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柴丸はビビり、ヨーコは固まった

 ヨーコがこの世界にまだ留まると言った日から三日後の午前二時、遠くで雷鳴が響いている。 

「雷さんは怖いよー」ヨーコがイートインスペースの椅子に座っている。

「ヨーコチャンハ雷サンガ苦手デスカ?」ジョージがイートインスペースのテーブルを拭きながら喋っている。奴が珍しく仕事をしながら話しているので、雷が鳴ったんじゃないのか。

「ワンワンワン」

 ヨーコの隣で豆柴が弱弱しく鳴いている。

「何だよ、今度は柴犬かよ」俺はヨーコの前にホットコーヒーを置いた。

「最近、私になつく動物が多いのだワン」また動物モード、今度は犬モードになっている。

「ヨーコチャンハ可愛いからワンチャンニモシタワレマスネ」

「エーッ、ジョージだってワンチャンに慕われてるだ、ワン!」ヨーコは両手を握り、それを頭の上にかざして犬の真似をしている。ジョージがそれを見て「オー! プリティ」とか言ってヘラヘラしている。バカバカしい。

「でも最近、あっちの世界に行かないペットちゃんが多いのだ、ワン!」

「エーッ、ソウデスカ?」

「だってこのワンチャンだってまだ子どもだし、ニャン太郎だって年老いて死んだ感じじゃなかったニャン」ニャン太郎は少し前にヨーコが連れてきて、俺の寺であっちの世界に行った猫だ。雌猫だったけどヨーコが何故かニャン太郎と命名したのだ。

「ソレデ、ヨーコチャン、コノワンチャンノ名前ヲツケナイノデスカ?」

「アーッ、そうだったニャン。名前をつけるのだワン!」猫モードと犬モードがまたごっちゃになっている。

「えーっとねぇ、あ! そうだ、柴丸がいいのだ、ニャン」ヨーコ、犬モードだろ、間違ってるぞ。

「オー、柴丸デスカ。ドーシテ柴丸ナノデスカ?」

「やっぱ、豆柴でぇーっ、丸々太っているから柴丸!」

「ナイスアイディーア! ヨーコチャン、サスガデスネ」そんなの見たまんまだろ。俺は二人に軽蔑の眼差しを送っているとヨーコが言った。

「柴丸って男の子の名前でしょ。このワンちゃん、男か女か確かめないといけないのだ、ワン」

「ソーデスネ。性別ニカンシテ、ウルサイ人ガイマスカラネェ」ジョージとヨーコはニヤニヤしながら俺を見ている。

「二人して何だよ、その目は。じゃあヨーコ、俺が雄か雌か確かめるから、その犬を抱き上げて見せろ」ヨーコは言われたまま豆柴の前足付け根を持って、俺に下腹部を見せるようにした。

「ああ、この犬は雄だ。ちゃんとついている」 

「ハセガワサン、何ガツイテイルノデスカ?」

「うるさいな! あれだよ、あれ!」

「ヨーコチャン、『あれ』デ、ワカリマスカ?」

「ヨーコ、お子ちゃまだから『あれ』では、わかんにゃーいだワン!」またして猫モードと犬モードになって胸や腰を振ってワンワンにゃんにゃん言っている。こんな能天気な奴がなぜ幽霊のままこの世に留まっているのか! 俺には理解不能だ。

 柴丸と名付けられた子犬がまたワンワン吠えだした。

 入口の自動ドアが開き、中年の男が入って来た。俺とジョージは慌ててレジに向かった。俺は奥の方のレジでジョージは入り口近くのレジに入った。入店した中年男は紺色のスーツを身に着け黒い鞄を右手に提げていた。男はパンが陳列してある場所に留まり数少ないパンを品定めしていた。この中年男は最近ちょくちょくこの店に買いに来る。

 また入口の自動ドアが開き髪の長い紅いミニのワンピースを着た女が入って来た。女は深夜なのにサングラスかけている。彼女は500ミリリットルのビールを二缶とつまみの柿ピーとサラダ味おかきを取ってジョージのいるレジに向かった。俺の方にもその女の煽情的な香水の匂いが漂ってきた。

「八百八十五円デース」ジョージは嬉しそうにヘラヘラ笑いながらミニのワンピース女に言った。こいつはセクシィな女性を見ると欲望丸出しの顔になる。情けない! 女はそれを知っているのかサングラスを額まで上げて灰色の瞳を露わにした。そして彼女は少し前かがみになって紅いワンピースから白い胸の谷間を見せ財布から千円札を一枚取り出し、直にジョージの右手に手渡した。

