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淡々晋書  作者: ンバ
第一、宣帝紀
54/313

五十五、張春華死す

55.

八年夏四月,夫人張氏薨。


(訳)

八年(247)夏四月、

夫人の張氏が薨去した。


(註釈)

春華はるかさんこと

司馬懿の正妻の張春華ちょうしゅんかが亡くなりました。


司馬師しばし(208〜255)

司馬しばしょう(211〜265)

司馬しばかん(232〜311)

南陽公主(???)


の母親。


司馬懿は側室のはく夫人の方を寵愛し

晩年の関係は冷え切っていたとされます。


司馬懿の紀では

この一回しか名前出てきません。



司馬懿より10歳年下なので、


前述のとおり、司馬懿が仮病使って

曹操の勧誘を断ったとき(4ページ)

まだ数えで13歳だった計算になります。



皇后の伝記では、司馬懿が張春華を

「老いぼれ」呼ばわりする場面が

あるんですけど、ふつう

一回り年下の人間に対して

「老いぼれ」って言わんよね??


「オメーのが老いぼれだろうが!」

って返されるのがオチだし。


だから、この場合の「老いぼれ」は

司馬懿のストライクゾーンから

大幅に外れているという意味で、


「司馬懿はロリコンだった」説の

補強としたいと思います(アホや



漢書を著した班固はんこの妹の班昭はんしょう

著作の「女誡じょかい」のなかで

14歳で嫁いだ、と書いてるので

割にこのくらいの年齢で嫁ぐのは

普通のことなのかな?


張飛が

夏侯淵かこうえんの親族の娘を拉致して

無理やり嫁にしちゃった時も

娘さんの年齢は恐らく

10代前半だったっぽく、


まつが利家に嫁いだのも数え12歳で

もう何か……狂気を感じてしまいます。

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