ゴブリンを倒せない俺でも、彼女だけは絶対に守る
今度こそ!
全力で剣を振り下ろした。この攻撃さえ当たれば、こんな俺でも自信が持てるはず。
だった。
剣は敵の傍らを通り過ぎ、地面に突き刺さった。
切っ先は深く地面に食い込んでいる。全身の力を使ったためか、なかなか抜けない。俺は両手で柄を握りしめ、足を踏ん張った。
尻もちをついて、ようやく抜いたとき、視界の片隅が両断される最後の敵を捉えた。
流れるような動きで、師匠は剣を鞘に納めた。
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「レオンよお、そのまっさらな剣は、いつになったら敵に当たるんだ?」
ギルド「リュミエール」に戻って報酬を受け取ると、師匠は、剣を振るい続けて図太くなった指で俺の頭を掴み、乱暴に振り回す。首に力を込めて抵抗したのは、ささやかな反発心からだった。
俺はもっとできるはず。そう言い聞かせて、剣を振るってきたが、未だかつて、この刃が敵に届いたことはない。
師匠は反抗的な態度を気に留める様子もなく豪快に笑い、俺の手にコインを握らせる。
クエストに何ら貢献することもできないままに、俺は報酬を手にした。
手の中のコインを眺める。俺には不釣り合いな報酬だ。受け取る資格はないと思いながらも、コインを袋に突っ込んだ。
俺は、資格云々とプライドを語れるレベルにすら到達していない。この稼ぎをどう次の自分に生かすかが重要だ。
攻撃に関してだけではない。
師匠に複数の敵を相手にさせておきながら、魔法石を使っての補助や、防御のための結界石も全てワンテンポ遅れた。
三年間、名門の学院で学び、卒業後に冒険者として名を馳せるはずだった。
俺が描いてきた夢は、いとも簡単に、脆く崩れ去った。他の冒険者は遥か彼方、俺なんかでは目に届かないくらいの場所を走っている。
かつてのクラスメイトも、順調にクエストをこなしている。どうしても比べてしまう。
ゴブリンのような初級モンスターなんて、すぐに倒せるはずだ。在校時の訓練では簡単にできていた。
それなのに初めてから十度目のクエスト。まだ掠ることすらできていない。ゴブリンだって必死だ。俺の攻撃を読み、軽やかにかわす。俺の刃はまだまだ遠い。
「なあ、レオン」
不貞腐れて、ギルドを出ようとする俺の背に師匠が声をかける。
「敵の動きを目だけで追うのはやめろ。五感を使え。動きを感じろ。奴らはどうやってお前の剣をかわした? カッコなんて気にするな。もっとがむしゃらになれ。経験は十分のはずだ。お前の剣はもうゴブリンに届く」
「はい」
しっかり返事をしたつもりだったが、喉がねばつき、声が出なかった。
他の冒険者が俺を見て噂話をしているように感じた。一匹の敵すら倒せていない俺は、冒険者などとは名乗ってはならない。
彼らの目を避けようと、足早にギルドの扉を押して外に出た。
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息を吐ききり、空気を吸い込んだ。息苦しさがなくなった。こんなに緊張していたのかと思うと笑えてきた。情けない。こんな思いを抱えながら冒険者を続けても、いつか限界が来る。
潮時、なのか?
ずっと憧れ続けた冒険者、理想の自分と現在の自分の立ち位置はあまりにも違う。夢を諦めなら早めの方がいい。
もう一度、息を吸う。深く、ゆっくり、息を吐く。
「ふうぅ~~」
隣で、同じように息を吐く人影があった。
からかうように同じ動きをする影に、思わず視線を向けた。
大きく、くりくりとした目が、俺を映していた。
「やっと気づいた」
驚く俺の顔を覗き込んで、彼女はくすくす笑った。
「エリザ、さん」
心臓が、跳ねた。唾を飲み、次の言葉を考えた。まずい、一言も出てこない。普段でも彼女を前にすると、話す内容に悩むというのに、不意を突かれて頭の中の全てが吹き飛んだ。何に悩んでいたのかすら分からなくなるほどだ。
「ずっと、こんなふうに難しい顔してたよ」
エリザさんは、俺の顔真似をして、眉間に皺を寄せた。
「悩み事かな?」
「いや、えっと」
言葉にならない。だから慌てて首を振って否定した。冒険者を名乗っておきながら、敵の一体も倒せていない、そんなことで悩んでいるなんて恥ずかしくて言えるわけがなかった。
特に、彼女には、絶対に知られてはならないことだ。
彼女の前では、できるだけ、こんな俺でも、できるだけ格好いい男を演じたい。他の女性にはどう思われてもいい。彼女の前では、冒険者として頼れる男でいたかった。
「そ、それより、どうしてここへ?」
心の動揺を悟られないように話を逸らす。
普段、彼女は薬草を取り扱う父親の店の手伝いをしている。メインストリートを外れたギルドまで来るのは珍しい。
「ギルドと言えば仕事の依頼。でしょ?」
首を傾げた拍子に、彼女の結った髪が流れる。たったそれだけの仕草なのに、胸がバクバク高鳴る。
「あ、そりゃ、そうだ。はは」
笑ってごまかす。気の利いた一言が出ない。仕事といい、彼女との関係といい、自分の不器用さが嫌になる。
「で、思ったんだけど」
にこやかな表情で、彼女は俺に向かって人差し指を出す。
何か、とんでもないことを言われるような気がした。いつもの優しい笑顔が怖い。
まさか、俺に依頼しようなんて言わないよな?
