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5話

誤字脱字等指摘していただけるとありがたいです。

まだ初心者のため、温かい目で見ていただけるとありがたいです!!

よろしくお願いします!!!

海斗サイド


◆◇◆◇


「そういえばリースさん。鑑定ってどうやったらつかえるんです?」


いやー神様に鑑定だけは自分で知りたいですって言うんじゃなかった……まじでわからん。鑑定!って叫ぶのかな?それはまじでダサいぞ!!


「は?」

やばい!!何言ってんだこいつみたいな顔してる。


「神様に聞かなかったのか?」


「いやアニメとかでよく見てたんでできるかなーって……あははは」


「アニメってなに?はぁ…鑑定は目に魔力を集めてみたい相手を見て心の中で念じればできるぞ」


「なるほど!わかりました!」

これでリースさんの力を見れるな!

え〜っと心の中で念じればいいんだな


『『鑑定』』




「え?何も見れない?」

なんでだ?魔法は正しく発動してると思うんだけど。


「俺にやっても無駄だぞ。レジストしてるから。」

え!!???


「鑑定魔法は上級ランクの冒険者にはほぼ必須と言っていいほど大事だからね。それと同時にレジストも覚えておくんだ。」


何それ?初耳なんですけど


「それに鑑定魔法は誰でも使える魔法だから覚えている人は多い。もし誰かと戦う場合にも鑑定で見られたら対策が取られるしレジストは必須だね。」


まじかよ


「あと鑑定魔法のデメリットは格上の相手のレジスト出来ないよ。それと俺もそうなんだけど、ごく僅か魔法に長けている人たちは鑑定されたことに気づくから無闇矢鱈に鑑定はやめた方がいい。」


なるほど。色々制約とかあるんだな。


「レジストのやり方は自分自身に魔力で鎧を着る感じにするといいよ」


「わかりました。」


まず魔力を集めて鎧を着る感じで……

体の周りに魔力の膜?みたいなやつで守られてる感じがする。

「こんな感じですか?」


「そうだ。さすが転移者だな。すぐに覚える。」


すごいだろう!!!褒めてもいいんだぞ!


「まぁ俺には意味ないけどね」


ですよね〜絶対俺より格上だしでも転移者特典とかでもしかしたら見れないかも!!


「リースさん俺に鑑定やってみてくださいよ。もしかしたら見れないかもしれないですよ?」


俺はニヤニヤしながら言った。


「なんだ気持ち悪い。」


なんか言われたけど気にしない!気にしない!


「じゃあ鑑定するぞ」

え?なんにも感じないぞ。


「なるほどね」

えーーーー!!まじかよ…


「どうでした。」


俺も自分自身に鑑定したことないからどんなステータスなのか気になるんだよね


「紙に書いてやるよ」

そう言ってリースは紙に海斗のステータスを書く。

「これだ。」

おお!俺はどんなもんなんだ!?



名前 伊坂 海斗


年齢 20


Lv 15


職業 冒険者 


スキル

全属性魔法 時魔法 身体強化

アイテムボックス 鑑定 隠蔽 

槍術 剣術 経験値増加


称号

転移者 全属性魔法士 時魔法士 

英雄の素質 格上に挑む者 神槍を使いし者


「まぁまぁじゃないか?」

そうなのか?あ!!時魔法が!これバレたらやばいやつ?どうする?


「あの?リースさん。時魔法って他の人に知られたらやばいですか?」


「あ?あー時魔法ね。珍しいちゃ珍しいし使える魔法士はごく僅かだからバレると若干めんどいかもね。でも、使いこなせなければただのゴミだから鍛えときな。」


そうか。時魔法鍛えとこうかな。でも鍛え方ってどんな感じなのかな?


カイトが悩んでいるその時



ドーーーーーンン!!!!


なんだ!何かが倒れる音がしたぞ!


「オークが近くにいるね。」

まじかよ。そろそろ気を引き締めないと。


「じゃあ行こうか。」


「はい!」

さぁオーク狩りじゃー!!



は?


何あれ?


「やっぱりか、オーク集落作ってたか〜オークは大体150体くらいかな?まぁいいかカイトくんの実力を測れるしね♪」


えー!!!!何それまじで?

だからか!!あの時二人でニヤニヤしてたのか!

嵌められた!くそ!


「どうするんですか!!俺今まで魔物とか倒したことないですよ!オークってDランクじゃないんですか?」


「オークはDランクだよ単体だけならね。もし集落等を作ってもしオークの中の変異者であるオークキングいたらAランクになるけどね。」


「オークキングで大きいですか?」


「ん?普通のオークより一回り以上大きいぞ」


「青っぽいですか?」


「普通のオークは緑だからオークキングは青だな」


「じゃああれはなんですか?」


「オークキングだな」


え?え?え?何さも当たり前の感じで言ってんのこの人!!


