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1-6 二人の御使い

そこは、白い世界。

いや、黒い世界とも言える。


無色とも、極採色とも。


知覚も、意識も不明確なセカイ。

周囲にはいくつもの輝く球体が浮かび、果てしなく広い空間とも、異様なほど狭い部屋とも言える場所であった。


“イシュバーン” の世界でも。

こちらの世界(・・・・・)でも。


この空間は、同じように見えた。





「5年ぶりだね、アロン君。」


白くぼんやりと仄かな光を放つアロンの正面。

いつその姿を現したのか。


長い白い髪は足の踝まで伸び、白いスーツに白い肌、涼しい目元の背の高い女性。


こちらの世界の御使い(・・・・・・・・・・)だ。


『お久しぶりです、女神様。』


「あらやだ、まだそう呼んでくれるの? 嬉しいわ。」


細長い指先を唇に当てて薄く笑う御使い、――女神。


彼女は、イシュバーンの御使いと同等の存在だと言う。


だが、転生者――、越者たちが彼女を何故か “女神様” と呼ぶそうなので、アロンもそれに倣って呼んだところ、嬉しそうな反応を示した。


本当は、超越者と同じような呼び名を紡ぐなど嫌で仕方ない。

しかし、女神と呼ばれて満更でもない様子だ。

何か気に障ることをして、転生を取りやめになってしまうと、今までの苦労が水の泡だ。


『くれぐれも、よろしく。』


念押しされるように、イシュバーンの御使いから言われた。

だからこそ、アロンは耐える。


当然、そんなアロンの気持ちは察している女神。

だが、何も言わない。


だから、“まだそう呼んでくれるの?” と尋ねたのだ。



「さて、約束通り5年以内に戻ってきたね。偉いわ、アロン君。」


『勿体なきお言葉です。』


しかし、この女神。

イシュバーンの御使いのように、他人を試すような物言いが無く、話しやすい。

そういう意味では、この女神の方が心証が良い。



「これから、貴方には “イシュバーン” への “転生” を施すわね。」


何も無いところに座り、足を組む女神。

異様に長い髪が、まるで椅子のようだ。


「他の子たちと同じ条件になるけど、それは許してね。貴方だけを特別扱いには出来ない。……むしろ、イシュバーンを知る貴方が、その身のまま “転移” したこと自体、すでに特別扱いなのだから。」


長い、白い髪を左人差し指で巻き上げながら伝える。


『はい。存じております。』


跪き、頭を下げるアロン。


そう、特別扱いだ。

イシュバーンの世界と情勢を知りながら、ファントム・イシュバーンで得た力のうち、何を持ってイシュバーンに戻れるか知っている時点で相当なアドバンテージがある。


何が必要で、何が要らないか。

イシュバーンを知らぬまま、ファントム・イシュバーンから訪れる転生者と、埋め尽くしようの無い大きな差が、それである。


頭を下げたままのアロンをじっと見つめながら、女神は柔らかな笑みを浮かべ、本題に入るのであった。



「よろしい。異世界イシュバーンへの転生特典は、3つ。」



女神は、髪を巻いていた指を外して、人差し指を突き出す。


「一つ。君がファントム・イシュバーンで得たスキルを、そのまま持って転生できる。ただし、ここに来る前のアバターで使えたスキルに限定。イシュバーンで他職に転職したとしても、使えるスキルはそのまま。もっとも、他職の特性は活かされるので、転職自体が無駄ではないけどね。」