「レオンくんに、お願いしようかな」
「お……願いって?」
喉が渇く。冷や汗が滲む。彼女が続けるであろう言葉を何とか先延ばしにしたい。
「ボディーガード」
「ボ、ボディーガード……?」
オウム返しで答える。頼む、他の誰かに頼んでくれ。
「そう。レオンくんに、私のボディーガードを頼みます」
俺が、エリザさんを守る?
ゴブリンさえも倒したことがない俺が?
無理だ、無理に決まってる。断れ。言い訳を考えろ。断るときの常套句と言えば「忙しい」だろ。
「ダメなら、他の人に頼まないといけないけど」
他の人?
荒くれ者の冒険者たちの顔が浮かぶ。大丈夫なのか、あんな人たちに任せて。
いや、大丈夫なはず。依頼人に危害を加えることはギルドの規約でも固く禁じられている。それに、冒険者たちは人相は悪いが、根は優しい人がほとんどだ。
待て。
いい人たちが多いからこそ、懇意になる可能性があるんじゃないか?
どうすればいいんだ?
「どうしたの? そんなに苦しそうに空を仰いで」
気づかない間に俺は頭を抱えて、天に向かって唸り声を上げていた。
「ちょっと守ってくれるだけでいいんだよ。お父さんがケガしちゃってさ。私が代わりの薬草を取りに行かなくちゃならなくなったんだ。街の近辺だし、魔物が出る危険性も低いんじゃないかな」
彼女の依頼内容だと、難易度が一番低いランクのクエストだ。
難易度最低ランクのクエストを忙しいと言って断る?
出来るわけがない。
俺は不安いっぱいの気持ちを押さえつけ、あたかも自信があるかのように胸を叩いた。崩れそうになる足元を力いっぱい踏ん張っていた。
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家にある少ない金をかき集めて、クエストの準備をした。それでも高価な剣を購入できるには至らず、魔法石と結界石を買えるだけ買った。明日からしばらくは、もやしを喰ってやり過ごすしかない。
彼女を連れて一歩、街の外に出ただけで、不安になった。
師匠がいないだけで、こんなにも心が揺らぐのか。これまで、精神的にどれだけ師匠に頼りきりだったのかを痛感する。
今度は俺が頼られる番だ。彼女に危険が及ぶようなことだけは避けねばならない。
近すぎず、離れすぎず、彼女との距離を空けて数歩先を歩く。後方も警戒をする。
天気がいい。
きっと心地よい風が吹いていて、草の息吹を感じられるくらい、緑の匂いもするのだろう。そんな自然を楽しむ余裕もなく、俺は丘を登る。見通しはいい。最も警戒すべきは、近くの森の暗がりか。
なぜだか、いつもより息が切れる。これくらいの丘なら、駆け上ったしても、呼吸を乱すはずがないのに。それだけ気が張っているのだろうか。
「大丈夫? 汗が凄いよ」
ハンカチで汗を拭こうとしてくれるエリザさんの行為を丁重に断る。
真っ白なハンカチを俺の汗で汚してしまうのは、どうにも気が引ける。もう少しで頂上だ。あの付近にいけば、彼女の求める薬草が手に入るはずだ。
足を踏みしめる。
かさり。音を感じて辺りを見回した。風で木の葉が舞っていた。
俺は全身の力を抜いて息を吐き出した。
「ふ~」
隣で、エリザさんが俺と同じように深呼吸をして微笑む。
「レオンくん、緊張しすぎだよ」
首をがっくり落として、彼女が言った。俺に呆れたのか、それとも肩の力を抜けという意味なのか。彼女は首と肩を垂らして、ブラブラ動かす。
「ほら、一緒に」
言われるままに彼女と同じ動作をする。
体がほぐれた頃、ふっと額に触れるものがあった。
純白のハンカチが頬に当てられた。
「じっとしてなさい」
ぽんぽんぽん、と頬から額、首筋へとハンカチが移動する。ハンカチが触れる度に安らぎを感じた。彼女のハンカチを汚しているという申し訳なさも霧散して消えてしまうほどに、身を委ねきってしまった。
やっぱり、俺は彼女が好きだ。
緊張で強張っていた体が、彼女に触れられただけで、どこかへ行ってしまった。心地よい心臓の高鳴りと、安らぎを与えてくれるのは彼女だけだ。
「おしまい」
ハンカチをポケットにしまい、彼女は身を躍らせて登頂した。
彼女は機嫌よく鼻を鳴らしながら、薬草を摘んでバスケットに入れる。作業を手伝おうと、座って草をむしる。
「あ、それじゃないんだよ」
バスケットに入れようとして止められた。俺が摘んだ草は、目当てのものではないらしい。
「いいよ。休んでてくれて。警戒しすぎて疲れたでしょ」
「これくらい何ともないよ。いつもは師匠ともっと暴れまわってるし」
「そうなんだ」
嘘だ。彼女の前では、すぐに見栄を張ってしまう。彼女の中で作りげられた俺と、実際の俺がどんどん乖離していく。
いつか虚像と実像のバランスが崩れ、崩壊してしまう。その時、彼女はどんな顔をするのだろうか。
軽蔑、されるのか?
