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9話

誤字脱字等指摘していただけるとありがたいです。

まだ初心者のため、温かい目で見ていただけるとありがたいです!!

よろしくお願いします!!!


冒険者ギルド内医務室にて



ソフィネシアside

◆◇◆◇◆◇


「うっっ」

ここは?医務室??…は!!!

勝負は?どうなったの?リースに突撃したのは覚えてるんだけど


その時医療師から声がかかる。


「目を覚ましたか。大丈夫ですか?」

医療師から優しく声がかかる。


「はい。なんとか。あのすいません。私はなぜここにいるんですか?あとどのくらい寝てました?」

地下で戦ってたのは覚えてるんだけど


「30分程度ですよ。ここにいる理由はリース様がここにあなただけを転移させたのですよ。全く怪我人を一人で転移させるなんてあり得ないです。あとで文句言わないと……」


「それと怪我の状態はそこまで酷くはなかったので回復魔法で治りましたが魔力を使いすぎてますね。魔力不足を起こしてるのでこちらをお飲みください。」


医療師から魔力ポーションを手渡される。


「ありがとうございます。うっ!にが!」


「ポーションは苦いですよね。でも使いすぎるとポーションでも回復できなくなりますから慣れないことをおすすめします。魔力は自然回復が一番ですからね。今回の魔力不足の原因は連戦ですね。あなたベヒモスを倒した後ちゃんと休んでいないでしょう。私は現場にはいないのでどのような魔法を使用したのかはわかりませんがね。ただ注意してくださいね。このような無茶な使い方をしているといつか魔法が使えなくなりますよ」


医療師から優しくも厳しく注意を受ける。


「はい…。次からは気をつけます。」


「よろしい。お茶でも飲みましょうかね。リース様はまだ当分来ないでしょうし。」

なんで?話し合いでもあるのかな?


「あなたの父上のジルベール様が先程ギルドにこられていましたよ。リース様の場所を聞いていたので話すことがあるんじゃないんですかね?」


お茶を飲みながら医療師が話す。


そうかパパと話か………ん??


 あ!!!!!!

「あ!!!!!!」


「どうしました?」

医療師が尋ねる。


「い、いやなんでもないです。」

やばいパパとリースが戦うかもしれない…

どうしよう!!一週間リースに会えないの?無理!無理無理無理!


ベヒモスの時も2日だけでも死ぬほど寂しかったのに!!


まぁパパにリースが負ける訳ないし。でも会えないのは寂しいかな…


その時医療室のドアが開く。


「入るよー」

ドアからリースが現れた。


「リース!!!」

リース!!?なんでここにいるの?パパと戦うんじゃないの?今日やらない感じ?それとも?


その時ソフィネシアの頭にチョップが落ちた。

「落ち着け。まずは怪我は大丈夫か?」


「うん。医療師さんが治してくれた。そこまで酷くなかったって言ってたよ。魔力不足はあったから魔力ポーションもらって飲んだ。」


「そうか。そりゃよかったよ。うちのギルドの医療師は優秀だからな。」


「優秀にもなりますよ。リース様たちがいると周りの被害がでかいですからね。全く。

怪我人は一人で転移させないでください。私たちも慌てますし。

怪我も深刻な状態ではなかったですか普通に骨折ややけどがあちこちにありましたからね。それなのにあなたっていう人はいつもそうです。

魔法でコーティングされてましたし応急処置はしてくださってたようなのでこれ以上は言いませんが注意してくださいよ。」


「わかったよ。すまなかったな。」


私そんなにひどい状態だったの?でもさっき体確認したら怪我の痕もなかったし。


「怪我の痕がないのは医療師さんたちが努力した結果ってこと?」

私はリースに尋ねる。


「そうだね。俺たちのせいと言えばせいかもしれないし。まぁ気にしない方がいい気がする。でも何事もなくてよかったよ。」


リースは私の頭を撫でながら呟く。


「えへへへ♪そういえばリース!!私結局リースに一撃を入れられたの?」

一番重要なところをリースに尋ねた。


「あぁソフィの最後の頭突きは俺を吹き飛ばしたよ。しっかり腹部に入ったしね。あざができたよ。」


そういうとリースは腹部を見せると小さ痣がができてる。


「やった!!!!!!これで私はリースと!あ…でもパパと一週間戦うの?今から?」


「ん?あぁそれならさっき終わらしてきたぞ。俺の異空間内で。」


「え?でも一週間戦い続けないといけないんだよ?お姉ちゃんの旦那さんは一週間死ぬ気で耐えてたよ?」

「ソフィのお姉さんの旦那さんはジルベールより強くないからね。死ぬ気にもなるさ。俺はジルベールをぶっ飛ばしてきただけだよ。」


そうだったんだ。私のために早く終わらしてくれたんだ。


そう思うとソフィネシアは顔まで赤くなり布団に目以外を隠す。


「どうしたんだよ。顔隠して。」


「な、なんでもないよ!!気にしないで!じゃあパパの許可はもらったの?」


「あぁもらったよ。これで俺とソフィは結婚できる。」


「ほんとに?私の結婚してくれるの?不器用だけど?ほんとうにいいの?」


ソフィネシアは少し不安にながらもリースに尋ねる。ソフィネシアも不安だったのだ。

自分がリースとは釣り合っていないんじゃないかと。

自分以外のいい人がいれば彼を奪われてしまうのではないかと。

そのためソフィネシアは死ぬ気で実力をつけSSランクまで上り詰めた。


「馬鹿だね。ソフィがいいに決まってるじゃないか。俺にはお前しかいないよ。その不器用なところとか全てが大好きなんだよ。」


「ソフィ。俺のお嫁さんになってくれませんか?」


そういうとリースはアイテムボックスから箱を取り出した。


「開けてみていい?」

そこにはソフィネシアの瞳と同じ青色の宝石の乗った指輪がそこにはあった。


「それはブルーダイヤモンド。ソフィの瞳と同じ色だよ。

ソフィ。さっきの返事をきかせてもらっ…」


リースがそう言い切る前にソフィはベットからリースに抱きついていた。


「うん!私はリースのお嫁さんになる!!」

ソフィは泣きながらリースを抱きしめていた。

それをリースは愛おしそうに抱き返し頭を撫でた。


最後まで読んでいただきありがとうございます!!!


感想、評価よろしくお願いします!!書いていただけると励みになりますのでよろしくお願いします!


ジルベールより強いというのは力もそうですがどれほど愛せるかつまり心の強さを見ているんですね。お姉さんの旦那さんはただの一般人に毛が生えた程度ですね。ジルベールもそれなりに手加減はしてます。じゃないと一瞬で旦那さんは塵になります。リースには一切の手加減は無かったですね。


もしキャラ紹介があればいいなと感想があれば追加しようと思います。ではまた明日

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