五十六、曹爽と不愉快な仲間たち
曹爽が本格的に調子に乗り始めます。
親父さん──曹真が草葉の陰で嘆いておられる。
56.
曹爽用何晏、鄧颺、丁謐之謀,遷太后於永寧宮,專擅朝政,兄弟并典禁兵,多樹親黨,屢改制度。帝不能禁,於是與爽有隙。
(註釈)
曹爽は何晏、鄧颺、丁謐の謀を用いて
太后を永寧宮に遷し、朝政を専断した。
兄弟揃って禁軍の兵士を司り
多くの支党を立てて
頻繁に制度を改めた。
宣帝は禁止することができず、
こうして曹爽との仲に罅が入った。
(註釈)
何晏は後漢末期の
肉屋の大将軍・何進の孫で
ナル男で女好きで
五石散ていう麻薬やってるけど
論語に註釈つけたり
老荘思想の独自解釈を進めて
1つの学問として成立させるよな
インテリでもあったり、
色んな要素乗っかってるヤバい奴です。
頭いいのは認めるけど
品位がちょっと…………
これが取り巻きっていうんじゃ
曹爽の品格も窺い知れるってもんです。
曹操や曹丕やみんなが苦労して
築き上げた魏がぁあ
こんなアホ宗族のために
凋落していくぅううううう。
曹叡はカンペキに
後事託す人間を誤りましたね。
当初、曹芳の後見人を宗族で
ガチガチに固める方針だったそうですが、
彼らと不仲の劉放・孫資の意見を容れて
「司馬懿」と「曹爽」に決まったそうです。
曹爽は、司馬懿のクーデターを
正当化するために
必要以上に無能に書かれてるのかな?




