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最強ヤンキーの異世界ライフ  作者: ニアモルモット
6/18

オーラ

勇者のオーラと書いていましたが、魔王の方がヤンキーっぽいかなと思いましたので変えました!




アイズとの約束をしてから半年。キアンは、アイズとエレナと共に街(マーレ街と言う)にある協会へと向かっている最中だった。

キアンの体は、ただガタイが良いというわけではない。自分が動いて重たいと感じなく、そして筋肉が柔らかく体も柔らかい為、元々持っている運動能力の高さが、その歳の最大限を引き出していた。


「ところで、協会までまだもう少しあるから魔法に関して詳しく教えてあげるね」

「うふふ。あなた、分かりやすく説明してあげてくださいね?」

「分かってる!」

とアイズがエレナに元気の良い笑顔とピースをしながら答える。


ーーー この夫婦、本当仲良いんだな…それと、魔法か。あれから今日まで、適した体を作るために筋トレやらなんやらしてきたんだが…


「とーちゃん、いいから早く教えてくれないか?」

「あぁ、ごめんごめん。まぁ、魔法と言うのは主に自分が持っている魔力を放つんだけど…それが、人それぞれ属性をもっているんだ。例えば僕だったら風。エレナだったら火。魔法には、『火・水・風・土・雷・光・闇・無』他にもあったような気がするけど、主にこの8つなんだ。オーラに出てる色の魔法が一番強く使えるような感じなんだ。火属性に目覚めたエレナだったら、火の魔法が一番強い。だけど…簡易魔法と言われる、誰でも同じ力で使える魔法があるんだ。そして、属性の中にある「無属性」これは、「特殊属性」とも言われたりする。これは、少し説明がしにくいんだけど、無属性魔法を発動した時には属性は一切ない。だけど、特殊属性魔法を使える者は、無属性だけど属性はあるって感じかな…ごめんね、無属性魔法使えない僕だから説明下手だったけど。ハハハ…」


ーーー なるほど。まぁどんな属性だろうと使いこなせてなんぼ…ってところだろ。武器だってそうだし、なんだってそうだ。


「ありがとう、とーちゃん。それと質問なんだけど、特殊属性と無属性の違いはどーわかるの?」


ーーー もし、敵で居たら厄介だし聞いておいて損はない。


「そうだね…だいたい、魔法を発動する時はその属性の色が体の周りに出るんだ。それをみんな「オーラ」と言う。火属性だったら赤。風属性だったら緑。闇属性は紫。無属性なら白のオーラが出るんだけど……問題は特殊属性。目覚めることがごく稀な属性なんだ。この世界に特殊属性がいるのはほんの僅か、その為詳しい研究結果が分かってないんだ。そして、遥か昔に居た1人だけ全属性を同じ強さで使えるって言う特殊属性だったんだ」


「誰だよそれ?」


「それは魔王だよ。昔にね……お、着いたね……あれが協会だよ。勇者の話はまた今度してあげるから。」


キアン達の目の前に、大きな協会が建っている。

魔法を使えるようになる為、早速協会の中へ入る三人…


ーーー おぉ…!中も広いな。やっぱ俺と同い年くらいのやつばっかりだな…


入って数十分後に、協会の扉が閉まる。

そして、急に現れた爺さんが喋りだす。


ーーー 魔法か?なんだ今のは…


「ホッホッホッホ。皆、集まったのォ?これから君達に神の祝福を受けてもらうのじゃ。まぁ聞いているとは思うが……魔法は便利じゃが、危険じゃ。使い方もよく勉強してほしい。色々と言いたいことはあるのじゃが、早速始めようかの。では…!!」


爺さんを中心に光が辺りに広がる。温かい光がその場にいた子供達だけを包んでいく。


「な、なにこれ?!」


一人の子供が自分の体を見渡し驚く。そして、また一人、また一人と自分を見て驚く。


「皆、落ち着きなさい。その体から出ているモノはオーラじゃ。その色でなに属性か判断すると良い。」


ーーー 皆、いい表情じゃのぉ……ん??なんじゃ?あの子は…!!


爺さんが、子供達に神の祝福が行き渡ったことを確認していると、一人、不思議なオーラを纏った者がいた。


それは


「とーちゃん、これ何属性なの?」


キアンだった!


「そ…それは!さっき来る前に説明した、特殊属性だ!た、大変なことになったな…」

「そうねぇ、どーしたものかしら?」

「特殊属性か……これはこれで修行し甲斐がありそうだな」

と言った感じで三人が話していると、


「君!そのオーラはなんじゃ!」

「なんだジジイ」


ーーー なんじゃこの子は…めちゃめちゃ口が悪い!!


「こ、こらキアン。その言葉遣い直しなさいと何度言ったら…はぁ、申し訳御座いませんシルヴィス。」

「エレナか。それに、アイズではないか…!この子はお主の子供だったのじゃな…この子の属性は…」

「えぇ、あの特殊属性かと…」

「これ夢じゃないですよね?ハハハッ」


ーーー なんだ?ジジイとかーちゃん達が話してるが…めんどくさい事にならないといいが…


「キアン君と言ったかね」

「あぁ、そうだぞ」

「君のそのオーラを見れば、それは特殊属性じゃ。」

「それは教えてもらったから見て理解してるぞ」

「そうか……そのな、何と言うか…そのオーラは歴史上に出てくるあの方の話と全く同じのオーラなのじゃ。」


「は?」


「遥か昔の話じゃ、実在したかは分からんが……魔王と呼ばれたものが居たんじゃ。本当かどうかは誰も分からん、じゃが本当なら君は全属性使える…かもしれぬ」


「……は??」


「もしかしたら、王に呼ばれるかもしれぬかもなぁ…」


ーーー 6歳のやつを呼ぶってそんな頭のおかしい王なんか居るわけ…ないよな??


周りの子供達はざわざわしながらキアンの事を見る。キアンはその目線を鬱陶しそうに感じるだけ。他人にそれほど興味のないのは地球にいた頃からである。


「なんかここにいるの気まずいし、とーちゃん帰ろうぜ」

「あ、あぁ、そうしようか…ハハハ。」

アイズは、まだ戸惑っていた表情をしていたが家に帰ることにした。


ーーー はぁ、なんかとんでもない事になりそうだ…


アイズがそう思って、三人で帰っていく。


この世界に魔王のオーラを引き継いだ6歳として有名になる事もしらず。



お読みいただきありがとうございます。

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