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#3

のろのろ書いてます・・・。

やっちゃた・・・ 明日からのシフトを聞いてくるのを忘れてしまった。

もー私の馬鹿!! これも、あの変な芸能人のせいだわ!!

なんて責任転嫁。 マスターに電話・・・いや、だめだ。


私が入ってるシフト時間だとお店はカフェスタイルだが、私が上がる19時からはBARになる。

もっと働きたいけど、お酒扱うから駄目だと親からの反対で渋々ギリギリの時間まで入れてもらってる。

明日からは夏休みだから、長時間働きたい。私は親を説得して期末試験を全て90点以上取れたら働けるとゆう難題をクリアしてやっと、明日からBARにも顔を出す。

バイトで1人だけマスター以外にいるらしいが、2人で回してるところに私用の電話は迷惑だろう。


しょうがない・・・行くか。時計を見ると20時。よし!


「お母さん!! ちょっとコンビニ行ってくるね」 軽い嘘でも大丈夫。


私の家からは近いコンビニまでは20分。歩いてね。

そしてバイト先にはチャリで飛ばせば10分。


まあ家が駅から少し離れてて住宅街の奥にあるから、時間がかかってしまう。

親には歩いて行ったことにしよう。


こっそりチャリをガレージから引き出す。私はいつも学校に行くときは歩いていくから、親も深く気にしないだろう。

見つかりませんように・・・そう唱えて家から離れた所でチャリに乗り飛ばして走った。


夜見るお店は初めてだ。裏から入るか迷ったが、入口から入った方がすぐにマスターを見つけられるだろう。

少し重みのあるドアを押して入る。


「いらっしゃいませ~」 馴染みのマスターの声。 「あれ? 蜜ちゃん、どうしたの?」

マスターが心配そうにやってきた。

そりゃそうだ、全力疾走でまだ息が切れてる。

私は少し苦笑しながら 「マスター、忙しいのにすいません。シフト忘れちゃって」 そう伝えると、ああって顔になった。


「ごめんね~。僕も帰りに気づけばよかったのに! ちょっと待ってね。あ!明日紹介しようと思ったんだけど・・・直樹! 来て」

マスターは奥でお酒を造っていた男の人に声をかけた。

「バイトの子だよ。明日から同じ時間にはいるから。蜜ちゃんだ」 マスターは簡単に私を紹介して奥に消えて行った。


「あっ・・・初めまして。蜜です。明日から宜しくお願いします!」 ペコってお辞儀。いきなりでビックリしたけど。


「こんばんは~ 君が蜜ちゃんね。 マスターがよく話してるんだよ。可愛いって」 直樹さんはニッコリしながら私に笑顔を返した。


ビックリ・・・直樹さんもカッコイイ・・・このお店は本当に目の保養になる。

そんなこと思ってたら


「蜜!! 発見!!」 って・・・うっわ夕方会ったイケメンが・・・正直会いたくなかった。


いや・・・本当に進まない・・・

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