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壁の花ですらなくせいぜいシミな私

作者: 黒楓

なんとなく今 思い付きました

ボール・ルームはまるでスケート場みたいで

手すりを磨くがごとく

へたくそは壁際でうごめき

広い“リンク”の上を存分に舞えるのは

上手い人たち


上手いというのは

“踊りが”とは限らない

女や男の

扱いが上手ければ

事故ちゃっても

ホールドを戻し

優雅に舞い

踊らせる


そうしていつか

曲が終われば

散会し

ある者は咲き

ある者は絡む


ああ、

ホテルというフジツボに

声や喧噪や匂いが立ち込める頃

ようや私は解放されて

自転車漕いで

寒々しく

家に帰る




一応、自転車漕いでいるのは女性設定です。



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