7.スライム討伐させられた
盛大なため息が部屋に響き渡る。
やめて!!そんな盛大なため息つかれたら俺のマイハートが粉々に砕けちゃうわ!!
「にゃー。とりあえずまずは色々と特訓からはじめないとだにゃ……」
特訓ですって?!えっ?なにそれ美味しいの??
「お主!!!スライム倒すにゃ!!!」
「お!!定番のスライムか?!あのスライムか?!ぷよぷよ、ぷよぷよしたやつ?!」
だなんて言うもんだからポポが驚く。
「お主の世界にもいたのかにゃ?それを倒しに行くにゃ!」
「存在は知ってるけど倒し方が分かりません!!」
と言うとまた盛大なため息が聞こえる。
だから!!そのため息やめて!!俺のマイハートが粉々に砕けちゃうわ!!!
「とりあえずぺちべちしてこいにゃー!!」
って怒られた俺。そしてお外でスライム探されてる俺。
森の中だから他にも魔物とかいそうだけど、大丈夫なのか??と心配してたら
ポポいわく、ここは安全区域らしい。
そしてスライムは森は砂漠やら、どこにでもいて子供でも倒せるそうな。
ふむ。やったるぞ!!!って武器は?!
「ポポさーん!!武器は?!?!」
え??スマホで倒さなきゃいけない感じ??
スマホ壊れちゃうぞ!!!
だなんて、あたふたしていたら
またもやため息ついて、ポポが腰に掛けていたナイフをくれた。
「ほんとーにそのスマホ以外、何ももってないのにゃね……」
ぐうの言葉もでねぇ。
そいやスマホといえば……OI!レンズがあったな。と思い出す。
OI!レンズは元の世界では写真を撮ると、撮った写真について色々教えてくれたはず。
ちょっとそっちも使ってみるか。
と思って起動したら、あら不思議!!
足元にぷよん!ぷよん!って感覚が!!!
OI!レンズ越しに見たらスライムじゃん!!
え?!かわいくね??
くっっそかわいくね???
とスマホに何か出てきたぞ!!
【スライム Lv1
HP10 MP0 弱点 中心の核
繁殖能力が強く、どこにでもいる。
1匹ならさほど脅威はないが、集団で集まっているスライムには要注意】
おおー!!すげー!!!何か図鑑っぽい感じで出てきた。
とりあえず弱点は中心の核か……。
こんなぷよぷよんっとしたかわいいスライムを倒すの???え、嫌なんだけど!!!
「早く倒すにゃ!!」
って痺れを切らしたポポに言われても俺は!!俺は!!!
……パリンッ
あーあ、弱点という核を刺してしまった。あの愛らしい物体を。なんて心が痛む。
核を破壊したからかドロドロの液体になってしまった。
「かわいそうに……」
「その調子にゃ、頑張ってあと9匹倒すにゃ!!」
ええええぇぇぇぇえええええ?!




