剣の道〜中〜宴
また、新キャラです!
俺の刀、恋刀が誕生し、剣士としての訓練を受けることになった……
転生2日目の夕方。
「よし、無事に終わったな!」
「うぇー、もぉー帰るのぉーつまんなぁいー。」
爽やかに話す政頼、甘えたがる真田、
(今日は、ずっとこの爽やかデレデレの組み合わせで行動している。色々と疲れてきた。)
「まぁ、いいじゃなか?もう帰ろう。疲れただろ?」
俺は、抜け出したい一心で発言した。しかし…
「前田っ、コレだけで疲れるのか?体調は大丈夫か?少し歩いただけだぞ!」
「うん。伊達ちゃんの言う通りだよぉ、こんなので疲れるのぉ?それでも男の子?もっとご飯食べなよぉー。」
「そうだな、久しぶりに食事にでも行くか?」
「うぉーん、いいねぇ〜!ゴハンっ!いつものとこで、前田君のオゴリネー!」
いつものとこ…どこ?って言うか、俺の「オゴリネー」って、なんでぇ!
「直江でも誘うか?せっかくだし、信乱と謙乱でも呼ぶか?」
「おぉーいいねぇ〜!上杉君久しぶりぃ!」
直江?上杉?よく分かんないよぉー。
そして、『いつものとこ』に着いた。普通のお店だった。明治ぐらいの建物かなぁ?
で、そこに、直江と上杉謙乱?がいるらしい。
「お待たせぇー!」
「遅れてすまん。」
「遅れて悪い!」
全員で、同時に言ってしまった。
顔を上げると、そこには…
信乱と、2人の男がいた。どちらもスラッとしていて、なんか、オーラを放っていた。
1人は、ショートボブぐらいの長さの髪で七三分けをしていて、爽やかでスッキリしていた。
もう1人は、髪が湿った感じで外ハネをしていて短めの髪だった。爽やかと言うか、変なオーラだった。
どっちがどっち?
次へ続く…
ミステリアスな2人一体何者なのか…
どっちがどっち!?