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4-3. テキストファイルの複製とファイル名の変更

■テキストファイルの複製とファイル名の変更


私の場合、連載小説の各話ごとにテキストファイルを作成しています。

「月影の使者1_1.txt」みたいな感じです。

各話ごとにファイルを作成するメリットについては、この項のあとがきで述べますが、

例えば、その2話目のファイルを作成するとき、

前項のように新しいファイルを作成し、2話目のファイル名を拡張子付きでまた入力するのは面倒です。

なので私は、

1話目を複製し、そのファイル名を少しだけ変えて目的のファイル名にする・・・といった手順をとってます。

この項での説明は、主にそういった手順を使う人に向けてのものです。


1.

マウスカーソルを、VSCodeエクスプローラの「小説フォルダ」直下の「テキスト1章1.txt」の上に持っていき、

右クリック→「コピー」を選択。


「開いているエディター」直下の「テキスト1章1.txt」は不可です。

「小説フォルダ」直下のファイル名の方で右クリックしてください。


挿絵(By みてみん)



2.

そのまま Ctrl + V を押す → ファイルが複製される。


小説フォルダ内に、元ファイルの複製の「テキスト1章1 copy.txt」が作成されたと思います。


挿絵(By みてみん)


どうして貼り付けるときは、右クリック→「貼り付け」じゃないんだ・・・と疑問に思ったかもしれません。

右クリックからの「貼り付け」は、

フォルダ内のファイルが多くなってくると、とてもやりにくいです。

マウスカーソルがファイル名の上にあると、右クリック メニューから「貼り付け」のコマンドが消えるからです。

なので私は、ファイルの貼り付けはいつも Ctrl + V で行なっています。



―――ここからはファイル名の変更です―――


3.

エクスプローラの「テキスト1章1 copy.txt」が選択状態なのを確認し、F2キーを押す。

ファイル名入力モードになるので、矢印キーの「→」を押す(「←」を押すとカーソルがファイル名の先頭に飛びます)。

入力カーソルが拡張子(.txt)の直前に現れるので、そのまま「 copy」を消し、

その後、「テキスト1章2.txt」へ書き換えてエンターキー。


↓「テキスト1章1 copy.txt」選択状態

挿絵(By みてみん)


↓ファイル名入力モード

挿絵(By みてみん)


↓ファイル名の変更後

挿絵(By みてみん)


「テキスト1章1 copy.txt」の選択状態が解除されている人は、

VSCodeエクスプローラ上の、そのファイル名をクリックしてください。

色が着いて、選択状態になるはずです。


ファイル名の変更は、

VSCodeエクスプローラの、そのファイル上で右クリック→「名前の変更」、

もしくは、ファイル上で右クリック→F2キーでも行なえます。

この場合は、ファイルを選択状態にする必要はありません。

ファイルを作成したあとになって、そのファイル名を変更したくなったときは、

いつもこちらの方法で変更してます。


ファイルの複製や名前の変更は、Windows (のエクスプローラ)でも行なえます。

VSCodeの操作を覚えるのが面倒・・・という人は、そちらで行なっても構いません。



■以後の操作説明のための下準備2


※下準備が必要ない人は、ここで次の項へ移ってください。


今あなたが見ているこのWebページ(タイトル「テキストファイルの複製とファイル名の変更」のページ)の本文を全部コピーし、

この項で作成した「テキスト1章2.txt」(「・・・1章1.txt」ではありません)へ貼り付けてください。

やり方は、

このページの本文の適当な場所でクリック → Ctrl + A → Ctrl + C で全文コピーし、

VSCodeの「テキスト1章2.txt」で、Ctrl + V です。

保存を忘れないでくださいね。

■各話ごとにファイルを作成するメリット


最大のメリットは、

その小説内で一気に複数箇所を変更した場合、サイトの何話を更新すれば良いかが一目瞭然ということです。

Windowsのエクスプローラで更新日時の順に並べれば、すぐに分かります。

例えば、小説内に出てくる「入り口」を全て「入口」へ置換したとき、

その小説の全話が1ファイルにまとめられていた場合、サイト内の何話を更新したら良いかが分かりにくいです。

1話ごとにファイルを作成していれば、そういった事態は回避できます。


他には、

各話ごとにファイルが並んでいるので、小説が長くなった際も目的とする場面の場所を開きやすい、

各話の長さ(あるいは、だいたいの文字数)がすぐに把握できる、

ファイルが沢山並んでいると沢山書いた気になれる(これは私だけかも)・・・というメリットもあります。


デメリットとしては、

私の場合、各話ごとのファイル作成の操作が面倒なことくらいです。

あと、

もしかすると、書籍化の際にも面倒かもしれません。

恐らく、小説の提出時はその小説のテキストを1ファイルにまとめる必要があるので。

今のところ、私には全く縁のない話なので分かりませんが。

まぁ、複数のテキストファイルの内容を1つのテキストファイルにまとめるフリーソフトなんて、

探せばいくらでもありそうなので、大した手間にはならない気がしますけど。



2021/6/27

さっき VSCode の設定を見ていて、

小説の次話のファイルの名前を付けるときに便利そうな機能を見付けました。

設定の「incremental Naming」の項を、simple → smart に変更すると、

エクスプローラ上でコピーするファイル名の末尾に数字(半角のみ。全角はダメ)が付いていると、

そのファイルを貼り付けするとき、

自動的に、末尾の数字が増やされた名前になります。

例えば、VSCode のエクスプローラ上で「小説9.txt」をコピーして貼り付けると、

その貼り付けられたファイル名は、自動的に「小説10.txt」になります。


設定の「incremental Naming」の項は、

VSCode 左下の歯車アイコン → 「設定」で設定ページを開き、

その検索窓に「incremental Naming」を入力すると見付かります。


あと、本稿の説明は、

この「incremental Naming」の設定を変更していないことを前提として書いてます。

個人的には、

変更するのならば、本稿を最後まで読み進めたあとをオススメします。

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