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文明

 私は大学生でして、様々な概説や歴史を見聞きする機会があるのですが、やはり人間というものの中身は大して進化してないということに大変驚かされます。というのも、明治時代や江戸時代どころか中世、超えて平安時代であってもその時代を生きた人々という言葉や想いの価値、重みというのは現代人となんら変わらないからです。というよりも、このような発達した技術を持つ文明である私たちと遜色ないどころか、むしろより深みのある、真理に近いようなことを想い述べている。

 これはとても面白いと思います。万金も宇宙ロケットもインターネットも人間性を向上させるとは限らない、ということでしょうか。インターネットには様々な人がいますが、1分で中国人とアニメの話で笑いあい、ロシア人にロシア語を教えてもらい、イギリス人と車の話で盛り上がり、韓国人と教育問題について討論しあう。こんな便利で簡単に世界とつながれる。このように便利な"インターネット"という道具がありながら、実に無知蒙昧な"大衆"のままである人が目につきます。それらの人々は一般にネット右翼などと呼ばれるのですが、皆さんはどうしてここまで愚かでいられる人々が存在するのか、不思議に思ったことはないでしょうか。

 私個人の意見としては、彼らの無知蒙昧で愚かたる所以は"コンプレックス"の一言に尽きると思います。自身の社会的地位の低さであったり、取り柄のなさというのを、自分より下の人々を設定することで自らを優位に置く。これも実は、人間の本能的なものがあるのですが、そこがずばりこの問題の核となる部分のように思われます。現代社会の文明というのは、科学と理性です。倫理です。そしてそれらというのは、感情論であったり本能を抑えて初めて成立するものです。ですが、その例の彼らというのはそれができていない。本能や感情を抑えられていないのです。これが意味するのは、過激な表現になってしまいますが―例えどんな道具があっても猿は猿ということです。いや、むしろ道具の使い方を解する可能性があるだけ、猿のほうがマシかもしれない。

 火という文明の利器の扱い方を覚えていなければ、人類というのはまったくすぐに絶滅してしまっていたことでしょう。そして扱い方を間違えれば火傷も負いますし、なんだったら焼け死にもします。


では、"インターネット"という文明の利器の扱い方を間違えれば、いったいどうなることでしょうか。

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