登場人物(2)
今章で初登場となる人物を整理しました。
【所属】
名前(年齢)
説明
【亡国の皇子一行・追加】
■ルウ(15)
ゼルギウスに雇われていた暗殺者。黒髪に黒服、レアな双剣が特徴。感情をあまり表に出さない。病にかかった妹の治療費稼ぐため闇に手を染めたが、実はそれこそがゼルギウスの陰謀だった。ソーマに敗れ、セリムにその身柄が預けられる。
■レベッカ(8)
ルウの妹。ゼルギウスによって麻痺毒の魔法を受け、寝たきりとなる。ハルトたち、そして治癒魔法の権威であるシルビオによって救われた。
【ラナリア】
■ジェラルド・ルーベルク(66)
旧アースガルド帝国初代皇帝の弟。セリムたちを迎え入れた。足腰が弱っており、公務をキャンセルしたことでゼルギウスらに暗殺されかけるも、ソーマたちによって命を救われた。
■ミュラー・クレメンス(48)
軍務大臣、白鷹騎士団長、魔法師団長、他を兼務するラナリア一忙しい男。セリムらに軍の演習、ボッシュ家の視察を勧めた。
■マシュー・クレメンス(22)
ミュラーの息子で、魔法師団副長。ソーマとともにボッシュ家の視察に赴き、謀略にかかる。ネガティブな性格だったがソーマに感化され、治癒魔法でソーマの命を繋いだ他、内乱の事後処理に手腕を発揮する。
■ゼルギウス(46)
政務大臣。パルマ家と懇意にしており、ラナリアの実権を握るべく暗躍するも、ハルトに見破られ、虜囚の身となる。
■ジョン・パルマ(20)
ラナリア有数の貴族家嫡子。ルーベルク家の養子となって、大公の地位を次ぐ予定であった。暗愚であり、すべてが母の言いなりである。
■公爵婦人(41)
ジョンの母。早世した夫に代わり、パルマ家を取り仕切る。ジョンをトップに据えるため陰謀を働くが失敗した。レオニールの大ファン。
■シルビオ(54)
ラナリア勢力のお助けキャラ。治癒魔法の権威として名高い。レベッカとソーマの治療にあたった。
【ウェルブルグ】
■レオニール・ヴィンフリート(36)
ラナリアの北西に位置するウェルブルグの王。〈十聖〉のひとりで、二つ名を獅子王という。単身ラナリアに乗り込み、一方的に有利な条件で同盟を結ぼうとしたが、ハルトに看破され、対等の不可侵条約を締結する。
■ベネディクト(65・故人)
レオニールの養育係を務めていた、元将軍。王の素質を早くから見抜き、英才教育を施した。
■イザーク(38・故人)
当時の赤天騎士団団長。謀反を企てるも露見し、レオニール自ら斬られ、死亡した。




