8話
誤字脱字等指摘していただけるとありがたいです。
まだ初心者のため、温かい目で見ていただけるとありがたいです!!
よろしくお願いします!!!
地下闘技場にて
「さぁリースどうする?ここでやるのは流石に厳しいだろう。結界がもたないだろうしな
地下闘技場の結界は頑丈だが本気のSSSランク同士の攻撃の衝撃には耐えられず崩壊する可能性がある。
「俺の家の近くの森でやろう。いつも一週間バトルをやる際はそこでやっている」
ジルベールはそう提案する。
「いや、俺の空間魔法内でやろう。あそこなら被害が少ない。」
「そうか。では今から行くか?娘と戦って疲れてるんじゃないのか?」
「ハンデだよ」
リースは笑みを溢しながら呟く
「ふん。まぁいいだろう」
「じゃあ行くぞ」
そう言ってリースは魔法を使用した
『時空間魔法 神の遊戯場』
一瞬にして景色が変わり一面白の空間に転移した
「着いたぞ。」
今回は外の時間で10分で1日だ。つまり一週間は外では70分だ。まぁジルベールに伝えなくてもいいか。
「では始めようか!」
ジルベールは笑顔で叫ぶ
「遠慮なく行くよ」
殺す気でくるんだったら俺も本気出さなきゃね。
とりあえず刀はもう出しておこう。
「こい。菊」
そう言ってリースの手に日本刀が召喚された。
「いきなり本気ということか。では俺も本気を出そう!」
その瞬間ジンから凄まじい闘気が漏れる。
「こい!!」
ジルベールは叫ぶ。
来いって言ってるからいくか。あいつぶっ飛ばして迎えにいかなきゃね。
リースは一瞬にしてジルベールの目の前に行き
「いっぺん死ねや」
刀を躊躇なくジルベールに振り抜いた。
その瞬間甲高い音が鳴り金属がぶつかる音が鳴る。
「その籠手硬くね?普段は切り飛ばせるはずなんだけどね」
リースは笑みをこぼす
「お前の刀と同じく神器だからな。飛ばせるはずないだろう。」
まぁだろうね。一旦離れるか。
「そうはさせん!次は俺からいかせてもらう!
砕けろ!」
リースに向かってジンは腕を振り抜いた。
「自分で喰らいな」
そう言ってリースは魔法を使用した
『空間魔法 空間反射』
ジルベールの打撃の衝撃はリースによって跳ね返されジルベールに向かった。
「舐めるな!」
ジルベールはその衝撃を殴り消し飛ばした。
「そりゃ効かないか」
まぁたかだかコンマ何秒程度だ。これで吹き飛ばされたりダメージを負ったらSSSランク冒険者失格だね。
「まだまだ時間ある。さぁ存分にやりあうぞ!」
はぁだから戦闘狂は嫌いなんだよ。いっつも頭の中戦うことしかないんだから。もうちょっと考えて欲しいよね。他のことを
他人を棚にあげるリースであった。
まぁいいか、本気でやろう。
「じゃあ行くぞ」
これなら少しは効いてくれると思うんだけどね。
『地獄魔法 雷獄 花水木』
ジルベールに向かって数多のカミナリが降り注ぐ。
この魔法は1時間近く降り注ぐ。さぁどうする?
「こんなものじゃ俺は倒せないぞ!!」
まじかあいつ雷喰らいながらこっちに向かってきやがった。
「リース!喰らえ!風神魔法 天風」
ソフィーのテンペストと同じかそれ以上の威力だな。まぁ切り裂くか
『天竺牡丹』
-
リースは刀でその風を切り裂く。
「親子揃って似たような技使ってくるね」
まぁ知らないけどね!!
ぶっ飛ばすことには変わりないし久々に本気が出せる!この空間は死んでも空間外に弾き出さられるだけだから殺しても問題ないしね!
その後
二人は殴り合い、リースが斬りつけたと思えば籠手でガードしそれを一秒間に何十合も行っていた。その合間にはジルベールの風神魔法、リースの地獄魔法、時空間魔法で追撃。リースがジルベールの背後などに転移を行い、それを全てジンは対処していた。常人ならば死ぬ攻撃も二人にとってはかすり傷すら負わない。
今何日目だ?とりあえずジルベールを思いっきり吹き飛ばしたからとりあえず回復しよう。
『地獄魔法 天獄 水仙菖蒲』
あいつしぶといな。はぁめんどくさいねぇ
魔力感知でこっちに高速で向かってきてるから後1分もすればこっちに戻ってくるでしょう。
もういいか。殺そう。一応一週間頑張ろうと思ったけどいいや。
「リーーーーーーース!!!」
きたきた。
「さぁ続きをやろう!行くぞ!」
ジルベールは魔力を貯めて放った。
ジルベールもソフィーと同じく風魔法を進化させていた。
『風神魔法 奥義 風雷迅神矛』
この空間が軋むほどの威力。これ全部当たれば大陸一つ消し飛ぶな。
だが関係ない。全てを無に返すだけだ
「さぁしまいにしようか」
「何を言ってるんだ!まだまだ終わ……」
『地獄魔法 煉獄 黒薔薇』
リースが魔法を唱えた瞬間リース以外の全てが黒く染まった。その後黒が消えるとジルベールの姿はどこにもなく、消え去っていたのであった。
ふぅぅ。まぁこれで俺の勝ちだな。もう少し早くこれやっても良かったか?でも早すぎるといけないしね。一応SSSランク冒険者最強の意地もあるしソフィーは譲りたくないしね。
じゃあ戻るか。
◇◆◇◆◇◆
冒険者地下闘技場にて
「ふたりともどこに行ったんですかね?でもこれから一週間戦い続けるのきついですよね」
カイトはガルシアに向かってそう言った。
「二人とも戦闘狂だからのう。案外一週間程度なんてあっという間じゃ。それにすぐ戻ってくる可能性だってあるからのう。」
「今大体30分位ですか、これで戻ってきたらすごいですよね。」
カイトがそう言った瞬間目の前にジルベールが倒れて現れた。
「え?どゆこと?てゆうか大丈夫ですか!!?」
カイトはジルベールに駆け寄る
「うっ、ここは?どこだ?リースはどこに行った?」
ジルベールは起き上がりながらそう呟く。
「ここは地下闘技場じゃよ。お主どうしたんじゃ?」
「俺が倒しただけさ」
そう言って3人の前にリースが現れる。
「「「リース(さん)」」」
「ジルベール。この勝負俺の勝ちな。俺が倒したらおまえの負けだろ?」
「そうだが………」
「そろそろ認めたらどうじゃ?大の男としてカッコ悪いぞ?」
「あ、あぁ、リースお前をソフィー結婚するのを許そう。」
ジンはそうリースに伝えた
「ありがとさん」
さぁジルベールから許可貰ったしソフィーを迎えに行ってきますかね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!!
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