「ちょっと、見回ってくるよ」
暗くなりそうな思考を遮って立ち上がった。今は彼女を守るという、大事な仕事中だ。
辺りを一通り見渡す。敵が潜んでいる可能性があるとすると、やはりすぐそこの森だろうか。
丘の下り坂は足を速める。軽く駆け下り、目を凝らして暗がりを確認した。
彼女から離れすぎるのも良くない。敵の気配がないと判断し、踵を返す。
俺は見落としていた。
丘に、ゴブリンの姿があった。
彼女と正反対の下り坂、小さな体のゴブリンなら、這いつくばれば身を隠せる。
息を、飲んだ。
ゴブリンが鋭い爪を光らせ、飛び上がった。
彼女に届いてしまう!
俺は腕を振り上げた。爪が空気を掻いた。足がもつれて転がりそうになり、地面に爪を突き立てて体勢を立て直す。結界石を袋ごと彼女に投げつけた。
勢い余って、地面に顔面を打ち付けた。口の中に土が混じる。歯の間がきしんだ。
石を持たせておくべきだったんだ。こんな初歩的なミスをするなんて。
草ごと土を握りしめた。
彼女の足元に転がった複数の結界石が発光して彼女を覆う。幾層にも重なった防御障壁がゴブリンの爪を弾き返した。
口の中の土を吐き出し、足を地面に蹴りつける。息ができない。体が酸素を欲する。
それでも。
息をするな。走れ。
ゴブリンの爪が結界を叩く。悲鳴が上がった。彼女は体を強張らせ、耳を塞いで頭を抱えている。
全部俺のせいだ。彼女をこんなにも怯えさせてしまった。
息なんてしなくていい。丘を駆け上り、ゴブリンの腹に突進する。
衝撃にゴブリンがくぐもった声を発した。
この手を離すな。死んでも離すな。結界石はやがて効果が切れる。こいつを自由にしたら、誰が彼女を守る?
もつれあって、丘を転がり落ちる。視界が回る。緩みそうになる腕に力を込める。絶対に、離さねえぞ。
丘の下で馬乗りになる。ゴブリンが腕を振るう。
爪がかすった。赤い滴が散った。頬から血が流れる。痛みはなかった。感情が昂っているためか。肩を掴んで、頭を振り下ろした。
額を鼻面に叩きこむ。痛みと驚きにゴブリンの表情が歪んだ。
師匠ならきっと剣を一振りして倒すんだろう。今の俺に、そんな技術はない。剣を抜くことすら出来ない。カッコよく魔法石を使うことすらできない。
もっと俺が強ければ、彼女にいいところを見せられのだろう。
俺が築き上げてきた、彼女の中の虚像が崩れていく。それでも、俺は、カッコ悪くても、呆れられても、軽蔑されても、この瞬間は結果を追い求める。
彼女を守り切るという結果だけだ。
「ぎゃっ!」
ゴブリンが悲鳴を上げる。俺は、額を顔面にぶつける。
何度も、何度も。額が痛い、息苦しい。
それでも、彼女の笑顔を守り切れるなら。
俺は、死ぬまでこの頭を振り下ろす。
果たして、それは何度目だったのか。額を叩きつけようとすると、肩を掴まれた。
俺は腕を払いのけた。
「もういい」
「へ?」
見下ろす髭面には覚えがあった。
「し、ししょー」
驚きのあまり、素っ頓狂な声を出してしまった。
「お前の勝ちだ」
師匠の宣言で我に返る。俺の足元にいたゴブリンの肉体が崩れ出していた。
黒い霧が浮き上がり、空気に溶け込んでいく。
「師匠、どうしてこんなところに?」
「ん、んん」
師匠は気まずそうに頬を掻く。後ろでは、エリザさんが深く頭を下げていた。
「ごめんなさい」
「レオン、彼女は悪くないぞ。俺が強引に頼み込んだんだ」
どうやら、このクエストは師匠がエリザさんに頼んで、仕組んだものらしい。師匠は俺がどんな形であっても、一人でゴブリンを倒せることができたら、自信をつけられると考えたようだ。
エリザさんの護衛となれば、がむしゃらになって勝てるはず、それだけの実力は持っているはずだというのが師匠の狙いだった。
誤算は、俺の戦い方が、頭突きの繰り返しという、あまりにも危険な行為だったということだ。
「私、こんなことになるなんて思ってなくて」
彼女は顔を両手で覆って泣いていた。
「エリザさんのせいじゃない」
