20話
誤字脱字等指摘していただけるとありがたいです。
まだ初心者のため、温かい目で見ていただけるとありがたいです!!
今回で間話が終わると思います。
20話 間話
海斗side
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街馬車は1時間ほど休みまだ街に向けて馬車道を走らせて行った。
この馬車はラムジュペインからある街を目指してるらしい。リクウさん曰く
「自分達は行かないけどこの馬車の目的地は機械街 カラクリ。昔ある男が村に名前をつけたんだ。その村はなにもなかったんだけど名前を付けて10年で急成長してね。今ではこの国の主要都市と並ぶくらい大きくなったんだよね。」
町の名前聞いた時絶対日本人じゃん!!って思った。だって機械とカラクリって聞く人が聞けばそうじゃん!
その町は色々な機械が作られていてドワーフとか色々な種族があるらしい!ドワーフってやっぱり物作りが好きなんだなって思った。
カラクリは街全体が色々な仕掛けとか面白いものがあったりするらしい。行ってみたいけど今回はラムジュペインとカラクリの間の高原で降りちゃうから寄れない。結構残念だわ。絶対いつか行こ!って思った。
馬車道には10キロ毎に休憩が取れるスペースがあり夜はそこで馬とお客さんは休むことが多い。
二人が乗る馬車も夜はそのスペースで休むことになった。
護衛任務を付いている冒険者は交代交代で夜営を行い夜を過ごす。
お客たちは皆それぞれ馬車の中で休んだり、外に持参のテントを張り休んでいた。
カイトとリクウはリクウが持ってきた簡易的なテントの中で休もうとしていた。その時ある男がリクウたちに声をかけてきた。
「リクウさん。今大丈夫ですか?」
ん?誰だろう。俺は知らない人だな。師匠と知り合いなのかな。
その男は日中盗賊と戦っていた冒険者であった。
「どうしたんだい?なにかあったかい?」
リクウは冒険者に尋ねる。
「いや。なにもないですよ。ただ俺の仲間が日中のお礼をしたいって言うんで少し時間があればと思って」
「あぁ。じゃあそっちに向かうよ。ほらカイト。行くよ」
え?どこに行くんだ?
カイトはリクウに連れられ二人と冒険者の男は冒険者たちが野営しているところに向かった。
そこにはその男の冒険者パーティたちがテントの前まで焚き火をしていた。
「おい。おまえら連れてきたぞ!」
そう男が言うとパーティメンバーはリクウたちの元に向かっていった。
「リクウさん!日中ありがとうございました!!俺!全然わかんなかったっすけどやっぱSSSランクはヤベェわ!って思いました!」
そう金髪の男の子がリクウに伝える。
「リクウさん。ありがとうございます。助けて頂いて。本当に助かりました。怪我人も出ず良かったです」
そう茶髪の女性がリクウに伝える。
「いいよ〜べつに。あの盗賊たち小物だったしね」
師匠にお礼言ってる。でも他の二人は恐縮しているのか緊張しているのかわからないがおどおどしてるな。なんでだろう?
そうカイトが悩んでいると冒険者のリーダーであるリクウたちを連れてきた男がカイトの肩をたたく。
「なんで二人は話さないんだろう?って思ってるな?」
「え??あ、はい。なんでだろうって。二人は話してるのにと思いました。」
「そりゃそう思うよな。俺を含め話しかけた2人は元々ラムジュペイン出身の冒険者だからな。元々リクウさんに会ったことがあるんだ。残った男女二人は違う街でスカウトしたから会ったことがないから恐縮しちまってるんだろう。でも二人ともなかなか優秀だぞ?」
そう俺に伝えてきた男の人は4人を信頼している目をしていた。なんか憧れるな。
「てゆうか。お前は何者だ?リクウさんと一緒にいるから付き人か?」
「あっ!違います!あ、自己紹介しますね。俺は伊坂海斗って言います。伊坂が苗字で海斗が名前です。一応弟子にしてもらってます。」
「なに!!!!ずるいな!俺もリクウさんに教わりてぇわ!!」
そういってカイトの肩を何回か叩く。
めっちゃくちゃいてぇ!!馬鹿力だろ!これ!