「オークキングだなじゃないですよ!!!どうするんですか!!俺勝てないですよ!!死にますよ!まだここにきて1日しか経ってないのに??やだーー!!!」


俺はリース(この際呼び捨てだコンチキショ!)

の首元を掴む。


「まぉなんとかなる!死にそうになったら助けるから頑張れや!!」


俺はそう言ってリースに蹴り飛ばされた。


「頑張れー!ここのオーク狩れば多分全滅だからファイトー!!」


何がファイトだ!くそが!!いいよやってやるよ!!

俺伊坂海斗の一世一代の本気見せてやるよ!!


「こい!!神槍(しんそう)グングニル!!俺に力を貸せ!」

全力でやらないと終わる!

「かかってこい!!」

「「「「「」ブモォーーーー!!!!!」」」」


「お、突っ込んだきたな面白くなってきた♪」

なんかリースが後ろで笑ってるけど気にしたら負けだ!今は目の前に集中しないと!


とりあえず魔物でも心臓を貫けば死ぬだろう!

でも俺魔物でも殺せるか?


でも殺さないと殺される!!覚悟決めろよ俺!!


「行くぞ!!」


その掛け声共カイトは姿が消えオーク10体はミンチになった。 


「お、やるじゃん。」

リースは笑顔で呟く。


殺しても特に違和感や吐く感じはない。神様がここもサービスしてくれたのか?

まぁいいこれならどんどん倒せるぞ!


「どんどんかかってこい!おれが全員倒してやる!!」


海斗は槍を振るい続けたが今まで魔物を倒すということをやったことが無いため、自分が思ったより体力を使うことを気づき始めていた。


「くそ!全然キリがないぞ!」


どうする?だいぶきついぞ。呼吸も続かないし血を被り続けるのがこんなに辛いのか!


ついに膝をつくカイト。その前に立ち塞がる大きな怪物。オークキングだ。


「ドウシタコンナモノカ、我ラニ楯突イタモノはコロス!!」


くそ!!!どうする!


「ちきしょ!!!ヤケだ!俺の最強の魔法を喰らいやがれ!!」


「貫け!!!雷神葬(らいじんそう)!!!」


ドゴーーーーーンン!!!!!


天から白い雷が降り注いだ。


土煙が立ち

「これで倒しただろう!!」


「ソノ程度カ!」

オークキングはダメージを受けておらずそのまま持っていた斧でカイトを吹き飛ばす。


「グハッッッ!!!」

意識が朦朧としながらカイトは立とうとしていた。


「お疲れい。あとは俺がやるわ。ご苦労さん」


その時カイトの横にリースが現れる。


リースがそう言った瞬間カイトの傷、魔力、体力が全て回復した。


「え???どうゆうこと?」


「まぁ死なれても困るし回復しといたよ。感謝してね」


よし!回復したしこれならさっきは全開で打てなかったけど次は本気の雷神葬であのオークキングを殺す!もし無理でもリースさんと協力すれば勝てる!


カイトは自分の魔法の力を過信していた。

リースはそれを見破りカイトの目を見ながら話す


「無理だよ。お前の雷神葬ではあいつを倒せないよ。さっきも見ただろ。あの技はお前の魔力ではまだフルパワーで打てない。よくて3割だ。もっと修行するんだな。」


「ならどうすればいいんだ!」

カイトはリースにキレながら尋ねる


「だから俺がやるってば。お前はそこで見てな。」


リースは笑いながら歩き出した。


「雑魚ガ何体モ集マッテモ意味ガナイゾ」


リースが歩き出した瞬間、リースに高速で近寄りオークキングは斧をリースに振るった。


「フン!この程度で図二乗ルナ!人間!!」


オークキングはリースを殺したと思いそう呟いた。


その瞬間斧と振るった右腕が消失した。


「図に乗るなよ、殺すぞ?ゴミが」

リースがそう呟いた。


「見せてやるよ。魔法をというものを」


その瞬間リースの周囲に莫大な魔力が集まる。


は!????何この魔力量!おれの何倍?いや何十倍の魔力だよ!まじかよ!


カイトが慌てふためいているその時リースは囁くように詠唱した。


   「地獄魔法 炎獄 狐百合(グラリオサ)


そう言い放った瞬間、閃光が走った。


カイトが目を開けるとそこには一面炎の世界が広がっていた。


「燃やし尽くせ」


リースが放った言葉でそこにあったオークの集落やオーク、オークキング全てがチリとなりそこにはただの荒野が広がった。

生い茂る森の中に生まれた荒野そこにはただ二人の男達が立っているだけであった。



最後まで読んでいただきありがとうございます!!!


感想、評価よろしくお願いします!!書いていただけると励みになりますのでよろしくお願いします!


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