1.プロローグ
どうしよう⋯とてつもなくだるい…
死ぬ…死んでしまう…
このまま目をつぶったらなぜか
お花畑が見える気がする。
そんな中、右手にあるスマートフォンをつけて見ると日付は12月24日。
そう、今日はクリスマスイブだ。
クリスマスイブといえば!!
恋人がいちゃこらラブちゅっちゅしてるちゅーのに!!
なにしてんだ!この俺ってやつは!!
なんでベットでうなされてんだ!!
今日は彼女といちゃらぶするはずだったのに!!
……だなんて嘘です。俺を癒して介護してくれる彼女はいません。とほほ
介護してくれる彼女を絶賛募集してます。
いや待て!!!俺、彼女いたわ!!
俺の彼女の名前はウィルス…っていうか風邪だったわ。
俺は嫌だと言ってるのですが!!
この彼女はすごいんだ!
嫌だと言っても俺を中々離してくれません!
そのせいで高熱は出るし、意識は朦朧としてくるし
関節は痛いし、あげくの果てには頭も痛い!
別れたいのだが、相手が別れさせてくれないから、中々困ったものだ。
とふざけてみたが
これ…風邪をこじらせたのかもしらん。
たかが風邪だと思ってぺろぺろ舐めくさって放置していたから罰が当たったのかもしれない。
わざと病院サボったワケではないんだ…!仕事が忙しすぎたから…!と言い訳しながらも
やばい。動ける気力もない。
風邪で呼ぶのはなんだが気が引けるが
ここは救急車呼んだ方がいいのか??
だなんて迷ったので
あの有名なゴーゴロ先生に頼ろうと
「風邪 救急車」って
震える手でスマートフォンを操作しようとしていたのだが、まぶたが重い。
だめだここで寝たらダメだ!!!
最後まで調べる任務を全うせよ!!山野幸介!!
全う……せ……よ………………。