「袋、ドウサレマス?」

「アラぁ、忘れちゃったぁ」女の粘着質な声がジョージを包むと案の定こいつは「オー、ソレハ大変デスネー。タダイマ、タイムサービスデ、お買い物袋ムリョウデース」と言いながら三円のビニール袋にビール缶と柿ピーとおかきを入れていた。俺は中年男の対応をしながらジョージを睨んだが、こいつは知らんふりしながらミニのワンピースの女にビニール袋を手渡した。

「おい、コラ! ジョージ、なに勝手な真似してんだよ」俺はスーツの男性客にレシートを渡し終わるとジョージを睨んだ。

「アッ、コンナトコロに三円ガアリマシタ。ラッキー!」助平店員は白々しく床にお金が落ちているというような動きをして、レジに一円硬貨三個を放り込んだ。

「おいジョージ、何だよ、さっきのタイムサービスって! お前、セクシィな姉ちゃんがお客だと勝手なことばかりしやがって」

「イイじゃナイデスカ。ボクガ彼女ノタメ二サービスシタノダカラ」

「サービスと言ったわりには三円だぞ。お前セコイな」

「ハセガワさん、ソンナコトヨリ、サッキノ女の人、セイジュクシタ魅力アリマシタ。ヨーコチャントハチガッタ魅力デース。ソレカラ美月ちゃんトモチガイマース」ジョージは大きな口を開けてヘラヘラしながら勝手にヨーコの方を見て俺を見た。

 午前二時以降この時間帯、普段客は来ない。しかし今日のように午前二時過ぎに珍しく複数の客が来ると、意外と続けて客が来るのだ。だから俺たちはレジでちゃんと待っていなければいけない。

「アレーッハセガワサン、ヨーコチャンおかしいデス。チョットあっちにイッテイイデスカ?」

「はあ?」俺が返事を言い終わらないうちにジョージは大股でイートインスペースに行ってしまった。

 その後も連続して客が来たので俺はレジを離れることはできなかった。午前三時前になるとさすがに客足は途絶えた。

「おい、どーしたんだ? 珍しく静かじゃないか?」俺はイートインスペースに行って二人に声をかけた。

「ハセガワサン、ヨーコチャン固まってマス」

「はあ? 何で幽霊が固まるんだよ」俺は椅子に座って窓の外を見ているヨーコを見た。ヨーコは力のない蒼い瞳で外を見ていたが意識は飛んでいるようだった。

「おい、ヨーコ!」

「・・・・・・」返事はない。

「ホントだ、フリーズしている」

「デショー」いつもヘラヘラしているジョージも心配そうだ。

「ヨーコチャン! ドウシタノデスカ?」

「おい、ヨーコ、起きろよ。何寝てんだよ」

「ハセガワサン。ヨーコチャンハ眠ってイマセンヨ」うるさいな、仕事は覚えないくせに変なところで細かい奴だ。

「ハセガワサン」

「ん、何だよ」

「ハセガワサンガヨーコチャンの肩をダイテ、ソットミミモトデ囁けばヨーコチャン、キヅクトオモイマスヨ」

「エーッ! 何で俺がそんなことしなきゃなんないんだよ」

「イイカライイカラ。ハセガワサンダッテ、ヨーコチャンこのままだとコマルデショ?」

 俺はジョージのむさくるしい顔を見た。いつもヘラヘラしているのに今は真面目な顔をして「ウン」と頷いて俺に指示した。俺は仕方なくジョージの言うとおり、ヨーコの肩を抱き耳元で「ヨーコ、起きろ。オイ、ヨーコ」と囁いた。

「う、うーん・・・。あれぇクモちゃん?」ヨーコの蒼い瞳に力が戻り自分の右肩を見た。

「どうしたの、クモちゃん? あたしを抱きしめて。わかった! あたしとラブラブになりたいんだねーっ」ヨーコは両腕を寄せに胸の谷間を強調し、ぽってりした唇を突き出した。

「オー、セクシィガール! キュート」ジョージは手を叩きながら喜んだ。

「ケッ!」俺はヨーコから手を離し二人を睨んだ。バカバカしい! 何だ、こいつら。

「ヨーコチャン、大丈夫デスカ? サッキマデ意識ナカッタデス。ハセガワサン、レディニハ優しくシナケレバダメデスヨ」ジョージがヨーコのショートヘアを撫でているが、ヨーコの頭を素通りしている。

「ジョージは優しいね。ジェントルマンだねぇ」

「イエス、イエス。レディス&ジェントルメン!」ジョージ、それ、違うだろ。こいつ本当にアメリカ人か?