頷くアロン。

その様子に口元を緩めて、ホッとしたように女神は続ける。


――本来は、この時点で矢継ぎ早に質問攻めだからだ。



「二つ目。言語理解。こっちと向こうとじゃ、全然言語が違うからね……って。」


そこまで言って、先ほどと打って変わって呆ける女神。

笑みを浮かべるのは口元だけで、常に目元は笑っていない。


しかしアロンは見逃さなかった。

今、何事にも動じない様子の女神が、何かに動じているのだ。


『どう、されました?』

「……しまった。」


困ったように顔を歪め、爪を噛む仕草をする女神だった。

ジトッ、とアロンを見る。


思わず背筋を強張らせてしまう。

だが、すぐさま女神はアロンから目線を外して、呟く。


「アモスめ。……これを予想していたな?」

『はい??』


全く意味不明のアロン。

どうして女神の機嫌が突然悪くなったのか、皆目見当がつかない。


しばし、目を閉じて何かブツブツ呟く女神。

そして、目を開いてアロンに笑顔を向ける。


「二つ目だけど、君は元々イシュバーンの子。なので、言語理解は不要よね。」


あ、と声を漏らすアロン。


『そうですね。』

「そこで、代わりに君には別の特典(スキル)を付けよう。“鑑定眼” はどうかな?」


二つ目の特典の埋め合わせ。

その言葉で、ピンと閃くアロン。


『敗者報酬、それか“薬師” 上位職の “高薬師” が生成できる『鑑定薬』が常時使えるというような、スキルでしょうか?』

「察し良いわね。それよ。」


だが、アロンは首を横に振る。


『せっかくのご厚意ですが、私は覚醒職 “狂薬師” のスキル “愚者の石” が扱えます。申し訳ありませんが、不要です。』


その言葉にガクッと頭を下げる女神であった。


アロンが所有する72個のスキルの一つ。

「薬師」の覚醒職 “狂薬師” 専用スキル3つのうち、承継したのが “愚者の石” というクリエイトスキルだ。


使用すると、一定時間、狙った対象の基本ステータスが見える、ダンジョン等の探索で階層地図が全て表示されるなど効果が発動される。

反面、敵から受けるダメージが2倍になるというバッドステータスが付与されるなど、使い所が難しい能力でもある。


「そ、そう……。じゃあ、自分の傷だけじゃなく周囲の指定した人やモノを回復させる “ハイエリアヒール” を特別に使えるようにしてあげる、とかは?」


『申し訳ありません。それは「僧侶」の覚醒職 “聖者” の専用スキルですよね。……取得しております。』


首を横に振るアロン。

はぁ~~、と溜息を漏らす、女神であった。


「困ったわぁ。私らの “盟約” で特典は3つ、必ず与えるという決まりがあるの。」


ならば、とアロンは提案する。


『“倉庫” を持って行ってもよろしいでしょうか?』


それは、【ファントム・イシュバーン】で散々お世話になったマイルームの倉庫だ。

中には、アロンの5年間の集大成とも言うべき膨大なアイテムが詰まっている。


だが。


「ごめん、それは許可出来ない。こっちの世界で得たアイテム……倉庫やバッグに入っているアイテムはイシュバーンに持ち込むことが出来ないの。」


わざとらしく溜息を漏らして拒否する女神であった。


その女神を眺めながら、頷くアロン。

もとより、イシュバーンの御使いからも聞かされていた “制限” の一つであった。


ファントム・イシュバーンの世界には、“神話級” を代表として、本来イシュバーンには存在してはならない危険な武具が多く溢れていた。

これらは、イシュバーンの理を乱すようなチートアイテムだ。


このため、転生時に全てのアイテムや武具の持ち込みを “倉庫とバッグの使用禁止” という手段で防いでいるというのだ。


だからと言って “全てのアイテムの持ち込み禁止” というのは、やり過ぎでは? と思うアロンであった。


しかし、何故か女神の口元が歪む。

笑いを堪えるように(・・・・・・・・・)



「……君は “次元倉庫” を持っている。転生後、中身は空っぽでも “倉庫” 自体は使えるわ。連続使用回数は3回まで、回数回復も2時間で1回。これはファントム・イシュバーンの制限と同じね。」


『わかりました。』


“予想通り”

使用回数の制限はあるものの、無限にアイテムや武具を収納できる “倉庫” を持ち歩ける。

通常の生活をしていたとしても、このスキルだけで一財産築けるほどではないか、とアロンは考えるのであった。


そんなアロンの様子を無視するかのように、女の御使いはいまだ、うーん、と悩む。


「それにしても困ったわね。何かないかな?」


アロンも、しばし考え込む。

その時、一つ考えが浮かんだ。


ダメ元を承知の上、提案する。


『書物スキルの一つ、“ディメンジョン・ムーブ” を与えてはいただけませんか?』


50種ある “能力の書” で得られるスキルの一つ。

短距離であれば、一瞬で移動できるというスキルだ。


敵の背後を取り、窮地から一瞬で離脱できるという超レア級スキル。

制限は、連続使用5回までで、1時間に1回分の回復だ。


すでに上限の3つ、書物スキルを所持するアロン。

本来なら不可能なはずだが……。


「よろしい。それを二つ目の特典としよう。」


意外や承諾された。


ただ、アロンも最初からダメだろう、とは考えていなかった。

そもそも女神は習得していないスキルを付けてくれてあげる、という提案をしてきたのだから。


他にも強力なスキル、それこそ剣士系以外の他職で、それぞれ1つずつしか継承できないスキルの中から悩みに悩み抜いて、選ばなかったものが多い。


その中で、とも考えたが……。


場所や状況に左右されることが少なく、そして汎用性の高い書物スキルの “ディメンジョン・ムーブ” を選択した。

しかも、ファントム・イシュバーンで入手しようとしても最高レア度の“虹色” のため、所持者数は極端に少ない。


いずれにせよ、アロンの行動の幅がぐんと広がる。




「さて、最後の3つ目の特典ね。」


女の御使いは足を組み替えて、アロンを見つめる。


「【ファントム・イシュバーン】でお馴染み、システム上での運用スキルが適用されるわ。メリットとして挙げられるのは二つ。一つが、“ステータス” をいつでもどこでも表示できること。自分自身の力を客観的に見て取れるのは、向こうの世界で役立つと思うわ。」


