5話 1日目終了!
遅くなりました!すいません
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「なぁ、アコ、俺のダンジョンってこの白い空間だよなー、なら冒険者が来たらやばく無いか?」
そう、俺は目覚めた時からダンジョンをいじっていない、だから冒険者が来たらすぐにやられてしまうだろう、まぁ、ダンジョンマスターは体力という概念がないし、コアがダンジョンコアだと気付くやつもいないと思うから大丈夫だろうけど
「あー!忘れてた!ダンジョンは一週間後にこの世界の何処かにランダムに出現するんだよ!」
そーなのかー、ってそれ結構大事なことだよな、忘れるなよ!まぁ、可愛いから許すけど、ならそんなに急いで作らなくてもいいのかー、
「おとーさんはどんなダンジョンを作ってくれるの?」
世界一面白いダンジョンを作るって言ったんだから期待するよなー、でもそんな目で俺を見ないでくれ可愛すぎて苦しい
「そーだなー、別に感情が出てくるのは宝箱を開けた時や、仲間が死んだ時だけじゃないと思うんだ、生前の記憶だけどね、もっともっと楽しいものがあったんだそれが
『ゲーム』だ」
感情が沢山出るゲームと聞いて何を思い浮かべるだろうか?ソシャゲでレアキャラが出た時、ドイツゲームをみんなでやった時、RPGをクリアした時など三者三様だろうが俺が一番に思いついたのは
「よし、すごろくをつくろう!」
ガチャでアイテムを出すのもいいかもだけどそれだと費用がかさむし、ドイツゲームなんかは人数が集まらないと面白くないし、RPGは普段冒険をしている人からすればつまらないだろうし、何より俺が一番に思いついたのは桃○とドカポ○だったからな、まぁ活気盛んな冒険者がリアルファイトを回避できるとは思わなかったから妥協してすごろくにした。
「へー、すごろくにするんだー、前にも他のダンジョンマスターがやったことがあったけどあんまり評判は良くなかったよ」
そーなのか、まぁ、ガチャを取り入れたダンジョンが有るって誰かが言ってたし、あっても不思議では無いか、冒険者がさいころを振る姿は想像しにくいよな
「まぁ、大丈夫だろ、俺が作るのは面白いから」
「うん!そーだよね!おとーさんだもん!」
まぁ、イメージとしてはドラク○5のすごろく場だろう、実際に自分がコマになって進んでいくやつだ
「そーと決まれば早速取り掛かるか、ダンジョンってどうやって作るんだ?」
「ダンジョンマスターっていうスキルが有るでしょ、DPを払って色んなことができるんだよ、最初は2000DPちなみに2000DPは人間の赤ちゃんが生まれてくる時と同じくらいの感情なんだ」
今更ながらコアはダンジョンのことに詳しい、元がダンジョンコアだったからだろうが頼りになる
とりあえず言われた通りにダンジョンマスターのスキルを使おう、ん?割と簡単にいけたな、ダンジョンマスターのスキルは大きく分けて眷属召喚、物質召喚、ダンジョン設備、の三つだ、物質召喚っていうのは食料だったり布団だったりを前世から呼び寄せることができるみたいだ、ただ、ダンジョンマスターは食欲や睡眠欲は無いからこれらは嗜好品になっていて若干DPが高い、まぁ、よく有る設定だよな
2000DPも有るから買えなくは無いけど……
いやいやいやいや、ちょっと待てい!おかしいだろこれ!どうなってんだ!説明しろ!いや、お前が説明しろよ、あ、うん、そーだな
「ステータス!」
名前 ナナシ
LV. 1
DP 12000 『喜』10000 『怒』0『哀』0『楽』0
スキル 言語理解 ダンジョンマスター
お分りいただけただろうか?いや、まぁ分かるよ、コアがネームドモンスターになって『喜』のDPが増えたってことは、でも10000て人間の赤ちゃんの5倍の感情てどんだけよ、まぁ、コアが嬉しかったら俺も嬉しいからいいけど、じゃなくて!
俺は基本チートはしない主義だ、だからこのDPで
俺TUEEEEをやるつもりは無い、このDPはコアが使うべきだろう
「コアは欲しいもの有るか?なんでもいいぞ、はじめして記念だ
「ほんと!?それじゃベッドが欲しいなー」
おっ!意外と生活必需品、もっと可愛いのかと思った
「そっかそっか、じゃあコアが選んでいいぞ」
「じゃあ、これにする!」
瞬間、光が縮小していき、ピンクの………ダブルベットが現れた、
「コ、コア?」
「うん!このベットピンクで可愛いでしょ!おっきいから、おとーさんと一緒にねれるしね!」
そ、そーだよな、うん、自分が恥ずかしい
「よし、アコ、そろそろ寝ようか」
「うん!一緒に寝よう!」
今日は本当に災難だったなー、まぁ、これからもっと忙しくなるんだろうけど
ダンジョン作りは明日でいーや、もうちょっとアコの寝顔を見たら寝よ
次からは絶対ダンジョンつくります!