「おい、ヨーコ。さっきまでどうしたんだ。目は開いていたけど意識はなかったぞ」

「ソーデス。コンナコト初めてだとオモイマスヨ」

「うーん・・・」ヨーコは白いテーブルに片肘をついて思い出そうとした。すると彼女の黄色いTシャツのお腹のあたりがもぞもぞと何かが動いた。

(何だ?)俺は不思議に思いそのもぞもぞ動いている物体を見ていると、それはヨーコのお腹から豊かな胸の方に移動した。

「アッハーン、だめぇ」ヨーコは喘ぎながら両手をTシャツの裾の方から入れて柴丸を取り上げた。彼女のTシャツが柴丸の後ろ足の爪に引っかかったのか、そのTシャツが一緒にめくれ上がり、ピンクのブラジャーに包まれた豊かな胸と白いお腹が現れた。

「イヤン、もうーっ。柴丸ったら、あたしのおっぱい舐めたらダメでしょ。感じちゃうーん」この能天気女は柴丸を抱き上げ腰をクネクネさせている。

「オー! 柴丸グッジョブ! 僕チャンモ柴丸ニナリタイデスー」

「エーッ、だってジョージは大きいからあたしのTシャツに入んなーい」

「オーマイガー!」ジョージは天を仰いで十字を切っている。

こいつら、真面目に話すことすらできないのか? 能天気幽霊女と助平外国人の相手をなぜ真面目な俺がしなくちゃならないのか? 最近よくそう思うのだ。

「クモちゃんどうしたの、ボーッとして。アーッわかった。あたしのピンクの可愛いブラジャー見たでしょ? エッチィ!」

「ハセガワサンハ巨乳好きデスカラネェ」

「うるさいな! それよりヨーコの意識が飛んだ話はもういいのか?」

「あっ、そうだったワン」忘れていたのか!

「ハセガワサンモ結構マジメデスネー」お前が不真面目過ぎるだろ。

 俺が険しい目で二人を見ているのに、ヨーコは首を傾げて「何だったかニャン」とか言っているし、ジョージの奴は先ほどのヨーコの媚態を思い出しているらしくニコニコヘラヘラしている。こいつ、立派な聖職者になるために日本に修行に来たとか言っているけど、日本人女性が大好きでやって来たんじゃないのか。あと昭和の歌謡曲に異常に詳しくて、この前も鼻歌で平浩二とかいう歌手の「バスストップ」や尾崎紀世彦の「また逢う日まで」をフンフンフンフーンとか歌っていた。

 俺がジョージをジーッと厳しく見ているのに、こいつは相変わらず楽し気に妄想に耽ってニヤニヤしている。

「アーッ、そうだぁ。さっきのお客さんだワン!」ヨーコは何か思い出したらしい。

「何だよ、さっきのお客さんって?」

「ほらぁ、二時過ぎに男の人と女の人が入って来ただニョン」ニョン? ニョンって何だ?

「アッ、ニャン!」やっぱり間違えたのか。

「それでぇ、柴丸が急にキュンキュンと怯えて私のTシャツの中に入ったのだワン」

「ホーッ」ジョージの奴が何か考えている。

「ジョージ、お前キュンキュン鳴いてヨーコのTシャツの中に顔を突っ込みたいとか言うんじゃないだろうな」俺は厳しく言ってやった。

「ハセガワサン、ソンナコト考えるわけナイジャナイデスカ。不謹慎デスヨ。やっぱりハセガワサン、むっつりエッチマンデスネーッ! ヨーコチャン」

「クモちゃんはむっつりエッチマンだワーン!」

「グッ」言葉に詰まった俺を二人して楽しそうに見ている。

「閑話休題、ヨーコチャン、柴丸ガヨーコチャンノTシャツノナカニハイッタアトニ意識ガトンダノデスカ?」また真面目なジョージになっている。

「ううん、違うニャン。柴丸ガあたしのTシャツの中に入った後にワン、誰かと目が合って急に寒気がしてニャン、それから覚えてないのだワン」

「確かに二時頃にスーツ姿の男とセクシィな女の人が入って来たな」

「ソーデスソーデス。紅いミニのワンピースノオンナノヒトイマシタ。背が高くてソークール!」

「ヨーコ、そのどちらかと目が合ったんだな? 男の方か女の方かはわからないのか?」

「うん・・・・・・」ヨーコにしてはしおらしい返事だ。

「ハセガワサン、男の方ジャナイデスカ。女の人はサングラスヲカケテマシタ」

「あの女の人はサングラスを上げてお前を見ていただろ!」

「オー! ソーデシタ」

「お前、あの女の人の胸とか腰とかを見てただろ」

「へッへッへッー」こいつ、否定も肯定もせず笑ってやがる。

「デモ、ヨーコチャント目が合ったトイウコトハ、ソノヒト、ヨーコチャンガ見えていたトイウコトデショウ」

「ああ、そういうことかもしれない・・・ワン」

「コノオミセハ霊感のツヨイヒトガヨクキマスネ」

「うーん、そうだな」そのことは俺がこのコンビニで働き始めて以来ずっと頭に引っかかっていたことだった。

「ヨーコチャン、モウ三時スギマシタヨ。カエリマショウ。キョウモボクガ送りマスカラ」

「あのう、クモちゃん、ジョージ・・・・・・」ヨーコは柴丸を撫でながら困った顔をした。

「陽が昇るまで、あたし、ここにいていいかな?」俺とジョージは顔を見合わせた。ヨーコはいつも午前三時を回るとこの店を出て、どこかへ帰って行くからだ。その理由を訊いたことがなかったが、俺たち三人の間では暗黙の了解みたいなものだった。そもそも幽霊が夜明けのコンビニに居るというのは何か変だろう。

