女子D「え~絶対、京くんだって~!!」
女子A「だよね×2!!」
(・・・女子って恐い・・・)
* * *
キーンコーンカーンコーン
京「やっべ~。また遅刻だ~」
ガラッ
先生「不知火。今日で何回目だ?」
京「軽く、10回は超えているかと。」
先生「解説しなくていいから!」
クラス全員「アハハハハ」
隼人「京!学校の帰りクレープ屋行こうぜ!」
京「おう。勿論」
~昼休み~
女子A「ねぇねぇ。あのうわさ知ってる??」
女子B「え~何々??」
女子A「あのね・・・実はね・・・」
女子B「!?・・・」
隼人「なぁなぁ京~?」
京「何?」
隼人「お前さ~知ってる~?この学校にアイドルがいるんだって~」
俺は食べている物を吐きそうになった。
京「な、な、なんで?てか、俺聞いた事ないよ?」
隼人「女子達が話してた~」
(えっ俺・・・もうバレた!?)
京「へーそうなんだ・・・隼人は興味あるんだな?」
隼人「興味って言うよりは、なんか京がなりそうな気がしてさー」
京「えっ俺!?」
隼人「うん。だってお前唄作んの好きだろ??京ならなれると思うんだよなー」
京「そうだな・・・」
隼人「よしっ!京!オーディション受けろ!!」
京「はいっ!??」
隼人「俺の親の知り合いそうゆう系の仕事してんだよ!
俺、書類とか持ってきてやるからさ!な?」
京「あっ・・・うん。もう少し考えさして」
隼人「おう!まっ決めるのは京だしな。」
(どうしよう・・・てか、俺の正体バレてるのか・・・?)
~ホームルーム~
女子A「先生ー。転校生っていつ来るんですかー?」
先生「お前はどこでその情報を聞いたんだ?」
女子A「職員室前でーす」
女子B「先生ー転校生ってアイドルなんですかー?」
先生「個人情報を探るんじゃない。それと、転校生が来るのは一週間後だ」
女子全員「「「えぇー」」
女子B「先生ー長いでーす」
一週間ごとに投稿すると思います。。。