カイトは叩かれた所を撫でながら
「…いや、自分も成り行きでして…」
「そうなのか?ああそういえば俺の名前伝えてなかったな。俺はメンデスって言うんだ。一応Bランク冒険者だ。よろしくな!」
「よろしくお願いします。」
この人めちゃくちゃ力強いけど優しそうだな。
「ああ!あとお前転移者だろ。名乗る時苗字とかの説明したしな。」
「え?」
え?やば!バレちゃった!大丈夫かな?なんか迫害される?やば?え?
カイトが急に慌て始めるのを見てメンデスは笑いながら
「なに慌ててんだ。ただの転移者だろ。慌てる必要はないぞ。俺の師匠だって転生者だからな。」
「え!!そうなんですか!ラムジュペインに俺と同じ人が…」
俺以外の転移者、転生者初めて会うな。リースさんの話だと結構いるらしいけど…まぁ俺まだきて数日だしそりゃ会わないか。
「ああ。師匠の名前はダイって言うんだ。今はSランク冒険者をやってる。」
Sランク冒険者!!リースさんとか師匠たちしか知らないから強さは分からないけど絶対強いな。
「Sランク冒険者ってすごいですね!」
「まぁな。俺が誇っても意味ねぇーけど(笑)でもダイさんはつえぇーぞ。俺たちが束になっても傷ひとつ負わせれねぇーし。一歩も動かせなかったからな。あの人は」
この人たち5人掛りで動かないってやばない?だってなかなかな爆発起こしてたぞ?昼間。やっぱSランクも化け物だろ!
「それは強いですね。でもメンデスさんたちも強いですよね?Bランクってベテラン冒険者ですもんね。」
「まぁな。でももっと上に上がるつもりだ。こいつらとなら上がれそうだからな。俺たちの目標は全員でAランク以上になることだ。今は全員Bランクだけどいつかはな。」
メンデスさんはやっぱり仲間を信頼してるって言うか一緒に駆け上がる人がいると心強いだろうな。俺も仲間作ろうかな。
「やっぱり仲間がいるといいですね」
「そりゃな。仲間が居なきゃ越えれなかった山はいくつもあるからな」
えーいいなーー俺も仲間欲しいー。
「仲間はいいぞ!あっはっはっは!」
「えー。なんか知らない合間に向こう盛り上がってるんだけど。戻りづらいな」
リクウはそう思いながら他の冒険者4人と話す。
リクウはコミュ力が高いおかげか話せなかった二人も徐々にだがリクウと話せるようになり戦い方のコツなど色々聞いていた。
カイトたちはリクウや他の冒険者そっちのけで二人で盛り上がるのであった。
夜が明けると冒険者と馬車は再び馬車道をひた走る。
朝方出発し昼ごろに高原に到着した。魔物が出る為、カイトとリクウが馬車を降りてすぐ馬車は出発して行った。
その際冒険者や乗っていたお客たちはリクウに手を振っていた。流石人気者である。
「人気者ですね。師匠」
カイトはリクウを揶揄う。
「まぁ。いつものことだよ。」
そう言ってリクウとカイトはワイバーンが出る高原の先を目指して歩いて行った。
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二人は1時間ほど高原を歩いていた。
「師匠〜いつワイバーン出るんですか?」
結構歩いた気がするんだよな。ワイバーン早く出ないかな。でも出ても一人で勝てるかな?俺そこまで自惚れて無いしな。オークで身にしみたわ。無理なもんは無理!
そうカイトが思っているとリクウが止まった。
「僕の魔法感知に引っかかったね。多分ワイバーンだ」
「つっ!!」
遂にか!!やば!緊張する!!どうしよ!!
「でもとりあえず後10キロはあるから少し余裕かな。多分スピード的に20分くらいかかると思うよ。ゆっくり飛んでるっぽいし」
え?感知範囲どんなもんだよ!!普通100メートルとか長くて1キロくらいじゃないの?
「師匠の感知半ってどのくらいなんですか?」
「そうだね。本気を出せば100キロ以上感知できるけど疲れるから普通は10キロ前後に抑えてるね。」
「やっぱりSSSランクって桁違いですね。」
「人によって得意不得意あるからね。得意な人だと僕よりもっと先を感知できる人もいるしSSSランクでも感知魔法を使えない人もいるからね。ひとそれぞれだよ。」
そんなもんなのか。とりあえず感知魔法練習しとこ。
「とりあえずワイバーンの弱点を教えとくよ」
そうだ!ワイバーンだ!弱点か…どこなんだろう。大体羽とか首の下とかなのかな。
「ワイバーンの弱点は空を飛ぶことを優先した結果、陸上では歩くことは不得意になっちゃったんだよ。だからまずは羽をもぎ取るか打ち抜いて羽を無くす。ワイバーンは竜種ではないけどワイバーンと竜種は羽に飛ぶための魔法器官をもってるんだ。だから羽をもぎ取ればただの地に落ちた動物たよ。そこまで行ければあとは簡単だね」
なるほど。やっぱり羽が弱点なんだな。でもどうやって羽を奪うかだな。魔法は効かないものだと思ったほうがいいかな。オークキングに効かなかったんだ。絶対オークキングよりワイバーンのほう強い!アニメだとそうだもん!!