みんな俺のためを思ってしてくれたことだ。責めるつもりなんてなかった。俺がこんな不格好な戦い方しかできないのが悪いんだ。
ただ、それでも。
心の中で、一つ芽生えたものがある。背負ってきた重荷が少しだけ軽くなった感覚だ。
俺がゴブリンを倒した。カッコよくなくても、いやむしろカッコ悪い勝ち方だけど。
確かに、大切な人に傷を負わせることなく、ゴブリンに勝ったんだ。俺は掴み取った何かをなくさないように、強く拳を握りしめた。
「討伐数ゼロが、一になったんだ」
待ち望んでいた、「イチ」という特別な数字。ここから俺はようやく冒険者としても一歩を踏み出せそうな気がする。
「エリザさんには、カッコ悪いところ見せちゃったけど……」
苦笑して、膨らんだ額を押さえた。痛すぎる。
我ながら恥ずかしい戦いだった。森なんて、見当違いの方向にばかり気を取られ、彼女を危険にさらした。ゴブリンを見て、慌てふためいて、ずっこけて、エリザさんの周りに、ありったけの結界石をぶちまけて、ゴブリンと抱き合って転げ落ちて、頭突きで薄氷の勝利だ。
剣で華麗に倒すところを見せたかったなあ……
俺は冒険者としても、底辺の中の底辺。情けない男ってことがバレてしまった。
「ごめん。俺、冒険者なんて言っておきながら、敵を倒したことなんてなかったんだ」
今さら隠したって仕方がない。こうなったら、真実を告げた方がすっきりする。
エリザさんは顔を覆ったまま、首を振る。
「そんなことない」
見上げた彼女の顔は、美しかった。太陽の光なんて、飲み込んでしまうくらい輝いていた。
瞼にあふれる涙を拭こうともせずに彼女は微笑んだ。
「私を守ってくれてる姿、凄く、誰よりも、カッコよかった」
手が、伸びた。彼女の袖が、俺の頬に触れた。
「あ」
汚れる。俺の顔は泥まみれだ。
「じっとしてなさい」
再び、彼女は言う。俺は逆らわない。
「レオンくんは、世界一の冒険者だ」
俺の頬を拭く彼女の袖は濡れているような気がした。彼女が俺のために流してくれた、涙だ。
冒険者として名を馳せたい。
俺の夢はきっと、この時に叶ったんだ。たった一人が、一番大切な人が、俺を認めてくれた、この時に。
「師匠、ありがとうございます」
俺は師匠の仕掛けに心の底から感謝した。
「違うだろ、レオン」
熊のような髭面でにんまりと師匠は笑う。
「俺はもう師匠じゃない。お前と対等な冒険者、ガルドだ」
ガルド・ブレイカー。彼は俺が最も尊敬している冒険者だ。
「はい。ガルドさん」
「ようこそ、冒険者の世界へ」
差し出された手を握りしめる。
ガルドさんは汗かきだった。握った手はしっとりしていた。
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「そうか、とうとう、お前にも子供ができたか。昔はゴブリン一匹倒せずに泣きべそかいてたくせに」
ガルドさんの言葉に、仲間たちから笑いが起こる。
「昔の話はやめてくださいよ、ガルドさん」
恥ずかしさを紛らわせるために、ジョッキを傾けてビールを流し込む。
俺はまだまだ冒険者としては半人前だ。それでも何とかエリザと、お腹の子を守っていける程度の自信はついた。あの日の一歩は、俺の人生の中で最も大きな一歩となった。
あの頃の俺の夢は、冒険者としてのし上がることだった。今は違う。エリザが認めてくれたことで、俺の夢は叶えられた。
これから先の俺の夢は……
テーブルの上に置いた短冊を眺める。今年は千年に一度の彗星が夜空を駆ける。
ここ、ギルド「リュミエール」では、短冊に願いを書いておくと、当日は火にくべて、彗星に届けてくれるらしい。
俺の願い事は決まっている。
家族の幸せ。
これが、これからの俺の、いや俺とエリザと生まれてくる子供の夢だ。
お読みいただき、ありがとうございました。
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