読んで良かった「レプリカだって恋をする」
乙女(?!)のハートに刺さったエンタメを分析します。
「応募総数4128作品の頂点に輝いた、
とっても純粋で、ちょっぴり不思議な
青春ラブストーリー」
ですって。
電撃文庫の頂点、うっとりしますね。
「16歳、夏。
はじめての、青春。」
素直ちゃんという女の子がいて、
その子は自分のレプリカを作ることができるのです。
つまりそっくりさん。
「あー、学校行きたくないなあ。
でも、休んだら勉強遅れちゃうし、誰か行ってくれない?」
って時に、自分にそっくりな身代わりレプリカのナオちゃんが登場。
この子はオリジナルとは別の人格をもった子なのです。
そのナオが初めての青春、初めての恋をするのです。
恋の相手も……(ここからはネタバレ禁止)
というわけで、わたくしも、
「ああ、明日仕事に行ってくれないかな、レプリカちゃん」
と呼ぶと、出てきてくれるようになりました。
「ああ、今日は嫌な事あるんだよな。
血液検査代わりに行ってくれない?ついでに、胃カメラも飲んでね、レプリカちゃん」
「ああ、面倒なあの人に会って、さようならって言ってきてくれない。レプリカちゃん」
とこき使っています。
この本を読んで良かったことは、
わたしにもレプリカを生み出す力ができて、面倒なことは、ぜーんぶその人に押し付けることができたのです。おまけに、恋をして、素敵なダーリンをうまーくゲットしてくれて、もう、言うことありません。
レプリカちゃんありがとう。
作者さんありがとう。
ってことなんです。あなただったら何をやってもらう?
さあ、そろそろ執筆の時間だわ、わたくしの代わりに
ランクインする名作書いてね。レプリカちゃん
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