「ピンチになったら僕が助けるしたとえ腕がもげたり体に穴が開いても回復させるから頑張ってね」
そうリクウは笑顔で海斗に伝える。そしてリクウはアイテムボックスから椅子を取り出し椅子に座り横になった。
うわ===余裕そー-ワイバーン来るのに特に魔法で守ってる様子ない師匠どんだけだよ。
そう思っているうちに海斗は近くから大きな雄たけびが聞こえる。
「来たね。頑張って」
「ギャ!!!ス!!!!!!」
怪獣の鳴き声なような音が聞こえ高原の先からワイバーンが現れる。
「あれ?ワイバーンなんか怒ってません?」
「そりゃね。だってここあのワイバーンの領域だからね。自分の領域に人間という邪魔なものがて魔力を感じ取れるから敵だって判断したんじゃない?」
「えー--!!聞いてないですよ!!」
「だって聞かれてないし。後、油断しない。ほらブレス来るよ」
そういった瞬間ワイバーンの口からブレスが放たれ海斗たちのところに着弾し爆発する。
「ひゃー--!!」
カイトは転がりながら叫ぶ。リクウは一切避けず直撃したが無傷である。また椅子も無事。化物である。
「やっべ!!!本気出さなきゃ死ぬ!!!!こい!!神槍グングニル!俺に力を貸せ!」
カイトの体にグングニルは複数効果を持つ神器である。その効果の一つである全身鎧と背中の光輪が発動する。グングニルの効果は背中の光輪が消えるまでは海斗の身体能力を格段に上昇させまたグングニルを投擲してもすぐに手に戻るようになっている。だがグングニルの本気は海斗ではまだ出せない。そのことは海斗自身もわかっている。その為、修行をしている。
グングニルのおかげでとりあえず戦えそうだ。
そういってるとまたワイバーンが口からブレスを吐く。それを海斗はグングニルを高速回転させ無効化する。
光輪のもう一つの効果は飛翔魔法の自動付与。そのため海斗は空を飛ぶことができる。だがまだ少ししか飛ぶことができないため、海斗は一瞬にしてワイバーンの上に行きカイト自身の必殺技を発動した。
「貫け!!!雷神葬!」
天から白い雷が降り注ぎワイバーンの姿が見えなくなった。
土煙が立ちこめる。カイトは地面に着地し油断なく土煙の先を見つめる。
この前はオークキングはこの技は効かず反撃をされたから油断はしない!!
そう思っていると海斗の横にリクウが現れ
「じゃあ帰るよ。とりあえずワイバーンの素材だけ取るけどね」
「え?どうゆうことですか?まだワイバーンは無効に…」
「ああ、」
そういってリクウは土煙に向け手を払った。手の先から突風が起き土煙が吹き飛ぶ。そこには感電死したワイバーンが倒れていた。
「え?どゆこと?オークキングより強いんじゃないの?」
「ん?そんなことないよ。キングの名がつく魔物は例外を除いてAランク最上位。ワイバーンなんて彼らからすればただのエサでしかないよ。だって多分だけど人語喋ってたでしょ。それはそれだけ知能が高い証拠。ワイバーンなんて低知能の魔物。だから竜種には認められてないんだよ。」
「え?まじですか?」
「うん」
「えー-------!!!!期待して損した!!!!」
えー---ケガしても直すから頑張ってって言ってたからもっと強敵だと思ったのに!!!ワイバーン!!!!かませ犬じゃん!!
そう海斗は高原の上で叫ぶのであった。
その後ワイバーンの素材を回収し海斗とリクウは帰路に着くのであった。ラムジュペインへと…
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ワイバーンをどう倒すかでめちゃくちゃ悩みました。海斗くん強くさせなきゃ行けないけど…
次話は本編に戻ります。




