馬鹿発揮
だいぶ日にち空いてしまいましたが…
昨日、路地裏で二匹の猫を拾った。
飼うことにしたなら名前をつけてやらないと…と思い、白く綺麗な毛を身に包んでいるのを「メウ」真っ黒だが品のある色の毛を身に包んでいるのが「エウ」と名付けた。
メウは雌、エウは雄だ。
ついでに、寮の部屋は一人で暮らす分には充分な程だった。ベッドにトイレ、その他生活に必要な物は全て揃っている。
トイレは日本とほとんど変わらない。というか、この世界での家での生活はほとんど変わらない。
朝と夜には寮でご飯が出る。昼は学校の食堂や購買などを利用。
朝食を食べた後、寮監にペットを飼うことについて聞いてみた。この学校での寮は、ペットを飼うことは禁止ではないらしい。召喚獣とか居るから、そういうのには厳しくないとの事。
学校では召喚獣も出したりしているから、ペットと言わずに召喚獣だと言えば問題ないだろう。
ーーー つーか、食堂誰もいなかったな…まぁ気にしないでおくか。
そんなことを考えながら、右肩にエウを乗せて左肩にメウを乗せて、今は登校している。
メウが俺が向かっているところに着いて質問してきた。
「キアンはどこへ向かっているのですか?」
「学校だ。昨日入学したばかりなんだ」
「そう…」
「ん?お前、学校ってどんな所か知ってんの?」
「ええ、だって私達もう300年近く生きているので。」
さ…300年?
なんなんだこいつら…じゃあそろそろ死…
「大丈夫だキアン。俺らはそんな存在じゃねぇ…今は言えないが、死ぬこたぁねぇよ。」
と、エウが言う。
「……まぁいい。また今度、話せる時にでも話してくれたらありがたい。」
「ええ、当然ですこと。貴方は私達の声が聞こえる存在ですので。」
「やっぱり結構珍しいことなのか?お前らの声が聞こえることって…」
「そりゃ、俺らでもびっくりするくらいな!」
と、二人と話していたが目の前に大きな校門が見えてきた。
「あら、貴方の通うのはあの学校ですの?」
「そうだ」
「立派な建物になったのですねぇ」
何やら前からこの学校のことを知っていそうな感じだが…正直、謎な部分が多過ぎる故に聞く気にならなくなっていた。
だって、聞いても「また話す時がきたら」と言われ流されるのだ
そんなこんなで、俺は広く長い廊下を歩いていき、[1-A]と書かれたクラスの前に立つ。日本の学校と同じ引き戸を引いて中に入る。
ガラガラガラ…
クラスの中へ入ろうとしたが、何故か空気がおかしい。何かしただろうか?顔に何か付いているのだろうか?そんなことも思ったが
「……あんたがキアンかい?」
と、教卓に立つ先生らしき人物が此方を見ている。
ーーー 女の人だ
そしてなにやら結構怒っている雰囲気。
「そうだけど」
なんでそんな怒っているのか尋ねようと思った矢先
「初日に遅刻とは!!どう言った神経しているのですかあああ!!!!!!」
…
…
…
ーーー 遅刻…だと…!!
思い返せば…
朝、食堂には誰も居なかった。
そう、その時既に皆登校中だったのだ。
ーーー ……っ!やっちまったああああああ!!!!
この日の放課後は、教員室に呼び出された。
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