妖艶な笑みを浮かべるが、アロンの胸中は複雑だ。



“その所為で、奴等はゲームだと言う”



超越者がイシュバーンで好き勝手に暴れる原因の一つが、恐らくこのステータス表示だ。

現実のイシュバーンは『剣と魔法の世界』ではあるが、ゲームのような数字表記や使用できる能力、装備している武具などを表示させることなど、あり得ない。


ゲームの世界の仮想空間表示の一つであるステータスが見えるというのは、元々イシュバーンで生まれ育ったアロンにとっても異質な事だ。


しかし、ファントム・イシュバーンから異世界イシュバーンへ移り渡った転生者こと、超越者たちは、このステータスを一つの指針としている。

自らの強さ、そしてスキル次第で相手のステータスを暴けるのだ。


そして、もう一つ。


「二つ目は、異世界イシュバーンでは絶対的な力になるかもね。【デスワープ】が使えるのよ!」


両腕を広げる女の御使い。

恐らく、この言葉で【ファントム・イシュバーン】からの転生者は驚愕し、そして狂喜するのだろう。


【デスワープ】

転生者、--超越者の “不死” の理由だ。


ファントム・イシュバーンで、探索や冒険などで死んだ場合、画面が展開して、マイルームへ強制送還となる。


その時の状態は、全快だ。

状態異常で死んだとしても、ケロっと復活している。


唯一のデスペナルティらしいものは、死ぬ前に使用したり失ったアイテムは喪失、また、探索や冒険で得たアイテムも消耗品以外は喪失してしまう。

つまり、貴重なアイテムや武具を入手しても、無事に戻ることが出来なければ失ってしまうことだ。


“ステータス表示” と“デスワープ”


この二つが、異世界イシュバーンをゲームの世界と誤認(・・)させる原因だと、アロンは判断した。



アロンの様子を眺め、一つ頷いて女の御使いは続ける。


「で、逆に特典ではなく制限的なことを伝えるね。転生すると、スキルは使えてもステータスはレベル1からやり直し。だって、赤ちゃんから再スタートだからね! さすがに、ファントム・イシュバーンで鍛えたレベルやステータスをそのまま持って、あっちの世界へ転生! なんて都合の良いことは許容できないから、許してね。」


“ステータスは最初からやり直し”

“だけど、所持するスキルはそのまま持ちこめる”


そして。


「あと、向こうのイシュバーンは “適正職業” が12歳の時に鑑定される、つまり “神サマから与えられる宿命” って、とーーっても有り難く扱われているの。だけど、この職業も転生前のファントム・イシュバーンで最後の職業が適用されるから、向こうではチヤホヤされると思うよー。」


クスクス笑いながら告げる御使い。

その言葉、その態度。

アロンは顔を伏せながらも、眉間に皺が寄る。


“適正職業” は、神聖なものだ。


だが、5年間ものファントム・イシュバーンでの生活で理解したことの一つに、適正職業は、ただの “職業” として扱われていたということだ。


そして、超越者と言われる所以。

“適正職業” と呼ばれる8種は、単なる基本職としてか扱われていなかった。

その上の、“上位職”、さらに “覚醒職” が当然に溢れていた世界であった。


最低でも、上位職。

そして一部に存在する覚醒職。


基本職は、有難味も何も無かった。


虚しかった。

悔しかった。


これを、アロンは砂を食む思いで耐えた。

そうして果てしないプレイ時間の果て、アロンは覚醒職の上、“極醒職” へと辿り着き、さらに7,000万人のプレイヤー誰しもが辿り着かない境地、理論上限界のスキル数保持者となったのだ。



「アロン君は……世界唯一の “剣神ディバインソード” かぁ。私はこっちの代行者だから分からないから興味本位で聞くんだけど、向こうの世界、イシュバーンではどういう扱いになるのかな?」


女の御使いの言葉に、アロンは伏せた顔を上げる。

しばし言い淀みながら、口を開いた。


『皇帝陛下の許へ、召し抱えられるでしょう。』


アロンの身の回りで、上位職や覚醒職に該当する適正職業所持者は存在しなかった。

だが、将来性のある、有望な人材は帝国の上層部に召し抱えられるという噂は聞いたことがある。


基本職でさえ、そういうレベルなのだ。


“極醒職” のグランドマスターにまで辿り着いたアロンが、仮に12歳の儀式でその事実が公になれば、帝国どころか、もしかすると敵対する “聖国” や “覇国” が黙っていない可能性がある。


