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淡々晋書  作者: ンバ
第一、宣帝紀
30/313

二十九、白鹿献上

29.

四年,獲白鹿,獻之。天子曰:「昔周公旦輔成王,有素雉之貢。今君受陝西之任,有白鹿之獻,豈非忠誠協符,千載同契,俾乂邦家,以永厥休邪!」


(訳)

青龍四年(236)、

白鹿を獲り、これを献上した。


天子は言った。


「昔、周公旦が成王を輔弼したとき

素雉(白い雉)が貢がれてきた事があった。


今君は陝西せんせいの任を受け

白鹿を献じてこられたが、

これは君の、千載に渡って契りを同じくし、

国家を治め、永久に安んずるという

忠誠に符合したものに違いあるまい!」



(註釈)

白鹿はめでたい瑞兆とされています。


司馬懿、めでたく

周公旦と同クラスまで格上げ。


曹丕も司馬懿ラブでしたが

曹叡の評価もメチャ高いですね。


曹叡の没年は34歳説と

36歳説があるのですが、

なぜ二種類存在するのかというと、

曹丕が本当の父親じゃない

という可能性があり得るからです。


曹叡の母親の甄氏しんし

もともと袁紹の次男・袁煕えんきの嫁で

曹丕が彼女を奪う前から、既に

曹叡を身籠っていたのではないかという。


曹叡の生まれのことは

三国志本文ではぼかされています。

これって、怪しくないでしょうか。


始皇帝の父親が呂不韋りょふいなのか?

それとも子楚しそなのか?

という問題に似ているかも。


一度は絶えたはずの袁紹の血筋が

曹叡(袁叡)の代になって再び

勢いを盛り返す、とか

ちょっとワクワクしませんか。

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