「別に構わない。けどジョージは三時上がりだから話し相手はいなくなるぞ」

「オー、ハセガワサン、淋しそうなヨーコチャンヲオイテイケマセンヨ。僕モウしばらくイマス」

「ううん、ジョージいいの、無理しないで。あたしはちょっとだけここに居たいだけだから。それに柴丸もいるので淋しくないよ」柴丸はクウンクウンと鳴いて短い尾を振っていた。

「ジョージ、帰っていいんじゃないか。客はしばらく来ないし、俺も少しはヨーコの話し相手をするから」

「ハセガワサン、僕がイナイカラトイッテ、サッキミタイニ、ヨーコチャン二変なコトシナイデクダサイヨ」

「何だよ、変なコトって?」

「サッキヨーコチャンヲぎゅっと抱いて、ミミモトデハアハアト荒い息ヲシテ興奮してたデショウ?」

「はあ?」俺は言葉を失った。ジョージの奴はまたヘラヘラしている。

「キャー、やだぁクモちゃーん! あたしぃ奪われるとこだったのぉーっ。今度は優しくしてねぇ」この能天気女も上目遣いでまたも豊満な体をクネクネさせてやがる。

「だって、ジョージ、あれはお前が・・・・・・」

「ジャア僕はコレデ、シツレイシマース」ジョージは俺が言い終わらないうちに素早く店を出て行った。俺は呆然とジョージが出て行った方を見ていたが、諦めて振り返るとヨーコがニコニコ笑っていた。俺は気を取り直して女子高校生幽霊に訊いた。

「ヨーコ、コーヒー飲むか?」

「ウン!」ヨーコは嬉しそうに頷いた。

俺は100円硬貨と10円硬貨を一個ずつレジに入れた。それから紙コップをとって自動サイフォンの下にそれを置いた。30秒ほどで紙コップにコーヒーが入った。そこにフレッシュ一個分とコーヒーシュガーをスティックひとつ分入れた。それから細いプラスチックの棒でかき混ぜた。出来上がったコーヒーをイートインスペースの椅子に座っているヨーコの前のテーブルに置いた。そして右手をコーヒーにかざし、(美味しいコーヒーになりますように)と念じた。

「ありがとう、クモちゃん」ヨーコは淋しそうな蒼い瞳で俺を見た。彼女は霊化したコーヒーをゆっくり飲んだ。俺は彼女の隣の椅子に座り外の風景を眺めた。店の前には広い駐車場があり、その前には国道がある。四車線の国道も深夜三時を過ぎると自動車はほとんど走っていない。歩道を歩いている人影もない。

「ねえ、クモちゃん・・・」ヨーコの冷たい左手が俺の右手を握った。

「クモちゃんの手、あったかいねぇー」柴丸はヨーコの膝の上で眠っている。

「さっきの話だけど、あの男のヒトと女のヒトが入って来た時、あたし、ここに居ちゃいけないと感じたんだ。凄くそう感じた。でも金縛りにあったみたいに動けなくなったの」

 幽霊でも金縛りになるのか? と思ったが俺は黙ってヨーコの話の続きを待った。

「そのあと、昔の感覚が甦ってきて、そして意識がどこかへ行っちゃったんだ」

「昔の感覚って何だ?」

「うーん、何か懐かしいっていうか、重いみたいな、ザワザワみたいな、フワフワしてスーッとして」

「全然分からないぞ」

「うん、そう。あたしもどう言っていいか分からないの、ごめんね」殊勝な彼女の言葉に俺はかなり戸惑った。

「まあいいさ。そのうち何か分かってくるかもしれないし」

「そうだね・・・・・・」ヨーコが何を考えているのか俺には理解できそうになかった。だけどこうして静かに夜の闇を見ているヨーコの隣に座っていることは悪くなかった。

 午前五時を過ぎると客がポツリポツリとやって来た。

 午前六時になると街は白々と明けてきてヨーコはいなくなっていた。

 午前七時前に次のシフトに入る山田さんがやって来た。簡単な引き継ぎをして俺は店を出て家路についた。




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