宝石 『001、彼と彼女と個室の話』より
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+宝石
『珍しいもの』、『高価なもの』。
資産価値にもなるし古くからは権力の象徴にもなっている。
珍しいから高価であるし、まぁ、貨幣価値に関係なくともおおよそ美しい。
まずは、青年・小鳥谷貞治のこの時点での視点で知ってることから。
現代までの技術とのかかわりで言うと大きく三つの分類ができるか、と。
つまり、『宝石を人工的に作る方法のために発達した技術』、『宝石を加工するために発達した技術』、そして、『宝石をマテリアルとして使用する技術』です。
どれも調べれば深い話ですが、今回は三つ目。
宝石を素材として使うことについて。
有名どころではルビー→レーザー技術、石英→実験器具、ダイアモンド→工具類。
原始的なところでは、打製石器の材料としてのオブディシアン(黒曜石)。
面白い例として腕時計はどうでしょう。
圧電効果(逆圧電効果)として、圧力をかけると電荷が生じ、電圧をかけると形を変える水晶を使用して計時するクオーツ時計。
時計にはめ込むガラスは摩擦とか傷に強いサファイアガラス。
機械式時計でも、細かな駆動部には、へたりにくい、削れにくいという点で優位なルビー製を使ったりするので宝石利用技術が詰め込まれているとも言えるのです。
物語開始時点での小鳥谷君の知識としては、このあたり。
アクセサリーに使う綺麗で高い石というのと、工学的な観点でも色々使われているよね、という程度の知識になります。
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