7話 自己紹介
中間試験終わりましたー…いろんな意味で
これからは平日毎日更新を目指します!
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「ん、ん〜、あれ?おとーさん?」
「ああ、すまないコア起こしちゃったか?」
まぁ、あんだけ眩しかったら普通起きるよな
「ううん、大丈夫、それより誰?その女」
ん?ちょっと怖いんですけど、寝起きは悪いのかな?
「マスター。こちらは?見たことない種族ですけど」
「じゃあ、自己紹介と行こうか、まずは俺からだな、俺はナナシ、ダンジョンマスター2日目の普通の男だ」
簡単すぎかもだが自分のことは分からないんだから仕方ない。ていうか自分で言うのもなんだが何が普通なんだよ
「じゃ、次はコアよろしく頼む」
「うん、コアはコアだよ!おとーさんはコアのだからとったらダメなの!」
うん、自己紹介て何か知ってる?いや、俺が言えたことじゃないか。一応補足しとくか
「コアはダンジョンコアから進化したユニークモンスターだ、あと俺は別にコアの持ち物ではないから誤解しないように」
「!!!!今なんて言いました!?」
ん?今のセリフになんか変なとこあったか?
「俺は別にコアの持ち物ではないから誤解しないように、だが」
「そっちじゃなくて!!ダンジョンコアがユニークモンスターになるなんて前代未聞ですよ!通りで知らないわけだ…じゃなくて!普通名前つけるとしたらドラゴンとかそういうのでしょ!それにさっきから他の気配感じませんし、まさか他に仲間がいないとか言いませんよね」
何をそんなに慌ててるんだ?
「他に仲間はいないが、どうかしたか?」
「はあ!?どうかしたか?じゃないですよ!私は5000ガチャで出てきたんですよ、5000DPていうとルーキーレベルですよ!それをたった2日で稼ぐなんて……はっ、すみません、取り乱しました」
喋りすぎたことに今気づいたのか顔を真っ赤にしている。
「コホン、私の種族はワドーフ、エルフとドワーフの混血です。ものづくりや薬、弓なんかも得意です。必ずやマスターのやくにたってみせます。今後ともよろしくお願いします。マスター」
行儀よく一礼して、そう言うワドーフ
「あれ?名前はないの?なら付けてあげようよ、おーとーさん!」
「そーだな、名前がないと不便だしな、それじゃあ君の名はリンだ!」
「リン、それが私の名前…これからよろしくお願いします!マスター!」
『ワドーフがネームドモンスターリンに進化しました』