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始めに
初めての投稿なので文章が拙いこともあると思いますがよろしくお願いします
「やってくれたね」いきなりその言葉が頭の中に響いてきて目を開けるとそこには1人の身なりのいいおじさんがいた。
年齢は40後半というところだろうか。でも身なりの良さと整った顔ダチから若く見えていてもう少し年齢はいっているのかもしれない。そんなおじさんは明らかに不機嫌そうな顔であった。俺としてはこの人を不機嫌にさせるようなことをした覚えなんてないし、なにより意味がわからなかった。
しかしそんなことよりもわからないのがこの場所だ。
おじさんと自分以外何もないだだっ広く白い場所、病院だってこんなに白一色じゃない。
この置かれた状況に戸惑っている俺をよそにその人は変わらず不機嫌そうな顔でつぶやいた。
「やり過ぎだよ。君さ」
おじさんがいうことの意味がわからない俺は自然と口が動いた。
「何がですか?」
おじさんはそれを聞くとため息混じりに半分呆れたような口調で言った。
「君はね、世界を救う救世主を食べちゃたんだよ」