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第48話 後夜祭part1

ざまぁのクライマックスです!

 定休日なので二度目のアリンス国訪問。

ちゃんと次があるから終了時間守れという書簡も持ってる。これを手に入れるための代償は大きかったけど、必要なものだ。所属がない以上、次の居場所は自分で決める。


 神殿に着くとレインフォードがいた。

「みんなまだ来てない?食中毒と聞いてびっくりしたけど大丈夫だった?」


「ガハハハ、あのあとみんな病院行ったんじゃよ。でも何も出んかった。ストレス性の鬱やで。昨日までで全員退院してるから今日は来るはずじゃ」


 レインフォードは上機嫌だ。しかしみんな病院行ったんだ。よく薬物反応出なかったわね。まぁ全部自然の恵みのハーブだし、そういうこともあるでしょ。


 それにしてもストレス心因性の鬱ねぇ……。脱炭酸花穂よりも軽い脱炭酸のリーフと栄養満点のシードが効きそうね。じゃあコレ。持ってきたハーブオイルクッキーにシードをまぶして後夜祭の聖餐とポットいっぱいのハーブティーを用意して参列者を待つ。


 参列者たちは皆やつれた様子でぼちぼち集まりだした。集まるまでの隙をみて王太子がやってきて、謝罪しだした。


 あれやこれやと過去の対立すべてマリーが正しかったと列挙してるけど、そんなことは正直どうでもいい。過ぎたことは確定したのだから。これからどうするのか?そこが問題なのよ。


 「過去のことはどうでもいいわ。これからどうするの?」


 「あの追放をなかったことにしてやり直したい。」


 「それは出来ない相談ね。新聖女、いいえ王太子妃とそのご家族、そしてその後私が築いた交友関係はどうなるのよ?あなたの決断のもと動き出した時間は関係者を巻き込み新しい結合を作りながら進んでいき、決して戻せないの。そして時間が経つほどその分岐から派生する世界は違う方向に進んでいくの。」


 その説明を受けた王太子は顔面蒼白になっている。世界そのものから見捨てられたと言わんばかりの絶望に満ちた顔をしている。

流石に可哀想だが、これは仕方ない。


 「だから一瞬一瞬全力で未来をキメていくのです。そしてできる限り未来の選択肢を残すためにも、不可逆なこと、特に殺人だけは辞めておくことね。」


 王太子は諦めてくれたようだが、まだ過去を見ていて未来を見据えていない。ここはハーブティーとクッキーの出番。


 「レインフォードさん、そこに置いてあるポット持ってきて!」


 「ガハハハ、儂のポットじゃだめかの?」


 レインフォードは2人分巻いたガンジャのジョイントを持ってきた。そのポットちゃうわ!

いやぁ~、1回言ってみたいですよね「過去のことはいいわ。これからどうするの?」から時間の不可逆性説明して、「未来をキメろ!」って

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