7対3
…
ここは、校長室。
そこにはこの学校の責任者である、『トラウス・ケディ・ティアローム』の名を持つ校長が居る。
今、書類をまとめていた彼は運動場に違和感を感じる。
ーーー まさかね…『彼』を見たときから思っていたが、こんなに早く動くとは。
「さて…生徒を守る為動きますか。」
彼、トラウス・ケディ・ティアロームは校長室を出て運動場へと歩き出した。
「1.2.3......7人か」
不気味な空に突如現れたのは、7人の男女。(見た目だけで判断した)
『スリープ』
真ん中に居る金髪ロングの美女が魔法を発動した。
すると、俺とメウとエウ以外の物が次々と力無く倒れていく。
「テメェ、いきなり何しやがった!」
「キアンダメよ!相手にする暇があるのなら逃げなさい!」
「さっきから逃げろ逃げろウルセェな…逃げる必要がないだろーがよ!」
メウがさっきから慌てている。たしかに魔力量は一人一人只者ではない。
親父も中々の魔力量を持っていたが…それと同じ、いやそれ以上か?
「おやおや、なんだか懐かしいのが「2人」混じっているねぇ」
鼻の下の辺りから長い髭を持っているおっさんが言う。
2人って…まさかな…
「キアン、すまねぇ。俺らは猫なんかじゃない。魔法で化けてたんだ」
まあなんと、素直に言っちゃいましたこの黒猫。
そこはしらを切るとかなんかしねーの?
なんて少しは思ったが、事情が事情だしな。
それに…
「別に、お前らが猫じゃなかろうが関係ない。どーでもいい事だろ」
「キ…キアン…ありが」
「新しい猫、買えばいい。」
「お前なあ!!!!!!!」
お、やっといつも通りの態度に戻った。
こいつらの事は後にして、とにかく「上」にいる奴等をどーにかしないと…
「テメェら何の用で此処に来たんだ!用がないならさっさと帰れ!鬱陶しいから!」
と叫んでみた。
だって遠いし。上だぜ?空飛んでんだぞ?!
話がズレる前に、上にいる7人にこんな事を叫んで聞いてみた。
すると、真ん中の金髪ねーちゃんが喋り出した。
「貴方が持っているその「力」は、貴方が持っていていいモノじゃない。だから、元ある場所に戻す為に奪いにきたのよ。」
おお、好きで持ってる力じゃないのに結構な言われようだな。
「知らねーよ、奪えるものなら奪ってみろ『7人同時で、力尽く』でな!!!!」
「あんたアホなの?!あいつらの事よく知らないからそんなこと言ってるけど、アレは相手にしたらダメなのよ!」
「俺とメウがいても厳しいのに、喧嘩売る相手間違えてんぞ?」
あぁ…この2匹…いや2人なのか?まぁそこらへんは置いておいて、こいつらはさっきからうるさい。要は勝てばいいんだよ。喧嘩でもなんでも、乗り込んできたならこっちは全力で相手するのみ。
中学からそれは、俺の中では変わらねぇよ。
「はぁ…いいんだよ、負けねーから。俺、お前らにも秘密にしてたけど、喧嘩は強い自信あるから。」
「だから喧嘩じゃ…」
「メウ。もうこりゃ何言っても聞かねぇよ…あーあ。のんびり過ごしたかったのに、やっぱこの任務受けるんじゃ無かったわ!」
ようやく、俺の気持ちが伝わったようだ。
こんな絶好のチャンス逃すはずがない。
相手は格上で、尚且つ7人居る。自分が強くなるチャンスが目の前に来たんだ。やるしかねぇだろ!
「さぁ!かかってこい!!喧嘩…しようぜ!!!!」
投稿だいぶ遅れました。
もっと多く書けたら…とは思いますが、やはり集中力が持ちません。いつか、結構長めに書けたらなと思っております。




