世界一不幸な男
思いつきの作品
更新できる時、はする。
あと人気が出たら毎日投稿。
僕の名前は佐々木 幸大。
世界1不幸な男だ。
どんぐらい不幸かというと、僕が三歳の時に離婚し、
4歳で親が死んだ。
唯一の肉親の婆ちゃんも六十になる前に死んだ。
バスに乗れば三本に一回は必ずトラブルが起こり、
電車に乗れば雪が降る。
傘立てに傘を立てれば盗まれる。
一番嫌いな先生のクラスになるのは当たり前。
僕を虐めるガキ大将とは今12年連続同じクラスだ。
こんなことでは終わらない。
事件に巻き込まれるのはしょっちゅう。
車に轢かれるのは年に1回。
テストでは毎回採点ミスがある。
間違い電話は、1日に5回以上。
おみくじは毎年大凶。
見た目にも恵まれず、
ジャンケンで勝ったことがない。
麻雀でも、十三不塔ばかり。
テンパイ張っても待ち杯全てドラの中。
ゲームーのガチャでも最高ランクは当たらない。
運ゲーでの勝率ゼロパーセント。
昨日も学校一の美少女の人にぶつかり皆に睨まれた。
地面が濡れていた。
そして今日。
ジャンケンで負けたヤツはその学校一の美少女に告白しなければいけないらしい。
もちろん強制参加。
そして負けたので告白しますか。
ちなみに今知ったことだが、彼女の名前は吉田千波らしい。
「あなたのことが好きです。
付き合ってください。」
まあどうせ断られるし適当にやるか。
「いいです。
よろしくお願いします。」
うん??
は!?
どういう事?
「ど、どういう事ですか?
てかなんでオッケー?」
「あなたに運命を感じたからです。」
何言ってんだこいつ。
どうしよう今後。