見える未来は、愛する家族や愛するファナとの別離。

その先にあるのは、恐らく、レントール達の襲撃。


仮に帝国で強大な権力を握り、超越者たちの “選別” と “殲滅” を繰り広げたところで、村が襲撃されたら結果は変わらない。

むしろ、そのような目立つ行動を起こすことでアロンの周りが不幸になる未来もある。


元に転生したとしても、目立つことなく、力を溜めて、牙を研ぎ澄まさねばならない。


アロンの目的は、“守る” ことと “殺す” ことだ。

それを、御使いの言う “選択” と “選別” に繋げる。


「それは良い人生になりそうだね! 勝ち組が約束されたなんて、今度の人生は楽しく謳歌してねー。」


アロンの気など知ってか知らぬか。

もしかすると、必ず伝える言葉(テンプレート)なのだろうか。



もちろん、その対策(・・・・)は万全だ。



立ち上がる、アロン。


『ありがとうございます。女神様。』


笑みを浮かべて、礼を告げる。

そんなアロンの様子に、ふふふ、と厭らしく笑う。




「白々しい。心にも無いことを。」





「アロン君は、無事にママの許へ行ったのかな?」



女の御使いが、振り向きもせず紡ぐ。


「ええ。貴女が “特別扱い” しなかったおかげで、僕の方も問題なく彼を母親の許へ送り出すことが出来ました。」


そこに居たのは、イシュバーンの御使い。


「特別扱い、ねぇ。」


長い髪をクルクルと指で巻き上げながら、後ろを振り向く。

その表情は、狂ったような笑み。


狡智神アモシュラッテ(・・・・・・・・・・)。彼はいいわねぇ。聡くて。」


イシュバーンの御使い、――アモシュラッテは口元を半月のように歪め、邪気を孕む笑みを浮かべて答える。


「それに、憎悪も失わずにですか? 梯世神(ていせいしん)エンジェドラス。」


女の御使い、――エンジェドラスは巻いた髪を戻して、背を向ける。


「そう。普通、あのゲームの世界に嵌まり込んだら抜け出せなくなると思うんだけどね。あの馬鹿神(・・・)のように。」


両腕で、白く輝く長い髪をかき上げると、背に大きな翼が生える。

それは、白い、蝙蝠のような翼であった。


「しかし彼は帰ってきた。失った未来を取り戻すために。それがどれほどの事か、どういう意味を持つことなのか、分かっているのかしらね? 彼も、――貴方も。」


まるで釘を刺すように伝えるエンジェドラス。

その後ろ姿を眺めながら、くくく、と嗤うアモシュラッテ。


「もちろん。肝に銘じておきますよ、エンジェ。」


「あとルールはルールだから(・・・・・・・・・・)。アロン君は、何だかんだでこの5年の間に抜け道(・・・)を編み出しちゃったからね。そっちは私の管轄外だからスルーしたけど、責任は全部貴方が取るのよ? アモス。」


ボワッ、と黒い霧に包まれるアモシュラッテ。

首だけを横に向けるエンジェドラス。


「帰るの?」


「ええ。あちらの様子も気になるので。無事に巻き戻せたとは思いますが、何せいい加減なお方(・・・・・・・)ですから。」


「せいぜい、アロン君を見守ってあげることね。」


ククク、と再度嗤うアモシュラッテ。


「そういう貴女も彼がお気に入りでしょう? たまには遊びに来てくださいね。」


「ええ。他の子は興味がないけど、彼の様子を見るのは楽しいかも。」


手を顎に当てて考える様子のエンジェドラスに、皮肉を伝える。


「ちなみに貴女、イシュバーンでは “善神” と呼ばれていますよ? 女神様♪」


はぁ、とワザとらしい溜息。


「早く訂正しておいてね。アモス。」


「貴女がここで超越者どもに、“女神様” など呼ばせなければ良いだけですよ? 怒っていましたよ、あのお方(・・・・)。」


エンジェドラスは苦々しい表情を浮かべて振り向く。

その様子が可笑しく、クスクス嗤うアモシュラッテ。


「相変わらず良い性格ね。あの方(・・・)のお気に入りでなければ、今すぐその首をはねたものを。」


「おお、怖い怖い。だけど僕は、決してあの方の庇護下にいるわけじゃ無いですよ? あとの二人(・・・・・)の顔も立てる必要がありますからね。」


チッ、と舌打ちするエンジェドラス。


「本当、殺したくなるくらい良い性格ね。」


「お褒めに預かり光栄です、善神(・・)エンジェドラス。」


「早く帰れ、アモス。本当に殺したくなる前に。」



----



“ゲーム” という言葉に籠められた、皮肉。

アロンがその意味に気付くのは、当分先の事であった。

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