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序章

えぇーと作者の想像で出来きた物語です、おかしなところもあるかも知れませんが暖かい目で読んでいただけたらさいわいです・・・

『日本』100年に一度の大不況と言われている近年、大学や高校を卒業しても就職につけない若者達が多くいる。


だがしかしそんな中でもアルバイトをしているフリーターと、アルバイトをしていないニートの2通りの若者がいる。

前者はまだいいが後者になると、なかなか戻ることが出来なくなる。


そして、ただ今真夏のうなるような暑さのなか汗を滝のように流しながらある場所に向かっている銀色長髪の20代前半の女性が1人。


彼女の名前は猿飛冴香(サルトビサヤカ)、身長は170cmで女性にしては高いほうでその身長を生かしバスケ部に所属していた。


高校時代は勉学は中の下で、運動神経はふたえの片目が前髪で隠れているにも関わらすずば抜けてよかった。


その後、卒業したはいいもののなかなか就職につけず現在はニートとなっている。


そんな冴香が何故この暑い中を歩み進んでいるのか、それは従姉からの一通の手紙が原因である。


『拝啓 猿飛冴香様、初夏の暑さの中どうお過ごしでしでしょうか?相も変わらずニートを続けていることだろうと思います。

 まぁ冗談はこのあたりにして本題に入りたいとおもいます。

私が管理しているとある寮があるのですが、この度私は諸事情で日本を少しの間離れることになりました。 しかし寮を放置して行くわけには行きません、そこでいつまでもニートをしているぐらいなら私の寮に来て私の代理をしていただきたいのです。  給料もしっかり払いますので、来ていだけないでしょうか?

来ていただけることを信じて私は待っています。


住所は手紙と一緒に入れてある写真の裏に書いていますので、これを読みおわった今からでも来てくださいね?ではのちほど。


貴方の愛する織田麗子(オダレイコ)より

         敬具』

「誰がニートだぁぁぁ!!」

冴香は手紙をぐしゃと握り締めると近所に響き渡るぐらいの勢いでどなった。


「だいたい、なんでこんないきなりなんだよ!何日本を出ていかなきゃならない諸事情て!」

髪を乱暴にかきながらそう言った。


「ああ、くそっ!あいつのことだから拒否権なんて存在しないだろうなぁ!」


はぁーと深いため息をつくと肩をおとしながら、渋々でる用意をする冴香であった。


そして先程にいたる。



「暑い・・・」


とつぶやきながら現住所をGPS機能で確認をする。


「大阪府大阪市本浦区10−43・・・」


そうつぶやくと、手紙と一緒に入ってあった写真と見比べる。


「ここらへんなはずなんだよな・・・」


冴香は疲れた顔をしながら辺りを見渡す。


暫くそうしていると後ろから、呼び掛けられる。


「あの〜貴方猿飛冴香さんではないですか?」


その声に冴香は振り替えり、そこには黄緑色の短い髪に前髪を花柄のピンで留めている1人の女子高生がニコニコしながら立っていた。


冴香は怪訝そうに言葉を返す。


「そうだけどあんた誰だ?何で私の名前を知っている?」


女子高生はそれを聞くと笑みをより深めながら返事を返す


「ごめんなさい、自己紹介まだでしたね私の名前は風上小太郎(カザカミ コタロウ)です、あぁ因みに小太郎て言ってますけどれっきとした女の子ですよ〜」


小太郎は楽しそうにその場でクルリと回る。


「で、その小太郎?が何であたしのこと知っているんだ?あたしの記憶がただしければ初対面はずだが?」


「ああ、それでしたねそれは至って簡単ですよ?私は貴方が今探している寮の住人なんですよ〜ここまで聞けばわかります?」


小太郎の話を聞き何となくわかったのか、うなずく冴香。


「何となくわかったよ、小太郎は麗子から話を聞いたんでしょ?そして、前もって写真でも見せられていたからあたしの顔を覚えていたってところかな?」


冴香の推理に少し気まずそうな顔をする小太郎を不思議そうに見つめる冴香。


「えぇーと9割方正解です・・・」


「残りの1割わ?」

さらに気まずそうにしながら、頬を掻く。


「写真ではないんです、昨日の夜に麗子さんから特徴を聞いていたんです」


「どんな特徴だ?」


「怒らないでくださいね?」

おずおずとそう聞く小太郎にたいし、なるべく冷静に返す。


「大丈夫だよ、小太郎に怒っても仕方ないでしょ?さぁいってみなさい?」


それを聞き小太郎は一つコホンと咳き込むと、ではと話はじめた・・・



「麗子さんから聞いた猿飛さんの特徴は、短い銀色の髪型に長身で片目を隠しふてぶてしい目付きをしていて、常に眉間にシワをよせ脱力に満ちたオーラを惜し気もなく放出しているような女だそうです・・・」


「ふーん・・・小太郎はそれでわかったんだ」話を聞き終えると、醒めた目で見つめる。


「いやいや、ぜ、全部じゃないです。寮の近くでうろちょろしている長身銀髪女性がいたら何となくきづきますよ!」


醒めた目に少し怯えながら、話す小太郎にたいしてため息をつく。


「冗談よ、じゃぁ案内してくれる?」


「え、えーとどこに?」


「寮に決まってるでしょ?」

「あ、はい!任してください〜」


こうして小太郎と冴香は寮に向かって行くのであった。


えぇーとどうだったでしょうか?とりあえず序章は終わりました。


続きも暖かい目で見てください!

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