3-5. 自動保存の設定
■自動保存をONにする
VSCodeには、
テキストファイルに変更があった場合、自動で保存する機能があります。
それをONにする設定。
不要な人は飛ばしてください。
1.
左下の歯車アイコンをクリック→「設定」をクリックして、設定ページを開く。
既に設定ページが開いてる場合は、そのままでOK。
2.
設定ページの検索窓に、「保存」と入力。
3.
「Files:Auto Save」の項目(下の方にあります)で、「off」を「afterDelay」へ変更。
afterDelayは、ファイルに変更があったら指定された時間後に自動保存する・・・という設定です。
指定時間の初期値は、1000ミリ秒(=1秒)です。
初期値の1000ミリ秒を変更したい場合は、
このすぐ下にある「Files:Auto Save Delay」の数値を変更してください。
指定はミリ秒で行ないます。
10秒ディレイに変更する場合は、「10000」を入力します。
onFocusChangeやonWindowChangeは、
それぞれ、
入力フォーカスが他へ移ったとき、
ウィンドウのフォーカスがVSCodeから他のアプリケーション(メモ帳やブラウザなど)へ移ったとき、
自動的に保存されるという意味です。
そちらの方式が良いという人は、onFocusChangeやonWindowChangeを選択すると良いです。
4.
テキストファイルを開き、自動保存されるかどうか確認します。
ここでは、前回とは違ったファイルの開き方をしてみましょう。
開きたいテキストファイルの上へマウスカーソルを移動させ、
クリックしたままVSCodeの画面上へ持っていき、クリックボタンを離してください。・・・(1)
VSCodeでそのテキストファイルが開かれたはずです。
その開かれたファイルで、適当に文字を打ち込んで編集してみてください。
タブの、ファイル名の横にあったバツマークが「●」に変わるはずです。
これは、そのファイルに変更があったがまだ保存されていない・・・という印です。
それと、VSCodeの左上の方に数字が表示されていると思います。
この数字は、未保存のファイル数です。
自動保存を設定していれば、
しばらくするとファイル名の横にあった「●」が消え、元のバツマークに戻り、
VSCodeの左上の方の数字も、消えたはずです。
ちゃんと保存されたという意味です。
(1)
以下、本稿ではこの操作を、
”開きたいテキストファイルをVSCodeにドラッグ・アンド・ドロップする”と表現します。
ドラッグは「drag」で「引っ張る」、ドロップは「drop」で「落とす」という意味です。
ファイルを目的の場所まで引っ張っていって落とす・・・というコンピュータ用語です。
5.
設定ページを使った設定はこれで終わりです。
タブ名「設定」の横のバツマークをクリックして設定ページを閉じてOKです。