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最強ヤンキーの異世界ライフ  作者: ニアモルモット
16/18

参戦



…なんなんだ今のは?!

この俺が、魔法も使われずにこれ程にダメージを受けるなんて…

ちっ。考えても仕方ねぇ、今の一撃くらってちょっとは頭冷えたわ。




ヴェルツンが吹っ飛ばされた後の上空では


「へぇ…流石に強いね」

と、見た目は16~18歳くらいの青年がニコニコしながら言う。そいつは少しサイコパスな香りがしくる。一番闘い難い相手だ。


「ああ。流石にあの力を持っているだけある…」

武人…と言うべきか?筋骨隆々。力だけならヴェルツンより上だろう。見た目はおっさん。


「…強い」

無表情で銀髪の女。そして顔も整ってる…

何考えてるか分からん感じだ。


「所詮は人の子。ヴェルツン!さっさと終わらせろ!」

こいつは額から小さなツノが2本生えている。こいつら…まさか人間じゃないのか??


「やはりあやつの闘い方は美しくない。だからそんな攻撃を食らうのだよ、ヴェルツン。」

口調が貴族みたいなやつ…

こいつは頭が良さそうだが、他の奴らより力自体は弱く感じる。



ツンツンを吹っ飛ばしてから上の奴らの会話を聞いていると


「キアン、もう取り返しなどつきませんよ?」


とメウが言う。

そんな事はハナからどうでもいい…

ここで一人倒せだことが大き


ガラガラガラ…


ヴェルツンが吹っ飛んで行った方で、崩れた壁が動き始めた。

そこから、不気味なオーラがそこからどんどんと大きくなっていく。



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!



ーーー っ!!は?!なんだこの魔力は!!それに…!



「おい…テメェら…誰に向かってそんな口聞いてんだ??俺はヴェルツン…あの方の右腕!あの方の次に強い男だ!!!!このガキやる前に、テメェらから殺ってやんぞコノヤロウ…」


ヴェルツンの上に覆いかぶさっていた壁は吹っ飛ばされ、巨大なオーラを纏っている。


「あははは!やっぱりヴェルツン死んでなーいっそのこの殺ったら、僕と殺りあおうよー!!」


サイコパス野郎が笑顔で言う。

見た目通り、こいつは頭がおかしいやつなのだろう。


「うっせぇ!黙って見てろ!!今すぐそのガキぶっ殺して、魂持ち帰った後にお前を殺してやるからよ。」


「うん!早く殺ってね〜!あはははははは!今日はなんか楽しいねぇ〜!」


「おいガキ…キアンって言ったな?お前を殺さなきゃいけねぇ、今度こそ覚悟しろ。」


「…ったく。じゃ、続きを」

俺らは、第2ラウンドへと入ろうとした。

その時だった。


『困るなぁ…それ以上学園の運動場を壊さないでくれるかな?それと、その子はうちの大事な生徒なんだ…帰ってくれると嬉しいんだが。』


校舎から声が聞こえたので、そちらを振り向く。



そこには笑顔で此方へ歩いてくる、サン・マーレ魔法学園の校長であるトラウス・ケディ・ティアロームが居た。


「あんた何しに来たんだ?」

「おやおやキアン君、こんにちは。怪我は無さそうだね?」


優しい雰囲気を纏ってニコニコしている校長。こいつは俺が入学して見てきたやつ…いや、今まで出会った全ての奴より強いと感じた程の…


「ああ、今始まったところだ。校長には悪いが、良いところなんだ…邪魔しないでくれ。」


そう、今喧嘩の最中。そして相手はあの7人の内で強い方…そして自分の力も試せる最高の機会を逃したくないのだ。


「んー。何を言っても聞かないって顔だね?……分かったよ。じゃあ僕は他の子達の足止めでもしておくよ。終わったら、帰ってもらう。分かったね?」


それでも笑顔を崩さない校長。流石に強いだけあるが…相手はあの6人…大丈夫か?


「大丈夫なのか?他の6人も結構強い感じがするぞ?」

「君は敬語を習った方がいいね。特別に今度私が敬語の授業をしてあげましょう。…ですが私は校長、生徒を守るためなら自分を犠牲にしても不思議ではありませんよ?それに、彼等くらいに手こずりません。」


こいつが言うと、出来そうな気がするのがムカつく…が、これだけは言っておく


「そんな授業いらねぇよ…」


そう。俺に敬語なんて無理な話なのだ。


話は逸れたが…


「ヴェルツン!長くなって済まない、待たせたな!」

「はっ!待った分、俺を楽しませてくれるんだろうな?」

「…ふっ。……当たり前だ、バーーカ。」


俺とヴェルツンは、笑みをこぼして

それでも油断はなく睨み合う…


「「行くぞ!こっからが本番だ!!」」


二人のオーラが膨らんでいきぶつかる衝撃が、第2ラウンドの開始ゴングとなった。





お読みいただきありがとうございます。

次回からvsヴェルツン第2ラウンドです!

そして、校長vs6人も…

色々と話が進んでいきますので、おかしな部分がなるべく無いように書いていきます。

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