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淡々晋書  作者: ンバ
第八十二、虞溥伝
215/313

三・四、君子は浪費せず/白鳥至りて風化展ぶ

3.

時祭酒求更起屋行禮,溥曰:「君子行禮,無常處也,故孔子射於矍相之圃,而行禮於大樹之下。況今學庭庠序,高堂顯敞乎!」


(訳)

時に(軍事)祭酒が

新たに礼を行うための

屋舎の建起を求めてきた。


虞溥は言った。


「君子が礼を行う際に

場処は一定ではない。


ゆえに孔子は矍相しゃくしょうに射し

大樹の下で礼を行った。


ましてや今の学庭庠序は

堂は高く、広々としているではないか!」


(註釈)

礼のための建物なぞ不要!

それは礼じゃない。


4.

溥為政嚴而不猛,風化大行,有白烏集於郡庭。注春秋經、傳,撰江表傳及文章詩賦數十篇。卒于洛,時年六十二。子勃,過江上江表傳於元帝,詔藏于秘書。


(訳)

虞溥の政治は厳しかったが

苛酷という訳ではなかった。


風化は大いに行き渡り、

白い烏が群庭に集まった。


「春秋」の經と傳に注釈して

江表伝こうひょうでん」及び文章・詩賦

数十篇を著した。


洛において卒し、時に六十二歳であった。


子の虞勃ぐぼつは長江を越えて

「江表伝」を元帝に献上した。


詔により、秘書(府?)に収蔵された。



(註釈)

元帝(東晋の初代皇帝)が江表伝を保管した。


劉宋りゅうそうの時代(420〜)に裴松之はいしょうし

三国志に註釈をつけるに当たって

江表伝を引用した。


「江表伝」を読んで

もっと偏見に満ちてる人だと

思ってたんですが、

ふつうにいい人でした。

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