表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強ヤンキーの異世界ライフ  作者: ニアモルモット
5/18

魔法

正直なところ、主人公の設定などその他諸々の設定を決めきれていない状況です。



キアンは、あの日転生して自分の体を鏡で見てから、赤ちゃんの状態に生まれ変わったことを理解した頃から5年が経った。


「いくぜ、とーちゃん」

「あぁ、かかっておいで。」


キアンはこの日初めて、父である「アイズ」に訓練を始めるところだった。

この世界ではモンスターが生息して居るため、戦闘経験が0だとすれば即死コースなのだ。だから、大抵は親から子への戦闘訓練、より強さを目指すために学校に行ったりなど様々な生き方がみられる。

その為、キアンがどれ程戦闘できるかを把握するため、アイズとキアンは模擬戦闘を行うのだ。


キアンとアイズは互いに動かない。


ーーー 数秒だが、長く感じる。


先に動いたのはキアン。素早く姿勢を低くし、左足で地面を強くけりそしてアイズの懐へ一瞬にして飛び込んだ。


ーーー やっぱり、前の体よりすごく軽くい。これなら…!



…しかし


「…え?」


「キアン!!子供にしては、充分凄いぞ!そして父さんは嬉しい!」


アイズの懐へ入り、先手必勝とばかりに殴りかかったのだが、物の見事にお腹への一撃を決めるために出した右手を軽く掴まれた。そして、打ち込んだ筈のダメージが、全身へと響き渡る。


「ぐっ…いってぇー…一体、何したんだよ?」

「あはは。キアンには悪いが…俺に与えられる衝撃を全てキアンに返したんだ。君には、これから使っていくことになる【魔法】というものだよ。6歳になったら出来るようになるから〜…あと半年待てば使えるようになるよ」


ーーー は??魔法?5歳の実の息子にそんなことするのかよ…でも、魔法か。なんか楽しそうじゃねぇか!


「なんで6歳からしか使えないの?」

「6歳になったら教会に行って、神様から魔法属性を貰えるんだ。そしてやっと魔法が使えるようになるんだよ。またその話は6歳になってから詳しく教えてあげるから…今度は魔法無しで相手する。かかっておいで!」


アイズは笑顔で淡々と答えていき、戦闘準備へと入る。


「あぁ、今度こそぶっ飛ばしてやる…!」


キアンは地球で住んでいた頃、楽しさというものが無かった。生まれてすぐに両親は離婚し、母親の元で育った。

それは3歳の頃だった。記憶には母親が目の前で死んだことしか覚えていない。それと、悲しかったこと。

何故、母親が死んだか…トラックの運転手が運転中に居眠りしてしまっていて、そのまま横断歩道を渡っていたキアンと母親の元へ…キアンを守るため安全な場所へ突き飛ばしたのだが、母親は逃げきれずそのまま事故死してしまった。

それからキアンは施設で育ち、小さい頃から喧嘩しかしてこなかった為、生きていても正直楽しいとは言い難かった。


だが今は、親がいて興味を持てるものがある。

第二の人生を自分なりに精一杯生きてやろうと思ったのがこの時であった。


「スーーッ…ハーーーー………」

目つきが変わる…それは決意した男の目!


「…ん?」

ーーー キアンの雰囲気が変わった。さっきの一撃といい、この子はどれ程……どんな子に成長するか楽しみだ!


先程と同じ攻め方でキアンが先に動いた。右手がお腹の前へ来ると同時に、アイズが流れるように紙一重で避ける。だが…


「とーちゃん、俺…一対一なら負けねぜ」

「…!!しまっ…」


右手を振り切ったところで、右足も地面へ着く。着地する前に、アイズ側になるべく右足を近寄らせて、その勢いのまま右足を蹴り、バク転しながら、伸びた左足をそのまま下ろす!


「キアン…ごめんだけど、父さんも負けるわけにはいかないんだ!」


アイズは、左足を受け止めようと腕をクロスさせ、頭部を守る体制に入った。けど、いつまで経っても腕へ衝撃が来ない。


「なに?!」

「それは予想できてた!」


左足が腕へ当たるほんの一瞬の間に足を折りたたみ、素早く着地し後ろへ回りこむ!


「くっ…!!」

「うおおおおおお!!!」


ドンッ!!




「…ご…5歳にしては…凄すぎるね…」

「あー。やっぱ吹っ飛ばないかぁ」


キアンの一撃は決まったのだが、アイズは戦闘に慣れている。その為、急所を避けて少し衝撃を受け流した。


ーーー 全く。この子は凄い子だね…まだ5歳で僕に一撃与えるなんて…


「とーちゃん、次は俺が魔法覚えてから戦闘訓練しようぜ」

ーーー もっと体鍛えないとアイズには勝てねぇな…やっぱあっちで生きてたより、面白い…!


「……うん、分かったよ。キアンにも何か考えがあるんだね?」

「もっと体鍛えて、とーちゃんをぶっ飛ばしたい。」

「あはは…ほんと、自分の息子が怖いよ…でも!!楽しみにしてる!父さんも負けないからな??」

「うん、じゃあ半年後に」

「やれるもんならやってみな…まだまだ自分の子供に負けたくないからね!」


???「コラ!あなた!キアンに怪我なんかさせたら私、怒りますからね?!」


家の玄関から綺麗な声が聞こえてくる。この世界での母親の声だ。そして乳がデカい。


「あはは…これ、一応戦闘訓練なんだけど…」

「かーちゃん、腹減った」

「そーね、お腹空いたならご飯にしましょうか!」

「あ、僕の分もよろしくできるかな?」

「うん!じゃあ2人ともお風呂入って綺麗にしてきてからご飯よ??」

「「はーーーい」」



彼女は、この世界でのキアンの母であり、アイズの嫁である「エレナ」。とても綺麗な顔立ちであり優しい母。先程も言ったのだが大事なことなのでもう一度言わせてもらう。乳がデカい。

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、文がおかしいところが御座いましたらご指摘いただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